ノリクラ 雪渓カレンダー
 
Vol.18(2013/09/07〜08) B

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(Update:2013/09/12)

  

【雪渓下部 U】

昨年の大雪渓入口−長さ1メートル×横幅1.2メートル
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2012/09/08〜09) C
先週の雪渓下部−長さ55メートル×横幅50メートル(推定)
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2013/08/30〜31) B
今週の雪渓下部−長さ38メートル×横幅38メートル
過去最大

雪渓下部の大きさは長さ38メートル×横幅38メートル。昨年より2週間遅い雪解けで、過去最高の大きさとなっています。

 

滑走はかろうじて可能 − でもスキーヤーの姿はありません

滑走距離が50メートルを切ると、滑られないことはないものの、満足度が得られない状態となるため、滑走下部を滑るスキーヤーの姿はありません。2週間前まで存在したモーグルラインも雪解けですでにありません。

 

昨年同時期より2週間早い上端部分
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.16(2012/08/24〜25) B
先週の上端部分
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2013/08/30〜31) B
今週の上端部分
昨年より2週間遅い雪解け

こちらは上端部分を比較した所ですが、先週より高さで1メートル近く雪解けが進み、昨年より2週間遅い雪解け状態が続いていることがわかります。そのため、雪渓下部はあと1〜2週間程度は積雪が残ることが予測されます。

 

【雪渓下部 V】

石碑の岩

モーグルコースの岩から南へ約100mほどのところに、大雪渓で二番目に姿をあらわす岩があります。周辺の雪解けは完全に終り、変化の乏しい状況となってきました。

 

チングルマ 綿毛状態、先週とほとんど変わらない

こちらは毎年定点でお伝えしている石碑の岩にあるチングルマ。綿毛の状態は先週とほとんど変わらない状態です。これだけ長く綿毛状態が続くシーズンは過去にはありません。

 

雪渓上部下端

石碑の岩の東側にあるスキーヤー専用道を進むと、雪渓上部の下端に達します。

 

昨年同時期より4週間早い雪渓上部下端
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2012/08/11〜12) C
先週の雪渓上部下端
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2013/08/30〜31) C
今週の雪渓上部下端
昨年より1ヶ月も遅い雪解け

左上の画像は昨年同時期より4週間早い時期の様子、右上は先週の様子です。下端の位置は先週より10メートルほど上昇していて、右上の画像とほぼ同じですから、昨年よりも1ヶ月ほど遅い雪解け状態を示しています。

昨年と1ヶ月も積雪状態が異なることは過去にも例がありません。

 

昨年同時期より4週間早い雪渓上部下端
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2012/08/11〜12) C
今週の雪渓上部下端
昨年より1ヶ月以上も遅い雪解け

こちらも同じく昨年同時期より4週間早い時期と比較したものですが、それよりも今週のほうが積雪量が多く、昨年より1ヶ月以上遅い雪解けを示しています。

 

【雪渓中段】

雪渓中段全景

雪渓下部の北端のモーグルコースの岩と南端の石碑の岩の間を上がったエリアで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。

 

昨年の雪渓中段全景 − 長さ15メートル×横幅8メートル
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2012/09/08〜09) C
先週の雪渓中段全景 − 長さ40メートル×横幅25メートル
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2013/08/30〜31) C
今週の雪渓中段全景 − 長さ20メートル×横幅15メートル
ほぼ昨年並みに縮小

雪渓中段はこの1週間でかなり雪解けが進んでいます。大きさは長さ20メートル×横10メートルで、これまで昨年より積雪量の多い状態が続いていましたが、ほぼ昨年並みとなってしまいました。

 

昨年の雪渓中段
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2012/09/08〜09) C
今週の雪渓中段全景

 近くで確認したが画像で見ても、ほぼ昨年並みであることがわかります。

 

次週末には完全になくなると予測

昨年の推移から考えると、次週末には完全になくなってしまうことと考えられます。 Next

 

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