【速報バックナンバー 2011年9月分】

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■2011年9月30日(金)■       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.21  

 
  

@ 2011/09/30 08:40
雨 − 山麓の山肌をも飲み込む低い雲
(観光センター前駐車場)
A 2011/09/30 11:15
紅葉 − 雨に濡れて色鮮やかに
(県道乗鞍岳線 − 摩利支天付近)

B 2011/09/30 12:30
紅葉 − 中腹エリアが見頃に
(県道乗鞍岳線 − 摩利支天上 28〜29号カーブ)

C 2011/09/30 13:15
気温8℃、視界は30メートル未満
(大雪渓入口 − 肩の小屋口バス停)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 昨日の快晴から一転して、今日は終日雨の一日となりました。

早朝6時の乗鞍高原は、昨晩から断続的に降り続く雨の朝を迎えます。気温は12℃で全く寒さはありません。この雨は夜明け前の4時30分ごろから周期的に雨脚が強くなる様子があり、時折、路面のアスファルトが煙るほどの降り方を見せています。この天候でも、シャトルバスはいつものように運行が開始され、今シーズン最後の6時10分の始発便が観光センターをあとにします。明日、10月からは7時が始発便となります。

時折、雨が止んで雲間に青空がのぞくときもあり、そんな雲は西から東へと足早に流れていて、天候が安定していないことがわかります。観光センター付近では、全く風がなかったものの、三本滝レストハウス付近に到達すると、レストハウスに設置された幟(のぼり)が、激しくはためくほどの風が見られるようになります。上部エリアはさらに風が強いようで、岐阜県側の乗鞍スカイラインでは、強風のために自転車の通行ができない状況となるほどです。

10時の三本滝の気温は16℃。長袖であれば暑くもなく寒くもなく、過ごしやすい状態です。ただ、雨は周期的に激しく降る状態には変わりありません。
それでも、お昼近くになると、雨の降り方が弱くなり、そんな雨にしっかりと濡れて、見頃の時期を迎えた摩利支天〜冷泉小屋付近の紅葉は、しっとりとした色合いを奏でています。そんな、穏やかな状況も、冷泉小屋を過ぎて位ヶ原山荘に到達すると、周囲は濃霧に包まれて視界が妨げられるようになってきます。雨の降り方は一向に変わりありません。

今日は、このような天候ですから、観光センターをはじめ、沿道を散策する方々の様子は皆無で、シャトルバスが定期運行する中、タクシーが何台か行き来する以外は、紅葉の回廊となっている摩利支天〜冷泉小屋付近は、訪れる方はなく、静かな中に艶やかな色合いが誰の目にも留まらずにいる状況は、いささかもったいないようにも感じるものでした。

この天候も、位ヶ原山荘を越えて、11号カーブ付近からはさらに濃霧がひどくなり、視界は30メートルにも満たない状況。周期的に風雨が強弱を繰り返し、北から南へ霧の粒が激しく流れて行きます。

13時の大雪渓入口の気温は8℃。人出は全くありません。中腹の摩利支天〜冷泉小屋付近では、紅葉は雨に濡れて綺麗な色合いを見せる様子がありましたが、大雪渓付近のウラジロナナカマドは、枯れた状態から一向に輝きを見せない様子があり、上部エリアでは、雨で色合いが増すほどの勢いが葉に残っていなかったようでした。

その後も、雨は周期的に強弱を繰り返し、視界も相変わらずの状態となっています。少しずつ気温の低下が感じられますが、明日は天候が回復傾向となるようですので、見頃を迎えた中腹エリアの紅葉を楽しむことができそうです。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.21 は、次週明け掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/09/30 14:30更新)

【紅葉情報 − 冷泉小屋〜摩利支天付近の中腹エリアがようやく見頃となってきました。また、紅葉の進行度は遅く、ダメージを受けた木々も散見されます。】
( →詳細は 後日掲載予定の ノリクラ雪渓カレンダーVol.21  【紅葉情報】 をご覧ください )
状況は昨日とほとんど変わりありません。摩利支天から三本滝付近でも色合いが濃くなっている様子が見られます。天候の状況もありますが、位ヶ原山荘から摩利支天までの県道乗鞍岳線周辺や、位ヶ原山荘から冷泉小屋、そして、摩利支天までの登山道がお勧めでしょう。

今日は上部エリアが濃霧で状況を把握することができませんでしたが、ウラジロナナカマドはほとんど期待できない様子があり、昨日も申し上げたように屋根板・鶴ヶ沢付近のダケカンバの状況に期待をしたいところです。

なお、ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版  ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 を公開中です。下記をご参照ください。

【ノリクラガイドマップ 紅葉版 のご紹介】
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。 

【10月より、ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を週末に復帰します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
7月より、毎週、木曜日・金曜日に行っていた、ノリクラ雪渓カレンダー取材日・速報掲載日を、従来どおりの土曜日・日曜日の週末に変更します。これに伴い、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、取材日の次週明けから、取材日の週末へと変更いたします。
今後とも、乗鞍大雪渓WebaSite をご愛読いただきますよう、よろしくお願いいたします。
  

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@ 2011/09/30 06:15

(朝の速報 − 観光センター前駐車場)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く6時現在の観光センター前駐車場の気温は12℃。暖かい朝を迎えています。昨晩から降り始めた雨が降ったり止んだりを繰り返し、雲は足早に西から東へと流れて行きます。雲間に青空がのぞく瞬間があるかと思えば、山麓の低い山肌まで雲が垂れ込めるときもあり、不安定な様子を見せています。この天候のため、観光センターにお越しの車は少なく、シャトルバスは始発便から通常運行が始まったものの、人影の少ない状況が見られます。今日は終日雨の予報が出ています。なお、今日一日の状況は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/09/30 06:35更新)

【ノリクラガイドマップ 紅葉版 のご紹介】
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。 

【10月より、ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を週末に復帰します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
7月より、毎週、木曜日・金曜日に行っていた、ノリクラ雪渓カレンダー取材日・速報掲載日を、従来どおりの土曜日・日曜日の週末に変更します。これに伴い、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、取材日の次週明けから、取材日の週末へと変更いたします。
今後とも、乗鞍大雪渓WebaSite をご愛読いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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■2011年9月29日(木)■       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.21  

