第12回 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

(2015/07/11〜12) D

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(Update:2015/07/30)

 

【いよいよゴールへ】

こちらがゴールエリア。畳平から400メートル手前に設置されています。

 

フィニッシュ地点と下山待機場所 − 地図拡大

乗鞍スカイラインを通行止めにしてレースを行っているため、岐阜県側からの通行ができませんが、観光シーズンを迎え、長野県側(図右上の「エコーライン」)から畳平への通行は確保する必要があります。従来のように畳平入口をゴールにしてしまうと、長野県側からの交通が遮断されてるため、長野県側から畳平へ進入する交差点の手前にゴールを後退させました。これは昨年から実施されている措置で、これにより、従来より走行距離が400メートル短くなっています(全長18.8km→18.4km)。この付近は勾配がほぼゼロのため、時速20〜30kmは出ていると仮定すれば、計算上、従来よりも約1分近くタイムが短くなります。

また、昨年はフィニッシュ後すぐに右折して、図の右上にある第2駐車場で下山待機していましたが、手狭で昨年のような悪天候への対応を考慮して、フィニッシュ後もそのまま走行して畳平駐車場(鶴ヶ池駐車場)に入り、ここで荷物受取・休憩・下山待機となりました。

 

実業団トップは石原 悠希選手(1時間02分08秒、E2優勝)
09:17:07.66

そして、トップでフィニッシュを迎えたのは、石原 悠希選手(440、E2、栃木県立真岡工業高等学校自転車競技部)。タイムは1時間02分08秒。実業団のレースが併設されるようになった2009年の第6回大会以降、トップ争いはすべてE1(2009年はBR−1)の選手が占め、同時出走のE2の選手がトップ争いに加わることはなく、まして、E2選手がE1選手より先にフィニッシュすることはありませんでした。高校3年生の18才、これからの期待が大きい選手です。

 

続いて米田 彰選手(1時間02分16秒、E1優勝)
09:17:15.16

そして、2番目にフィニッシュは、石原選手と序盤から戦ってきた米田 彰選手(309、E1、コラッジョ カワニシ サイクリング チーム)。タイムは1時間02分16秒。昨年はE1カテゴリ2位でしたが、タイムを1分35秒短縮してE1優勝です。米田選手も21歳とまだまだこれからです。

 

米内 蒼馬選手(1時間02分44秒、E1 2位) 平野 真一選手(1時間02分51秒、E1 3位)

平湯峠までの劇坂区間では、先の石原・米田稜選手と絡みながら戦った米内 蒼馬選手(321、E1、TOKYO VENTOS)と、平野 真一選手(322、E1、TOKYO VENTOS)もフィニッシュ。タイムは1時間02分44秒、1時間02分51秒でした。

 

鳥飼 健太郎選手(1時間02分10秒 E3 優勝)

そして、E3優勝は鳥飼 健太郎選手(502、E3、AVANT GARDE)、タイムは1時間02分10秒。

最後までバトル − 西尾 隼選手(E3 3位)、岩崎 晶雲選手(E3 4位)

桔梗ヶ原からゴールエリアまでは、それまでの急勾配と比べると、かなり緩斜面で、スピードも出やすく、ご覧のようにフィニッシュ直前までデットヒートを繰り広げる選手もいます。E3 3位は西尾 隼選手(E3、548、DESTRA)、E3 4位は岩崎 晶雲選手(E3,578,LinkTOHOKU)で、両者のタイムは同じく1時間06分21秒。

 

実業団の選手が続々とゴールを続ける中...

 

11分遅れで最初の一般選手がゴール − 男子Bの秋田 拓磨選手、1時間02分10秒、石原選手とわずか2秒差

一般選手も次第にゴールが始まります。秋田 拓磨選手(1102、男子B、朝日大学)、実業団トップから11分遅れでのゴールですが、タイムは1時間02分10秒で実業団トップの石原選手とわずか2秒差。これはスタート時間がカテゴリーによって違うためです。

 

総合トップはまだわからない
計測担当 − 続々とゴールするデーターを常にチェック

そのため、計測を担当する方々も続々とゴールする選手のデーターを確認し、各カテゴリーのトップ、および、総合トップのチェックが続きます。最初にスタートするE1・E2カテゴリーと最終のカテゴリーでは26分ものタイム差があるため、誰が一番早いのか、まだ確定できません。

 

今年も総合トップは男子E矢部周作選手(1時間00分51秒) 昨年より25秒早く二連覇
09:29:51.84

そして、そんな番狂わせをやってくれたのが、一般カテゴリーから出場の矢部周作選手(1586、男子E、CCGP)。正面からではゼッケン番号も判別できないため、本当にカメラマン泣かせなんです(笑)。タイムは1時間00分51秒で昨年より25秒早く、実業団・一般カテゴリ合わせて総合1位。昨年に引き続き二連覇です。

 

金子広美選手 − 男子選手に紛れ込んで

そして、男子選手に紛れ込むようにフィニッシュを果たすのは金子広美選手(609、F、イナーメ信濃山形-EFT)。

1時間12分17秒 − コースレコード更新
09:30:16.14

タイムは1時間12分17秒で、昨年タイムを25秒上回ってコースレコードを更新するとともに三連覇も記録しました。

 

ゴールエリア付近には応援の方々が拍手で選手を迎えてくれます。沿道には立哨員の姿があっても、必ずしも応援してくれるとか限りませんから、黄色い声援は選手の皆さんにとって、達成感を十二分に感じられるところではないでしょうか...

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