ノリクラ 雪渓カレンダー
 
Vol.1(2013/05/11) D

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(Update:2013/05/16)

 

【かもしかゲレンデからツアーコースへ】

かもしかゲレンデ

山頂・大雪渓・位ヶ原エリアからツアーコースを下山滑走する時、ツアーコースやかもしかゲレンデの積雪量が気になる時期に入ってきます。

 

昨年のかもしかゲレンデ
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2012/05/12〜15) A
今週のかもしかゲレンデ

 かもしかゲレンデ下部は、ご覧のようにまだまだ十分な積雪量があり、滑走可能です。

 

こちらはかもしかゲレンデを横切る県道乗鞍岳線(エコーライン)。

 

昨年の切り通し箇所
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2012/05/12〜15) A
今週の切り通し箇所

 切り通し部分の雪の壁は高さ2.7メートル。先週と変わりありません。なお、昨年は2メートルでした。

 

昨年のヘアピンカーブ(35号カーブ)
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2012/05/12〜15) A
今週のヘアピンカーブ(35号カーブ)

車道を登って行き、こちらのヘアピンカーブを過ぎるとかもしかゲレンデ上部の入口です。ヘアピンカーブ部分は昨年よりも積雪量の多い様子が見られますが、先週よりもかなり雪解けが進んでいます。

 

上部ゲレンデへ−高さ1.4メートル、昨年よりもかなり多い

上部ゲレンデに向かう箇所の積雪は1.4メートルほど。昨年はわずか20センチでした。ここからさらにかもしかゲレンデを登って、ツアーコース入口を目指します。

 

【ツアーコース入口】

かもしかゲレンデ上部 かもしかペアリフト終点付近

左の画像はかもしかゲレンデ上部の初心者コース。一部雪解けが見られますが、滑走には問題ありません。また、右の画像は、かもしかペアリフトの山頂駅(終点)付近の様子。やや広範囲にわたって雪解けが見られますが、例年よりも雪解けが少ない状況です。

 

ツアーコース入口

こちらは標高2000メートルのツアーコース入口。

 

ノリクラガイドマップ 冬〜春スキー版(別ウインドウ)

この先、ツアーコースの各所についてお伝えいたしますが、ツアーコースの全容が把握できていないと理解できないと思いますので、山麓のスキー場と上部の位ヶ原、大雪渓、山頂方面などの位置的関係をノリクラガイドマップで確認して下さい。

また、さらに上部の山頂方面については、ノリクラガイドマップ 春〜夏スキー 大雪渓・山頂版 をご利用下さい。

 

少しずつ雪解け箇所が見られる

かもしかゲレンデ上部と同様に、こちらも少しずつ雪解け箇所が見られるようになって来ました。

 

昨年のツアーコース入口急斜面
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2012/05/12〜15) A
先週のツアーコース入口急斜面
速報201305/03
今週のツアーコース入口急斜面

こちらは入口急斜面の全景です。左上の昨年同時期の画像です。昨年はこの週になって急激に切り株が目立つようになってきました。しかし、下段の今週の画像では切り株は数個程度しか確認できず、昨年よりも積雪量の多い状態が続いています。

 

昨年のツアーコース入口急斜面
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2012/05/12〜15) A
今週のツアーコース入口急斜面
昨年より30センチほど積雪量が多い

 こちらは入口急斜面の中間付近の切り株。昨年と比べて積雪量が30センチほど多いことがわかります。

 

昨年のツアーコース入口急斜面
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2012/05/12〜15) A
今週のツアーコース入口急斜面
ブッシュが少ない

 入口急斜面の上端付近にあるこちらのブッシュでは、昨年とはかなり違いが見られます。

 

入口急斜面の下山滑走は5月中旬まで
雪のない入口急斜面は背丈以上のブッシュで立入不可能

ツアーコース入口の上端部分の雪解けが進むと、下山滑走はもちろんできませんが、スキー・ボードをはずして歩いて降りることも困難なほど、ブッシュが生い茂ってしまいます。
なお、この付近の積雪が消滅し始めるのはゴールデンウィーク頃からで、滑走不能になるのは5月中旬頃です。WebSiteでは、ツアーコースの積雪情報を5月末までお届けする予定ですので、ツアーコースを滑走して下山される方は、常にWebSiteで積雪状況をチェックをしていただくようお願いいたします。 Next


■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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