 
  

@ 2011/09/29 08:30
紅葉 − 中腹エリアは見頃に近づく
(県道乗鞍岳線 − 摩利支天上 28〜29号カーブ)
A 2011/09/29 12:15
真っ青な快晴が続く
(大雪渓駐車場前)

B 2011/09/29 15:15
紅葉 − 上部エリアは見頃まであと一歩
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)

C 2011/09/29 15:25
雲ひとつない快晴の一日でした
(宝徳霊神〜大雪渓 登山道)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 終日に渡って快晴が続き、これほどまでに天候の安定したコンディションは、なかなかお目にかかれないのではないかと、思う一日を過ごすことができました。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、綺麗に星が輝く夜を迎えています。気温は6℃、若干冷え込んだ状態に星の瞬きも、キーンと冷え込む冬の夜空のような透明感に包まれています。月のない暗い夜でも、なぜかノリクラの稜線がくっきりと確認でき、月明かりならぬ、星明りに照らされた夜が続いています。

そして、一夜明けた乗鞍高原の気温は2℃。冷え込んだ朝を迎えます。6時前には茜色に染まるノリクラが輝き始め、雲ひとつない快晴の空が広がり、力強い太陽が昇りはじめると、早朝の冷え込みが次第に和らいできます。
そろそろ、紅葉の時期を迎えたこともあって、平日ではあるものの、観光センター前駐車場は40台ほどの車がお越しになり、シャトルバス始発便を待つ列は20名ほどになっています。登山の方に加えて、大きな三脚を携えた方もお越しになり、朝一番の澄み切った風景は、やはりシャトルバス始発便に限るといったところでしょうか?

7時を回る頃には、アウターが不要になるほどの力強い太陽に恵まれ、三本滝レストハウスの気温は10℃にまで達します。三本滝ゲートを過ぎると、色づき始めた木々が紺碧の青空とのコントラストに負けんばかりに輝き始め、見頃の色合いに少しずつ近づいてきているように感じます。
この晴天は全く変わらず続き、位ヶ原山荘を過ぎて森林限界を超えた位ヶ原エリアでは、9時を回っているというのに、遠景の山々は水墨画のような淡い光景が続いていて、今日は天候が安定していることがそんな光景からも感じ取れるほどです。

10時の大雪渓の気温は11℃。力強い日差しは相変わらず続き、この気温であっても、風に吹かれていると涼しいと感じるほど。シャトルバスを降りた方々の大半は、山頂を目指す登山の方で、写真撮影の方は若干少ない状況でした。

正午の大雪渓の気温は16℃。この気温であっても、風がなくなると暑さを覚えるほどの日差しの強さに、綺麗な青空とそよ吹く風は秋であっても、太陽だけは夏の強さを見せ付けています。

天候は午後になっても全く変わらず力強いまま...それでも、大雪渓の雪質は完全にアイスバーンで、日差しがしっかり差し込んでいるところでも、アイゼンの歯が食い付かないほど、ひどく凍り付いているところもあります。また、この一週間の雪解けで、先週末に作成されたコブはほとんど消滅していて、さらには、雪渓の上部の岩盤からの大小の落石が多数あって、雪渓での滑走は慎重を期す必要があります。

今日は全く変わらない快晴の一日が続きました。ただ、どうやらこの天候は今日までで、明日以降はぐずついた天候となりそうです。また、天候が回復すると思われる10月2日(日)以降は、寒気が流れ込む予報が出ています。雨の後の寒気となるため、通行止めや紅葉への霜枯れなどの心配も懸念されます。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.21 は、次週明け掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/09/29 18:30更新)

【紅葉情報 − 紅葉の進行度合いが遅く、見頃といえるまで色合いが進んでいません。ダメージを受けた木々も散見されます。】
( →詳細は 後日掲載予定の ノリクラ雪渓カレンダーVol.21  【紅葉情報】 をご覧ください )
色合いの進行度と、落葉とのバランスが重要ですが、今年は色合いの進行度よりも、落葉のほうが早く進んでいるようです。
今週、最も色合いの進んでいる箇所は、冷泉小屋〜摩利支天の中腹エリア。葉の状態が芳しくないものも見られますが、見頃の時期に差しかかりつつあります。全山の中で、現段階でお勧めできるエリアといえるでしょう。

上部エリアの大雪渓・位ヶ原では、ダメージを受けていないウラジロナナカマドを見つけるほうが難しいほどの状況ですが、ダケカンバにおいては、これからさらに色合いが増してくることが予測され、屋根板・鶴ヶ沢・富士見沢などのダイナミックな紅葉を楽しむことができるでしょう。
今回の速報の三番目画像に、穂高連峰を映しこんだ手間に、屋根板や鶴ヶ沢付近のダケカンバが見られます。ご覧のように見頃の色合いになるには、もう少し時間が必要です。大半の木々がダメージを受ける中、屋根板などのダケカンバには、今後も期待したいと考えています。

なお、ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版  ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 を公開中です。下記をご参照ください。

【ノリクラガイドマップ 紅葉版 のご紹介】
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。 

【10月より、ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を週末に復帰します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
7月より、毎週、木曜日・金曜日に行っていた、ノリクラ雪渓カレンダー取材日・速報掲載日を、従来どおりの土曜日・日曜日の週末に変更します。これに伴い、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、取材日の次週明けから、取材日の週末へと変更いたします。
今後とも、乗鞍大雪渓WebaSite をご愛読いただきますよう、よろしくお願いいたします。
  

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@ 2011/09/29 09:50
快晴
(朝の速報 − 大雪渓駐車場)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く10時現在の大雪渓駐車場の気温は11℃。朝一番からの快晴が続いています。遠景の山々は水墨画のように淡く浮かんでいて、秋の雰囲気に包まれています。北からの弱い風が時折吹きぬけ、ひんやりとした感覚ですが、力強い太陽の暖かさとミックスして心地よい気候と言えます。
紅葉は、思ったほどの進み具合ではなく、見頃を迎えたとはいえるレベルではありません。また、全山に渡って、葉の状態が近年になく芳しくない様子が見られます。それでも冷泉小屋から摩利支天あたりの中腹エリアでは、色づきの良いものも見られるようになってきたことから、週末からの冷え込みに期待したいところです。なお、今日一日の状況は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/09/29 10:15更新)

