第6回 乗鞍天空マラソン
(2011/06/18〜19) B
【駆け上がるランナー】
トップの選手が通過し、続々と選手が訪れるようになります。こちらは4位の平澤 賢一選手。
9時の大雪渓付近の気温は10℃。この時期・時間帯の平均的な気温で、じーっとしていると寒さを覚える気温ですが、動いていれば程よい状況ですから、ランナーにとっては走りやすいコンディションだと思います。
走り抜けるランナーも余裕のある笑顔を見せてくださる選手も多く、大粒の汗をほとばしらせながら走る方は、あまり多くない状況でした。
そして、時間の経過とともに折返しの選手も多くなり、行き交う選手同士がハイタッチする場面も...こちらの選手は女子トップの佐野 亜弓選手。リザルトは2時間27分45秒でした。
女子二位 − 湊 由美子選手 | 女子三位 − 杉浦 美由紀選手 |
そして、女子二位は湊 由美子選手で、リザルトは2時間28分51秒。女子三位は杉浦 美由紀選手で、リザルトは2時間29分25秒でした。
全身でパフォーマンス! | 過酷なレースにどれだけ耐えられるか... |
力走し続ける選手もいれば、カメラの前で目一杯のパフォーマンスを披露してくれる選手もいて、過酷なレースにどれだけ耐えられるか自分との勝負に挑むスタイルには、人それぞれの表現方法があります。
【大雪渓目指して!】
出走者1600名ほど | 走ってもよし...歩いてもよし... |
乗鞍天空マラソンも回を重ねるごとにランナーが増え続け、出走者1600名ほどの方が、ひたすら登り続ける様子は圧巻。マラソンというと、「走って当然...」ですが、これだけ過酷なレースですから、「歩いて当然...」という感じもあり、歩いていることに恥ずかしさなどというものは、一切ありません。
脇腹を押さえながら... | 笑顔を振りまきながら... |
脇腹を押さえながら必死で走るランナー、笑顔を振りまきながら走るランナー。さまざまな表情が、この乗鞍天空マラソンにはあるのです。
そして、大雪渓を折り返して下山途中に、登ってきたお知り合いの方を見つけたこちらの選手。二人で記念撮影...
その後、再び一緒に登り始めちゃいましたよ〜。タイムなんか関係ありません。厳しいコースも一緒に走ってくれる人がいると、足取りも軽くなるものです。
そして、選手の足取りを軽くしてくれるのは、やはり、この光景。ハイマツ帯の緑と残雪の白が織り成す唐草模様は、人々を圧巻するものです。日常では体験することのできない風景でしょう。
大雪渓の折り返し地点近くに達すると、残雪が間近に迫るようになり、雪の壁に手を触れて見たくなったりするわけです。
「楽しくみんなで走ろう(歩こう)! そして、この想い出をいっぱいカメラに収めよう!」 ペットボトルは持ってこなくても、カメラを持参された選手は、本当にたくさんいらっしゃいました。
仮装して走る方も、音楽プレーヤーを聞きながら走る方。大会出場だから何か変わったパフォーマンスで望む方から、日常のランニングの延長といった雰囲気の方まで様々です。
そして、大雪渓が目の前に広がると、後は下山を残すばかりの折り返し地点です。(→ Next)
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