ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版

Vol.6(2021/10/09) A

 

 

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(Update:2021/10/11)

 

【紅葉情報−位ヶ原山荘付近(標高2350m付近)】
★終了(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

先週の位ヶ原山荘付近
ノリクラ 雪渓カレンダー紅葉版
Vol.5(2021/10/02) B
今回の位ヶ原山荘付近

標高2350メートルの位ヶ原山荘付近は、ダケカンバとウラジロナナカマドの二種類の構成となりますが、ダケカンバの比率の方が多くなり、黄色から褐色のダケカンバの屏風にウラジロナナカマドの赤が点在する構成となります。

先週はダカケンバの黄色が鮮やかでしたが、今週は完全に落葉してしまいました。

 

先週の屋根板方面(大黒尾根・富士見沢)
ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版
Vol.5(2021/10/02) B
今回の屋根板方面(大黒尾根・富士見沢)

位ヶ原山荘周辺は上部の富士見沢周辺と比べてやや標高が低いため、幾分残っていますが、ほぼ終了した状態です。

 

ダケカンバの落葉が進むと、グロテスクな枝ぶりが目立ち、その枝は白樺よりもやや赤みを帯びた白肌で、山全体をほんのり肌色に染めます。最近は夏が終わっても多くのヒルクライマーが紅葉散策に訪れるようになってきましたが、こんな味わい深い風景にはクラシカルなランドナーが非常に似合います。

 

【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】

★終了(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

冷泉 − ほぼ終了

 こちらは標高2230メートルの冷泉。まだ葉を残していますが、ほぼ終了してしまいました。

 

冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
完全に落葉

冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり、荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。完全に落葉しました。

 

今回の29号カーブ上の直線区間
まだ青い部分が残り見頃の状態

こちらは29号カーブ先の直線区間。発色が進むと同時に落葉も進み、今年はピークと呼べる状態がないまま、終盤へと向かっている模様です。

 

【紅葉情報−摩利支天〜三本滝(標高2000〜1800m付近)】
★かもしかゲレンデ付近は見頃、それ以外は終盤(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

摩利支天付近

今週は上部の大雪渓・位ヶ原エリアから中腹の冷泉・摩利支天エリアの紅葉が終了し、後述する山麓の乗鞍高原の紅葉が進んでいないため、紅葉の端境期を迎えています。こちらの摩利支天〜三本滝エリアは、両者の中間にあたるエリアで、すでに摩利支天に近い部分では落葉が進み、見頃はかもしかゲレンデ付近のごく一部しかありません。

 

先週の摩利支天〜三本滝間
今週の摩利支天〜三本滝間
先週のかもしかゲレンデ
今週のかもしかゲレンデ

前述のとおり、摩利支天に近い箇所は終了し、標高1900メートルのかもしかゲレンデは見頃となっています。

 

本当に綺麗な紅葉はかもしかゲレンデ一角だけです。このようにノリクラでは、紅葉の端境期が10月2週目あたりに見られます(ちょうど体育の日の週に当たります)。

 

休暇村〜三本滝間のカラマツ林

こちらはかもしかゲレンデから休暇村〜三本滝間のカラマツ林を見た所。カラマツの紅葉は10月下旬で、現時点の色の変化は例年並みです。

 

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