【ノリクラガイドマップ 紅葉版 のご紹介】
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。 

【10月より、ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を週末に復帰します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
7月より、毎週、木曜日・金曜日に行っていた、ノリクラ雪渓カレンダー取材日・速報掲載日を、従来どおりの土曜日・日曜日の週末に変更します。これに伴い、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、取材日の次週明けから、取材日の週末へと変更いたします。
今後とも、乗鞍大雪渓WebaSite をご愛読いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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■2011年9月23日(金)■       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.20  

 
  

@ 2011/09/23 07:55
紅葉 − 紺碧の空に綺麗なコントラスト
(県道乗鞍岳線 − 摩利支天上 28〜29号カーブ)
A 2011/09/23 08:50
シャトルバスは8時便より運行開始
(大雪渓駐車場前 − 肩の小屋口バス停)

B 2011/09/23 13:15
気温4℃、今日も冷たい気候の一日 − 完全アイスバーン
(雪渓上部左側)

C 2011/09/23 14:55
紅葉 − 昨日の冷え込みで、全体的に色合いが増す
(県道乗鞍岳線 − 富士見沢 2号カーブ)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 三連休初日の今日、午前中の数時間は濃霧に見舞われましたが、それ以外の時間帯は綺麗に晴れ上がった天候に恵まれました。しかし、初冬を思わせるほどの冷たい空気に包まれた寒い一日となりました。

早朝、6時の乗鞍高原は雲一つない快晴。気温は0℃と今期一番の冷え込みとなりました。観光センター前駐車場には40台ほどの車がお越しになり、朝の準備をする様子も見られたものの、乗鞍スカイラインが凍結通行止めとなっていることから、シャトルバスは運休となっています。しかし、県道乗鞍岳線は通常通りの通行ができるため、観光センター前駐車場内に設けられているタクシー乗り場は長蛇の列ができるほど。空車のタクシーは一台もなく、乗り場に到着するとすぐに発車する様子が続きます。

早朝はかなりの冷え込みに何枚も着込まないと耐えられない状況も、7時くらいになると強い日差しが差し込むようになり、気温は6℃まで上昇します。そのため、厚手のウエアが必要なくなり、朝の冷え込みも解消されてきました。

雲ひとつない快晴の空に、ノリクラの峰々はくっきりと浮かんでいます。その山肌には、霜や降雪の様子はありません。本当にゆっくりと進んでいる今年の紅葉も、この冷え込みで若干変化が見られる箇所もあります。県道乗鞍岳線も早朝は上部エリアで一部凍結がみられましたが、この強い日差しですぐに融けて、タクシーがあわただしく往来して行く様子が続きます。そして、シャトルバスも8時便から肩の小屋口バス停(大雪渓駐車場)での折返し運転という条件付きで、運行が開始されました。そして、その後、乗鞍スカイラインが9時に開門したことから、8時便も終点の畳平までの通常運行となりました。

シャトルバスが到着した9時ごろの大雪渓の気温は2℃。強い日差しが差し込んでいても、寒さを覚える状況に、薄手のままバスに乗り込んだ乗客の方々は、肩の小屋口バス停に降り立つと同時に、アウターをいち早く着込む様子があちこちで見られました。今日の8時便は3台が運行され、大半の乗客の方は出発の準備が整い次第、肩の小屋に向かう登山道から山頂方面へと続々と向かう様子が見られ、久々ににぎやかな登山道の様子が続いてきました。また、その後のシャトルバスは、9時便が3台、10時便が2台でした。

絶えず、山麓から冷たい空気の流れ込みがあって、9時30分くらいになると、その空気の流れに沿って雲が湧きあがってきます。そして、見る見るうちに大雪渓・山頂エリアは、すっぽりと雲の中に包まれてしまいます。日差しがなくなって、さらに冷たさを感じる状況に、薄手のグローブだと手が悴む感覚を覚えるほど。周期的に山麓から湧いては消える状況ですが、次第に雲に包まれている時間帯のほうが長くなり、吐く息が白く尾を引くほどになってきます。

正午の大雪渓の気温は6℃。この頃になると風の向きが山頂から山麓へと逆転し、山麓から昇ってくる雲の動きを阻止するようになり、山頂から山麓まではっきりと眺めることができ、力強い太陽も戻ってきて、冷たさから幾分解消されるようになって来ました。

今日の大雪渓には、いつもの常連の方々が集まっています。台風15号の降雨の影響から、雪渓上部左側は雨水の流れた縦溝が全面に見られ、スキーブーツのつま先も立たないほどのアイスバーンに、つるはしで雪面を整備する様子があります。コブのラインを掘るだけで一日が終わってしまうほどの硬いバーンに、午前中から何度も滑っても、一向にコブの形にならないほどです。また、バーンには一部真っ白な箇所もあって、昨晩の降雨が大雪渓では雪であった状況のようでした。

午後になるとさらに冷たい空気が入り込み、14時の大雪渓の気温は4℃。午前中のような濃霧に見舞われることはなく、終始、太陽の暖かさに恵まれていますが、岐阜県側の乗鞍スカイラインでは、気温が0℃まで低下し、絶えず濃霧に包まれている状況でした。

明日も良い天候が続きそうですので、三連休を十二分に楽しんでください。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.20 は、次週明け掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/09/23 17:30更新)

【紅葉情報 − 昨晩の冷え込みで若干色づいていますが、変化に乏しい状況です。】
( →詳細は 後日掲載予定の ノリクラ雪渓カレンダーVol.
20  【紅葉情報】 をご覧ください )
昨晩の冷え込みで、屋根板・富士見沢・鶴ヶ沢などのダケカンバが黄色く色づき始めた状況が見られましたが、まだ、始まったばかりといったところです。それ以外の箇所は、ほとんど昨日変わらない状況。ただ、青空に光って綺麗なコントラストを放つものもあって、そんなスポット的な紅葉を楽しむレベルにようやく到達したといったところです。
ただ、上部エリアにおいては、今後の更なる冷え込みで、色合いが増すか、それとも霜枯れして全滅するか微妙な状況で、見頃の時期を予測することが困難なところです。
また、冷泉小屋よりも山麓側でも同じような状況で、先週までは綺麗な色合いを見せ始めたものが、今週は枯れ落ちてしまい、特筆するほどのビューポイントがありません。
この三連休に紅葉見物に訪れたほうが良いのか、それとも一週間伸ばしたほうが良いのか、なんともいえない状況ですが、霜枯れさえなければ、おそらく、来週あたりから見頃のエリアが増えてくると考えられます。
なお、ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版  ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 を公開中です。下記をご参照ください。

