ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版

Vol.2(2019/04/13) A

 

 

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(Update:2019/04/18)

 

【休暇村ゲレンデを出発、三本滝レストハウス前駐車場】

2018年の休暇村ゲレンデ
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.3(2018/04/14) A
今回の休暇村ゲレンデ
ハイシーズン並みの積雪状態

これまでにもお伝えしているように、今年は3月に入ってからまとまった降雪に見舞われることが多く、4月に入っても気温が低く、降雪が続いています。例年4月中旬といえば融雪期なんですが、休暇村ゲレンデはハイシーズン並みの積雪状態が続き、地肌が出ているところは全くありません。

 

休暇村ゲレンデを出発し、かもしかゲレンデ・三本滝レストハウスをめざし、さらにかもしかゲレンデを登ってツアーコース入口に向かいます。

休暇村からかもしかゲレンデ・三本滝レストハウスまでは直線距離で約1.3km、標高差200m。かもしかゲレンデからツアーコース入口までは、直線距離0.7km、標高差200mです。つまり、リフトを利用できた先週までと比べて、直線距離2km、標高差400mだけ余分に歩くことになります。

 

県道乗鞍岳線(三本滝ゲート手前付近) − 除雪が進む
★反対側のかもしかゲレンデへはスキー板を外して渡ります★

休暇村ゲレンデを登り切ると県道乗鞍岳線に到着します。左が乗鞍高原方面、右が三本滝ゲート・三本滝レストハウス方面です。かもしかゲレンデは右の画像の奥に見える部分です。

 

先週の三本滝レストハウス付近(積雪140センチ)
ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.1(2019/04/06) A
今回の三本滝レストハウス付近(積雪150センチ)
新雪が積もって積雪が増える

三本滝レストハウス付近では、新雪が10センチ程度降り積もり、先週よりも積雪量が増加しています。

 

2017年の三本滝レストハウス付近(積雪2メートル)
2017ノリクラ雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.3(2017/04/15) A
2018年の三本滝レストハウス付近(積雪85センチ)
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.3(2018/04/14) A

過去の様子を見ると、2018年は85センチしか積雪がありませんでしたが、例年120〜150センチほどの積雪がありますので今年は例年並みです。2017年は2メートルもあり多い年でした。

 

三本滝ゲート 三本滝レストハウス前は除雪が始まる
(4月17日以降は三本滝までマイカー通行可能に)

左の画像は三本滝ゲート。除雪作業は4月27日(土)運行予定の乗鞍岳春山バスに間に合わせるように向けて進められています。なお、三本滝ゲートまではマイカー通行可能で、4月17日(水)11時には、休暇村から三本滝ゲートまで通行できるようになります。なお、三本滝ゲート以降の全線開通は7月1日ですが、マイカー規制のためシャトルバス・タクシー・自転車などの通行のみとなり、7月の全線開通が自転車の本格的なヒルクライムシーズン開幕となります。

右の画像は三本滝レストハウス前駐車場。4月17日(水)にはここまでマイカーでやってくることができるようになるため、駐車場内の除雪が始められました。ただ、まだ1メートル以上の積雪があります。除雪はレストハウス前のアスファルト駐車場部分だけでなく、隣の未舗装部分の駐車スペースも含めて行われています。

 

【かもしかゲレンデ】

2018年のかもしかゲレンデ
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.3(2018/04/14) A
今回のかもしかゲレンデ

かもしかゲレンデを登ってツアーコース入口を目指します。直線距離500m、標高差200m、平均斜度24度です。昨年はすでに地面が見え始めていましたが、現在のところその様な状況は見られません。

 

県道乗鞍岳線(除雪箇所切り通し)

かもしかゲレンデには県道乗鞍岳線が横切っていて、ご覧のように除雪の切り通しができています。

 

人の背丈以上の切り通し

例年だと、どこか低い箇所があり、登るのもそれほど困難ではありませんが、今年はどこも人の背丈以上の切り通しとなっていて、上に登るのが一苦労。車道で上の段に向かうのが良いかもしれません。

 

切り通し箇所(高さ3メートル)

雪の壁の高さは3メートル。先週と変わりありません。

 

2017年の切り通し箇所(高さ2.5メートル)
2017ノリクラ雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.3(2017/04/15) A
2018年の切り通し箇所(高さ2.6メートル)
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.3(2018/04/14) A

 昨年・一昨年は2.5メートルほどでした。今年のかもしかゲレンデ付近は積雪量が多いといえます。

 

今回のヘアピンカーブ(35号カーブ)
2017年のヘアピンカーブ(35号カーブ)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.3(2017/04/15) A
2018年のヘアピンカーブ(35号カーブ)
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.3(2018/04/14) A

切り通りの車道を登って上の段に行く途中にあるヘアピンカーブ(35号カーブ)。こちらはもっと顕著で画像を一目見ただけでも今年の積雪量の多さが実感できます。

 

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■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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