ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.13(2014/08/02〜03) E

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(Update:2014/08/07)

 

【8月3日(日)の様子、ヒルクライマーは今期一番の人出】

朝一番からまずまずの人出(左:始発便2台、右:8時便4台)

取材二日目の8月3日(日)、天候はご覧の通りの曇り空ですが、朝一番からまずまずの人出で、始発便は2台が運行され、最も混雑する8時便・9時便はそれぞれ4台運行されました。また、夜明け前から早朝にかけては晴れていて、ご来光バスは4台も運行されました。ご来光バスに乗車した方の話では、雲の上からの日の出となったものの、かなり良かったとおっしゃっていました。

 

観光センター前駐車場は8時前に満車

6時の時点ですでに130台の駐車台数となっていた観光センター前駐車場は、8時前に満車となりました。

 

隣の未舗装の駐車場へ

そのため、道路を挟んだ反対側の未舗装の駐車場へと誘導されました。観光センター周辺では、こちらの未舗装の駐車場のほか、上高地乗鞍スーパー林道B線入口付近にも駐車場があり、観光センター前駐車場が満車となっても、その周辺も満車となることは少なく、お盆や体育の日の三連休などの超繁忙期を除けば、すずらん橋駐車場など、別のエリアの駐車場を利用しなければならないほどの混雑は、めったにないと考えられます。

 

観光センター売店 − おにぎりを買い求める

観光センター売店のおにぎりも、2コ3コとまとめて買い求める様子が見られます。

 

タクシーもフル稼働

早朝は出足の鈍かったタクシーも、日中になるとほぼフル稼働でした。

 

ヒルクライマーも続々と出発

昨日とは異なって、全く蒸し暑さを感じさせない状況で、ヒルクライマーの方も若干遅めの出発のようでした。しかし、朝からセミがジリジリと鳴きだすような暑い日は、朝一番からスタートしたほうが良いでしょう。

 

一緒に走るのも楽しい

ご覧のようにグループになって走るのも結構楽しいもの...一人で走るよりも気分がまぎれて、いつも以上にペダルが楽に感じるはずです。

 

午前中だけで201台 − 今期一番の賑わい

今日もたくさんのヒルクライマーがお越しになって、県道乗鞍岳線は「自転車天国」さながらの様子。午前中だけで201台もの自転車が通行し、今期一番の賑わいとなりました。

 

バス・タクシーなども走行するため、法令順守を

「自転車天国」と言えども、シャトルバスなどの往来もありますので、左側通行などのルールは遵守しなければなりません。

 

この先劇坂(荒田沢橋〜冷泉小屋)

県道乗鞍岳線の観光センターから県境までの平均勾配は約6%ですが、観光センターから7km先の三本滝までは比較的緩斜面で、三本滝からが本格的なヒルクライムゾーンとなります。観光センターから11km先の荒田沢橋から約1km程度の区間、冷泉小屋までが最も厳しいところです。

 

劇坂をダンシングでヒョイヒョイっと...

この区間は激坂が連続し、ダンシングで勢いをつけて登り切りたいところですが、トレーニングを積んでいないと、次のヘアピンカーブが来る前に足が終わってしまいます...しかし、今日はどのヒルクライマーもまるで重力がないかのごとく、ヒョイヒョイと軽くこなして行きます。

 

県道乗鞍岳線 − 森の中でも変化が感じられるところがポイント

冷泉小屋を過ぎると激坂区間が終了し、難所を乗り切った安堵感が感じられます。ほとんど同じように見える森林が続くものの、場所ごとによって、若干雰囲気が異なっていることもあって、延々と森の中を走っているという感覚はありません。それが県道乗鞍岳線の大きなポイントだと考えられます。

位ヶ原山荘 湧き水が冷たい! − 悴んで手が痛くなるほど

観光センターから15kmの位ヶ原山荘。道路を挟んで反対側には湧き水が引かれています。手を洗うこちらの方。数秒もしないうちに冷たすぎて水に触れることができないほどでした。

 

位ヶ原山荘はヒルクライマーの止まり木

位ヶ原山荘はヒルクライマーにとって「止まり木」のような存在。ここにつかまって羽を休めるヒルクライマーが今日もたくさんいらっしゃいました。

 

位ヶ原山荘から先は森林限界 − 県道乗鞍岳線の本番ステージ

一休みした後は再び走り出します。位ヶ原山荘から先は風景がさらに変化します。この先は空気が薄くなり、県道乗鞍岳線の本番ステージといってもよいでしょう。雲の中に飛び込むように走り抜けます。

 

自転車だからこの光景と一帯になれる − 早すぎず遅すぎない景色の移り変わり

ノリクラにヒルクライムに訪れるという意味は、森林限界を超えた高山帯の光景と一帯になるためと言っても良いでしょう。
さらに言うなれば、自転車だから一帯になれる...自転車というスピードでの風景の移り変わりが人間の鼓動に合っているのかもしれません。早すぎず遅すぎない景色の移り変わりが楽しめるのもヒルクライムの大きな特徴でしょう。

 

非日常が感じられる場所

「日本じゃないみたい...」と、おっしゃる方が結構見えますが、非日常が感じられる場所がノリクラの隋所にちりばめられています。

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