【ノリクラガイドマップ 紅葉版 のご紹介】
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。 

【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
  

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@ 2011/09/23 05:55
快晴、気温0℃ − 乗鞍スカイライン凍結、シャトルバス運休
(朝の速報 − 観光センター前駐車場)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く6時現在の観光センター前駐車場の気温は0℃。台風15号の巻き込んだ寒気の影響で、昨日から気温が一気に低下していますが、今朝は今期一番の寒さとなっています。ご覧のとおり、雲ひとつない快晴で、上部エリアはマイナス5℃の気温が観測されました。このため、岐阜県側の乗鞍スカイラインは凍結により通行止めとなり、、平湯温泉・ほおのき平〜畳平の岐阜県側のシャトルバス、乗鞍高原〜畳平の長野県側のシャトルバスの両者とも運休となっています。三連休初日を迎え、観光センター前駐車場は平日よりもやや多い状態で、突然の寒さに背中を丸めて歩く様子が見られる朝です。なお、今日一日の状況は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/09/23 06:30更新)

【ノリクラガイドマップ 紅葉版 のご紹介】
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。 

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■2011年9月22日(木)■       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.20  

 
  

@ 2011/09/22 10:50
県道乗鞍岳線、土砂撤去が完了してようやく開門
(県道乗鞍岳線 − 三本滝ゲート)
A 2011/09/22 13:45
晴・霧雨・曇 − 不安定な天候に虹がかかる
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原)

B 2011/09/22 15:30
気温2℃ − 秋を通り越して冬の冷たさ
(大雪渓入口付近)

C 2011/09/22 16:15
紅葉 − 見頃エリアはまだなく、全体的に進み具合が遅い
(宝徳霊神〜大雪渓 登山道)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 台風一過の今日。早朝の晴れ間も長続きせず、台風の置き土産と言える寒気が流れ込んで、不安定な天候と急激な気温の低下に、秋を通り越して冬の冷たさに包まれた一日でした。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原の気温は13℃。上空には闇夜が広がり、晴れているのか曇っているのかわからない状況です。しかし、徐々に目が暗さに慣れてくると、若干、星空が広がり、雲がうっすりと広がっている様子が見られます。気温の割には寒さはなく、ほとんど無風で、台風の影響はもう完全になくなったように感じます。

そして、一夜明けた乗鞍高原は、山頂方面に雲の帯がたなびいているものの、綺麗な青空の朝を迎えます。早朝6時の気温は10℃。やはり、昨晩と同様に、気温の割には寒さはありません。昨日の台風で、首都圏や中京・関西方面からの高速道路などが、通行止めであった影響もあって、観光センター前駐車場にお越しになる車は、ほとんどありません。県道乗鞍岳線、乗鞍スカイラインともに、雨量規制による通行止めが一昨日より続き、今朝もまだ解除されていない状況が続いています。そのため、いつもなら夜明け前から待機しているタクシーの姿もなく、シャトルバスも運休となっています。

早朝は綺麗な青空が上空一杯に広がっていたものの、時間とともに少しずつ雲量が多くなってきます。8時の三本滝の気温は12℃。三本滝ゲートの警備員の方の話では、県道乗鞍岳線は、道路上に流れ出た土砂が堆積したところが数箇所あって、その撤去が完了するまで通行止めの措置が継続されているとのこと。そのため、開通するまでに数時間はかかるとの見通しから、開門を待っていたヒルクライムの方々も、引き返す様子がありました。

先ほどまでの晴の天候から次第に曇り空へと変化し、8時30分ごろから雨が降り始めます。それでも、時折、青空がのぞく様子もあって、天候が悪化するのか回復するのかはっきりしない状況。そして、土砂撤去が完了し、三本滝ゲートは10時40分に開門されました。開門を首を長くして待っていたタクシーが、一番乗りで通過して行きます。そして、シャトルバスも12時便からAダイヤで運行が開始されました。なお、乗鞍スカイラインは8時に開門しました。

霧雨の天候は相変わらず続きます。そして、時間とともに気温は徐々に低下し、正午の冷泉小屋付近は10℃。上空には煙った青空が広がり、冷たい霧雨にアウターから冷気が伝わってきます。そして、森林限界を超えた位ヶ原から望む眼下には、虹のアーチが山肌にかかり、そんな中をレインボーカラーにデザインされたシャトルバスが進んで行く様子が見られました。

位ヶ原に到達すると、空気の冷たさが一層強まり、14時の気温は4℃。山頂から山麓に向かって激しく霧が流れて行き、秋を通り越して冬を思わせる状況で、アウターに加えて、その中に厚手のウェアーを着込まないと寒くていられないほど。そして、久しぶりに指先が悴む感覚を覚えます。
そんな状況は大雪渓エリアに到達するとさらにひどくなり、15時の大雪渓入口の気温は2℃。降り続く霧雨の冷たさが顔の感覚を徐々に失って行きます。

今日は天候が回復することなく、この状態で一日が終わって行きました。明日から三連休が始まりますが、真冬を思わせる状況に対応できるよう、しっかりとした防寒対策を施してお越しください。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.20 は、次週明け掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/09/22 19:00更新)

【紅葉情報 − 先週と比べてほとんど進行がありません。】
( →詳細は 後日掲載予定の ノリクラ雪渓カレンダーVol.20  【紅葉情報】をご覧ください )
台風15号による落葉は、思ったほど多くない状況です。しかし、全山に渡って、紅葉の進行度合い少なく、見頃のエリアはまだありません。また、先週の段階で、葉の状況の芳しくなかった箇所は、大半が枯れ落ちていて、目立たなくなったことから、残っている木々の紅葉を期待したいところです。
明日から三連休を迎えますが、残念ながら紅葉がほとんど進んでいないため、見所・撮影ポイントが乏しい状況です。この状況は大雪渓から摩利支天まで、全山に渡って同様の状況です。ただ、今晩の冷え込みでさらに進んでくることも期待され、今後の状況に注目が必要です。
なお、ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版  ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 を公開中です。下記をご参照ください。

