ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.20(2018/09/22) A

 

 

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(Update:2018/09/27)

 

【大雪渓までの沿道の風景 U(三本滝〜大雪渓)】

10時過ぎ、青空が多くなってきた

10時過ぎになると、雲間の青空が次第に多くなってきます。三本滝ゲート上にかもしかゲレンデ付近の紅葉は、まだ先のことですが、それでも色づきが始まっている部分が増えてきました。

 

29号カーブ先の直線区間

三本滝ゲートから約3kmほど登って、29号カーブ先の直線区間。ここから紅葉エリアに突入です。

 

紅葉の回廊

まだ、色づき始めで、鮮やかさが不十分なところもありますが、この区間の紅葉の回廊は必見です。

 

シャトルバス運休 − ヒルクライマーが紅葉を独占

シャトルバスが運休のため、ヒルクライマーたちが紅葉の回廊を独り占めです。アルピニストたちしか味わえない山岳風景を独り占めしたような雰囲気でしょうか?...

 

位ヶ原山荘 − 10月末まで営業されます 紅葉の中を行く

標高2350メートルの位ヶ原山荘。シャトルバスが運休でも、ヒルクライマーや山麓から登ってくる登山客がいますので営業しています。ノリクラのグリーンシーズンは10月末までの残り1ヶ月ほど。位ヶ原山荘はシーズン最後まで営業が続けられます。

 

森林限界を超えると紅葉のメインステージ 曇り空から一気に晴天へ

この付近から森林限界となり、紅葉のメインステージが始まります。天候が回復し、屋根板・富士見沢方面にかかっていた雲が抜けて日の光を受け始めると、ダケカンバの黄色い紅葉が鮮やかに輝きだしました。

 

11号カーブ

更に進んで11号カーブからは360度紅葉の世界となります。

 

綺麗な青空が広がる − 青空のもとの紅葉は別格

しっとりとした雨の中の紅葉も美しいんですが、青空のもとの紅葉は別格といえるでしょう。

 

リカンベント − 空中散歩 秋の風景を楽しむ

寝そべって走るのはリカンベントと呼ばれるタイプの自転車。「今日は3時間もかかっちゃったよ!」と、今日はカメラを積んで紅葉を撮影しながらのヒルクライム。秋のヒルクライムは、あくせくせずに、のんびりと風景を楽しみながら走るのが良いかと思います。この時期にしか見られない秋の風景をゆっくり楽しめるのは、自転車や徒歩しかないといってよいでしょう。

 

【雪渓下部】

大雪渓 雪渓下部 − 積雪はもうありません

ここからは大雪渓の様子をお伝えします。雪渓下部と雪渓中段の積雪は3週間前に完全になくなりました。

 

ハイマツに点在するウラジロナナカマド

大雪渓周辺の紅葉はハイマツに点在するウラジロナナカマドの存在。夏場は緑一色だったハイマツ帯を赤く縁取る様子が特徴的です。

 

石碑の岩 今年のウラジロナナカマドは褐色系

いつもお伝えしている石碑の岩。周辺のウラジロナナカマドをよく見ると、例年なら赤く染まるものが褐色系でとどまっている状況で、おそらく、今後は赤くならずに枯れてしまう可能性があります。

 

チングルマの紅葉は毎年きれいに赤くなる

こちらは石碑の岩にあるチングルマ。全体的に紅葉進んでいます。高山植物の紅葉はウラジロナナカマドのように枯れることなく綺麗に色づきます。

 

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