【ノリクラガイドマップ 紅葉版 のご紹介】
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。 

【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
  

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@ 2011/09/22 06:15
晴 − 県道乗鞍岳線・乗鞍スカイライン雨量通行止め
(朝の速報 − 観光センター前駐車場)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く6時30分現在の観光センター前駐車場の気温は10℃。台風15号が過ぎ去って、山頂方面に薄く雲がたなびいていますが、綺麗な青空が広がります。この気温でも薄手の長袖であれば、ほとんど寒さを感じない朝です。天候は回復したものの、長野県側の県道乗鞍岳線、岐阜県側の乗鞍スカイラインは、雨量規制のため、一昨日より通行止めが続いています。そのため、シャトルバスも運休となっています。しかし、両道路とも、現在、開通の方向で検討が進められているとのことです。なお、今日一日の状況は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/09/22 06:55更新)

【ノリクラガイドマップ 紅葉版 のご紹介】
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。 

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■2011年9月16日(金)■       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.19  

 
  

@ 2011/09/16 10:25
紅葉 − 少しずつ色合いが増す
(県道乗鞍岳線 − 摩利支天上 28〜29号カーブ)
A 2011/09/16 10:55
紅葉 − 枯れている部分も目立ってきた
(県道乗鞍岳線 − 冷泉付近)

B 2011/09/16 13:50
訪れるスキーヤーはないが、ラインはすぐにでも滑走可能状態
(雪渓上部左側 − モーグルコース)

C 2011/09/16 14:40
紅葉 − 中には綺麗に色づきはじめたものが見られる
(宝徳霊神〜大雪渓 登山道)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 今日も昨日とほとんど同じような天候・気候で、空気は夏、空は秋、そんな二つの季節をミックスしたような一日でした。

早朝6時の乗鞍高原は、少し筋状の雲がたなびく青空が広がります。気温は10℃。昨日と同じ気温ですが、体感的には昨日よりも、やや肌寒さを感じさせます。でも、やはり温度計が示す気温ほどの寒さはありません。観光センター前駐車場には30台ほどの車がお越しになるものの、朝一番から始まる登山の方々の準備などは、あまり見られず、静かな朝です。

時間の経過とともに、上空の筋状の雲はさらに多くなり、綺麗な秋空を演出します。8時過ぎからヒルクライムに出発しますが、昨日なら、8時を回ると汗ばんでくるほどの暑さを感じましたものの、今日はそこまでの熱感はありません。そして、常にそよ風が吹きぬけるため、日差しが強くても、汗の吹き出るほどの状況ではありません。しかし、今日は長袖のサイクルジャージよりも、半袖のほうがよかったのではと思うほど、ボトルに手を伸ばす回数が多い状況でした。
そよ吹く風は、夏の暑さを含むものと、秋のさわやかさを含むものがミックスされたような感じで、ちょうど季節の移り変わり目であるようにも感じます。

若干、紅葉の進みつつある沿道を進む様子は、やはり秋に入ってきたなぁ〜と感じさせ、高い青空をキャンパスに、雲の絵筆がふるわれた様子は、多少、葉の状態の悪くなった様子が見られても、そんなことをスポイルしてくれるほどのコントラストがいつまでも続きます。

正午の位ヶ原山荘の気温は17℃。いつものようにのんびりとした時間が流れています。紅葉が見頃を迎える9月下旬から10月上旬は、紅葉見物に訪れる方で賑わう位ヶ原山荘ですが、そんな喧騒の前の静けさといった感覚でしょうか...

それまで熱感を伴っていた空気も、位ヶ原山荘を越えると、ひんやりとした感覚となってきます。ただ、午後になると、やや雲量が多くなり、晴れてはいるものの、少しばかり空の青空がスポイルされてくるようになってきました。

今日の大雪渓(雪渓上部左側)に訪れる方は皆無。誰もいないモーグルバーンが、すぐにでも滑られるほど綺麗な状態を保っていて、本当に今日一日の晴天がもったいないような情景でした。

明日から天候がはっきりしない様子になってきます。せっかくの三連休がちょっと惜しい天候となりそうです。雨対策をしっかり整えてお越しください。なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.19 は、次週明け掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/09/16 17:30更新)

【紅葉情報 − 全山に渡って葉の状態が芳しくないものが増えてきて、今後が若干気がかりです。】
( →詳細は 後日掲載予定の ノリクラ雪渓カレンダーVol.1
9  【紅葉情報】 をご覧ください )
全山に渡って葉の状態が芳しくないものが多くなってきました。この時期は、紅葉がまだ始まっていない年のほうが多い状態ですが、今年に関しては、冷泉小屋〜摩利支天の中腹エリアでは、紅葉が始まるのが例年よりも早く、それに伴って、紅葉した部分が早期に枯れてしまう現象が見られます。
また、大雪渓〜位ヶ原の上部エリアは、紅葉する前に枯れるウラジロナナカマドが散見していて、紅葉していない緑のウラジロナナカマドが、今後、紅葉して行くのか、また、そのまま枯れてしまうのか、少し気がかりな状態です。
それでも、画像に紹介したように、綺麗に色づき始めているものもあって、まだまだ、期待できる部分もあるように思います。
いずれにしても、明日からの三連休は、まだ、紅葉のピークを迎えるとは考えにくい状況です。

なお、昨日より、ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版  ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 を公開いたしましたので、ぜひ、ご覧ください。(下記をご参照ください)

【ノリクラガイドマップ 紅葉版 のご紹介】
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。 

【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
  

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@ 2011/09/16 06:00
快晴
(朝の速報 − 観光センター前駐車場)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く6時現在の観光センター前駐車場の気温は10℃。筋状の薄い雲がたなびく晴天の朝を迎えます。若干、ひんやりとした感覚がありますが、気温が表示するほどの寒さはなく、薄手の長袖でも十分なほどです。風は全くなく、シャトルバス始発便はいつものように到着すると、乗車しようとされる方が、足早にバスに向かう様子以外は、風もない静かな雰囲気が続いています。
紅葉に関しては、昨日の速報でもお伝えしたように、冷泉小屋〜摩利支天の中腹エリア、大雪渓〜位ヶ原の上部エリアで進み始めていますが、まだ、見頃を迎えるには至っていません。
なお、今日一日の状況は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/09/16 06:40更新)

【ノリクラガイドマップ 紅葉版 のご紹介】
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。 

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■2011年9月15日(木)■       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.19  

 
  

@ 2011/09/15 08:35
紅葉 − 見頃を迎えるまで もう少し辛抱...
(県道乗鞍岳線 − 摩利支天上 28〜29号カーブ)
A 2011/09/15 10:55
きょうも登山日和!
(大雪渓〜肩の小屋 登山道入口)

B 2011/09/15 11:25
仲睦まじく、一緒にヒルクライム!
(大雪渓)

C 2011/09/15 13:20
強い日差しにバーンは適度に緩んで滑りやすい
(雪渓上部左側 − モーグルコース)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 空気は夏、空は秋、そんな二つの季節をミックスしたような、快晴の一日でした。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、中秋の名月からまだ二日しか経過していないことから、ほぼ、まん丸のお月様が頭上に昇っています。しかし、上空には濃淡のある雲が覆い始め、雲の厚いところは鉛色を呈しています。そんな光景がはっきりとわかるぐらい明るい月で、西の空にはノリクラの稜線がくっきりとしているものの、その稜線も時折雲に隠れてしまうほどです。気温は16℃、ひんやりとした感覚はなく、むしろ温感を感じさせるものがあり、夏の空気に覆われる中、虫達は静かに秋の鳴き方を続ける夜長です。

そして、一夜明けた乗鞍高原は雲一つない快晴。6時の気温は10℃と低めですが、昨晩から続く蒸した空気に包まれていて、寒さはさほど感じさせません。季節の移り変わりとともに、この時間帯では、上空はまだ薄暗い空に包まれていますが、そんな様子を補填するように、西の空には昨晩の月がノリクラの峰々に沈むのをためらう様子も見られます。
時間とともに、力強い朝日が昇り始めると、はっきりとしない色合いの空がようやく目覚めて、快晴の真っ青な様子となり、今日一日の晴天を保障してくれる朝一番がスタートします。

7時を過ぎると、力強い太陽が燦々と降り注ぐようになり、じりじりと肌を焦がすほどの状態。大雪渓に向かう沿道は、始まりだした紅葉の色合いが、ダイレクトな日差しを受けて輝きだす様子は、本来の色合い以上にきらびやかに見せてくれるもの。そして、位ヶ原山荘よりも上部の森林限界からは、遠景の山並みがくっきりと浮かんでいるものの、その山裾には、薄いベールが描かれ、くっきりとした稜線との濃淡の変化が美しく眺められます。

10時の大雪渓の気温は14℃。しかし、力強い太陽のため、気温以上に暑さを感じる状況も、絶えず吹き抜けるさわやかな南風に、クールダウンさせられる感覚が、なんとも言えず心地よさを醸しだします。そして、この時間になっても、くっきりとした快晴の空が広がっていて、夏の雰囲気を感じさせる南風とは裏腹に、やはり、秋になってきた光景といえるでしょう。

やはり、このコンディションですから、今日も登山やヒルクライムにお越しになる方も多く、中には、ご来光バスでばっちりの日の出を楽しんだ後、そのまま、剣ヶ峰登山に出向き、まだまだ続く快晴の中を、山麓へと足を運ぼうとされるグループにも出会い、皆さん、大満足といった笑顔を見せてくれました。

今日の大雪渓(雪渓上部左側)には、常連の方々が数名お越しになっていて、いつものようにスキーを楽しまれています。コブのラインは一本あり、強い日差しを受けて、バーンは適度に柔らかくなっています。しかし、真夏のようにグサグサになるほどではなく、比較的滑走しやすいコンディションだったといえます。

正午の大雪渓の気温は18℃。風がなくなると、やや蒸し暑さを感じる状況ですが、今日は弱くなっても、無風になることはほとんどなく、過ごしやすい気候が続きます。その後、13時過ぎから西の空に雲が湧き始め、大雪渓周辺は日差しがなくなることがありましたが、その後も、よい天候が続き、申し分ない一日を送ることができました。

明日もよい天候が続きそうです。週末にかけて、芳しくない天気予報が出ていますので、今のうちに青空を楽しんでおきたいものです。なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.19 は、次週明け掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/09/15 19:10更新)

【紅葉情報 − 少しずつ色合いが進みつつありますが、葉の状態が一部芳しくないものが増えてきて、今後が若干気がかりです。】
( →詳細は 後日掲載予定の ノリクラ雪渓カレンダーVol.1
9  【紅葉情報】 をご覧ください )
大雪渓・位ヶ原などの上部エリアでは、ウラジロナナカマドの紅葉が始まった様子が見られるようになって来ました。ただ、葉の状態が芳しくないものが増えてきた様子もあり、今後が気がかりです。冷泉小屋から摩利支天の中腹では、色合いの変化は先週とあまり変わっていない状況で、葉の状態が芳しくないものが増えてきている様子もあって、こちらのエリアでも、今後の状況が心配なところです。
いずれにしても、まだ、見頃を迎えるまで、もうしばらく時間が必要な状況です。なお、本日より、ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版  ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 を公開いたしましたので、ぜひ、ご覧ください。(下記をご参照ください)

【本日公開! − ノリクラガイドマップ 紅葉版 のご紹介】
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、本日、公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。

【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
  

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@ 2011/09/15 09:30
快晴
(朝の速報 − 大雪渓駐車場)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く9時30分現在の大雪渓駐車場の気温は14℃。雲ひとつない快晴が続いています。さわやかな南風が吹き抜けているため、肌を焦がすようなたいようの日差しを受けても、暑さは感じませんが、秋の空気でははく、どちらかというと夏の空気といった感じです。
先週と比べて、紅葉も進みつつありますが、葉の状態がよくないものが目立ってきました。少しばかり、今後の推移が心配な状況です。なお、今日一日の状況は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/09/15 10:05更新)
  

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■2011年9月9日(金)■       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.18  

 
  

@ 2011/09/09 09:00
紅葉 − 上部よりも中腹エリアが色づき始める
(県道乗鞍岳線 − 摩利支天上 28〜29号カーブ)
A 2011/09/09 11:25
雨にも負けず、風にも負けず...
(雪渓上部左側)

B 2011/09/09 14:05
こんな日はやはり雷鳥の親子が...
(大雪渓)

C 2011/09/09 14:40
天候はようやく回復へ向かう
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 昨日とは打って変わって、細かな雨が霧のように流れる天候が続いた一日でした。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、6時頃からまとまった雨の降り始めた朝を迎えます。気温は16℃、昨日のような冷え込みは感じません。天候は不安定な状況で、しばらくすると雨が止んで、雲間に青空が見え始めます。観光センター前駐車場には、20台ほどの車がお越しになり、定まらない天候にヒルクライムに出発しようか、思案する自転車の方々の様子も見られます。畳平の気温は6℃で、濃霧と雨が続いていることから、岐阜県側の乗鞍スカイラインは、シャトルバス・タクシーなどの自動車の通行は可能ですが、自転車の通行は見合わせられる状況が続いています。
6時30分には、ほぼ完全に雨は止んで、このまま天候が回復するかと思ったものの、7時の時報とともに再び雨。そして、再び止んだかと思うと、8時前からまた降り出すという状況を繰り返します。

大雪渓に向かう沿道は、三本滝付近までは雨はなかったものの、摩利支天付近から霧雨が降り始めます。周辺の木々は、雨に濡れているせいもあって、色づき始めた様子がさらに色濃く映し出されています。摩利支天から冷泉小屋付近の中腹エリアは、全エリアの中でも、最も早く色づき始めているようで、一見して始まりだした様子がわかるほどになってきました。

位ヶ原山荘を過ぎて、森林限界を超えると風雨が強くなってきます。10時の大雪渓駐車場は、細かな雨が霧のように流れ、周辺も視界100メートル程度の霧に包まれています。気温は14℃で寒さはほとんど感じません。時折、雨の降り方が激しくなることがありますが、濃霧と風の程度はほとんど変わらない状況が午前中は続きます。

昨日もお伝えしたように、大雪渓は、雪渓上部左側しか積雪がありません。雪渓上部左側は急斜面で、バーンも荒れていることから、この時期に雪渓での滑走の経験のない方や、初心者の方の滑走はご遠慮ください。今日は気温は低くないものの、バーン表面は、やや、硬さを感じる状態。お越しになった常連の方も、スキーブーツのつま先で何とか登ることができたほどです。また、お越しになる方が少ないこともあって、登るための雪上のステップできていませんので、ボードのソフトブーツでは、アイゼンなどの装備がないと、登ることのできない状況となっていますので、ご注意ください。

正午の肩の小屋の気温は12℃。肩の小屋付近は風の通り道となっていて、普段から風の強い日が多い状況ですが、今日も大雪渓よりも強い風が吹き抜けています。お昼を過ぎても雨と風が収まる状況が見られません。また、山麓の天候が比較的よいこともあって、今日は剣ヶ峰登山に向かう方々の様子も多く、霧と雨でずぶ濡れになった状況の中、一休みしようと、肩の小屋に立ち寄る姿が多くありました。

午後になって、雨と風は収まってきて、濃霧だけが残っています。大雪渓エリアは誰もいない静かな世界...そんなときにはやっぱり雷鳥の親子の姿がありました。8月中旬ごろには、まだ、小さかった子供の雷鳥も。親鳥とほとんど変わらないまでに成長し、一緒に並んでいるとどちらが親鳥でどちらが幼鳥なのかわからないほどです。もちろん、高山植物の花などをついばむ姿は、以前と変わらず続いています。

この天候も、14時30分ごろになると、周辺の濃霧が抜けてきて、山麓にしっかりとした太陽が差し込んでいる様子がうかがえます。どうやら、天候が悪かったのは、上部エリアだけのようです。沸騰したやかんから激しく湯気が湧き上がるように、山麓の山肌からは雲と霧が湧きあがり、霞んだ周辺がはっきりしてくると、今日一日の悪天候がうそだったかのように、綺麗な光景に包まれて、今日一日が終わって行きます。

不安定な天候が続いた一日でしたが、それなりにこの状況を楽しむことのできたようにも感じられた一日でもありました。なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.18 は、次週明け掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/09/09 17:50更新)

【紅葉情報 − 葉の色合いが少しずつ変化を見せています。現段階の状況は上部エリアは昨年よりやや遅く、中腹エリアは昨年よりやや早い様子が見られます。】
( →詳細は 後日掲載予定の ノリクラ雪渓カレンダーVol.18  【紅葉情報】 をご覧ください )
大雪渓・位ヶ原などの上部エリアでは、ウラジロナナカマドの色合いに、多少の変化見られるものの、昨年よりもその推移がやや遅いように見受けられます。
その反面、冷泉小屋〜摩利支天の中腹エリアでは、紅葉が始まった状況が一目でわかる箇所が多くなってきています。ただ、本格的な紅葉シーズンが到来したといえるほどではありません。
また、山麓の乗鞍高原でも、シラカバなどを中心に色づきが始まっています。そろそろ、紅葉の推移を注意深くチェックする必要のある時期に入ってきていることは、間違いありません。

【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
  

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@ 2011/09/09 06:30
にわか雨が止んで、青空が広がり始めるが、再び雨
(朝の速報 − 観光センター前駐車場)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く7時現在の観光センター前駐車場の気温は16℃。6時頃ににわか雨が降りましたが、その雨も止んで、雲間に青空が広がり始めました。しかし、しっかりと天候が回復して行くほどの気配はありません。そして、7時の時報とともに再び雨が降り始めました。畳平の気温は6℃、天候は濃霧と強風です。そのため、乗鞍スカイラインは、シャトルバス・タクシーなどの自動車の通行は可能であるものの、自転車の通行は見合わせられています。シャトルバスは、乗鞍高原〜畳平の長野県側のシャトルバスは、通常運行のAダイヤ。平湯温泉・ほおのき平〜畳平の岐阜県側のシャトルバスは、減便運行のBダイヤで運行が始まっています。なお、今日一日の状況は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/09/09 07:10更新)
  

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■2011年9月8日(木)■       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.18  

 
  

@ 2011/09/08 10:25
快晴の空 − 剣ヶ峰に向かって出発!
(大雪渓〜肩の小屋 登山道入口)
A 2011/09/08 12:25
気温16℃ − さわやかな空気に包まれ、終日登山日和
(大雪渓〜位ヶ原山荘 登山口)

B 2011/09/08 13:50
どこまでも続く青空 − まさに「天空の秋スキー」
(雪渓上部左側 − モーグルコース)

C 2011/09/08 14:00
透明感があふれる一日でした
(雪渓上部左側 − モーグルコース)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 先週とは打って変わって、まさに秋らしい透明感のあふれる青空が終日続いた一日を楽しむことができました。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、明るい月の前をかすめるように鰯雲が広がり、明るく輝く夜を迎えています。気温は10℃、涼しさを通り越して、寒さを感じるほどです。鰯雲はゆっくりと東に流れて、西の空にはノリクラの峰々の輪郭が夜空にはっきりと見られる状況です。ゆっくりと流れる空気は、どちらから流れているのかわからないほど柔らかく、その空気に乗って、秋の虫達が優しくささやく様子は、まさに秋の夜長を演出しています。

そして、一夜明けた乗鞍高原は昨晩と同様に、青空に鰯雲が広がる様子が続いています。早朝6時の気温は10℃。季節は完全に夏から秋へとシフトした気温となっています。また、夜明けの時間も遅くなり、6時前は朝日は見られず、東の空が赤く焼けているだけの薄暗い状況です。先週末は台風12号の影響で、三日間にわたって通行止めが続きましたが、今日は、長野県側の県道乗鞍岳線、岐阜県側の乗鞍スカイラインともに通行可能で、シャトルバスも始発便から通常運行が開始されました。

7時を回ると、乗鞍高原もしっかりとした明るさと青空が広がるようになってきます。それまで、防寒のために着ていたアウターも不要な状況となり、大雪渓に向かう沿道も青空と明るい太陽に包まれるようになって来ました。そして、森林限界を超えた先には、遠景の山々がくっきりと青空に浮かび、それらの山裾が水墨画のように薄いベールを引いたグラデーションに包まれる状況は、まさにこの時期にしか見られない秋の遠景の光景です。

9時の大雪渓の気温は13℃。真っ青な空に高い秋の雲が広がります。流れるさわやかな空気に身を包まれると、体全身が洗い流されるような心地よさを感じます。
時間とともに、風が若干強くなることがありますが、上空の青空と雲の流れは全く変わりません。そのため、今日は剣ヶ峰登山に出かける方々の様子が、平日の割にはたくさんいらっしゃったように見受けられましたが、まさに登山日和の一日となりました。

大雪渓の状況は、雪渓下部、及び、雪渓上部右側は、雪解けが完全に終了し、滑走できるのは雪渓上部左側しかありません。雪渓上部左側は急斜面のコースレイアウトですので、この時期の雪渓での滑走の経験のない方や、初心者の方の滑走はご遠慮くださるようお願いいたします。
今日のモーグルコースにお越しになったのは、常連のスキーヤー2名。午前中は、浅めのコブでしたが、強い日差しにバーンは適度に柔らかくなり、午後には程よい形状になりました。そして、今日は時間の経過とともに、青空の透明感がさらに増す状況で、どこまでも続く青空に向かっての滑走は、まさに「天空の秋スキー」といった状況です。

正午の大雪渓の気温は16℃。今日は汗というものを忘れてしまった一日が続きます。午後になっても天候は全く変わらず、午後になってさらに澄んだ空気となり、午前中はやや霞んで見えた松本平の市街地が、はっきりとしてくるほどでした。

そろそろ、気になり始める紅葉ですが、中腹の摩利支天エリアから上部の大雪渓エリアまで、部分的に色合いに変化が見られる状況となってきましたが、はっきりと始まったといえるほどには至っていません。また、部分的に枯れているものがあるものの、心配された台風12号による影響も感じられない状況です。

明日は、残念ながら下り坂の天気予報が発表されています。変わりやすい天候も秋の特徴かもしれません。なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.18 は、次週明け掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/09/08 18:40更新)

【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
  

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@ 2011/09/08 09:05
晴 − 秋の雰囲気が漂う空気
(朝の速報 − 大雪渓駐車場)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く9時現在の大雪渓駐車場の気温は13℃。綺麗な青空の広がる気持ちの良い朝を迎えています。気温は13℃。早朝は涼しいを通り越して寒い夜明けを迎えましたが、しっかりとした日差しが差し込み、お日様を受ける背中が、ほこほこと暖かさを感じるようになって来ました。流れ行く空気は、さわやかな乾いた雰囲気を持ち、高い空に筋状のの雲がたなびいて、完全に秋の光景となっています。
先週と同様、部分的な紅葉が始まっていますが、それほどの進捗はなく、週末、各地を襲った台風12号による木々(葉)へのダメージもあまり見られず、今後の紅葉シーズンが楽しみです。なお、今日一日の状況は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/09/08 09:35更新)
  

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■2011年9月2日(金)■       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.17  

 
  

@ 2011/09/02 06:55
シラカバの落葉 − 山麓でも風が吹き始める
(県道乗鞍岳線 − 休暇村付近)
A 2011/09/02 09:45
濃霧 − シャトルバスは通常運行
(大雪渓駐車場)

B 2011/09/02 10:05
風がさらに強くなり、前を向いて歩けないほど
(大雪渓 − スキーヤー専用道)

C 2011/09/02 11:40
こんな天候でも営業中 − しかし訪れる登山者はありません
(肩の小屋)

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▼ 少しずつ台風12号の影響が見られる状況になってきて、昨日と同様、悪天候の中の一日となりました。

早朝6時の乗鞍高原は曇り空で気温は16℃です。昨日と全く変わらない様子ですが、それでも、上空の雲は昨日ほどの低さはなく、東の空には雲間に青空が見られるほどです。しかし、いつもとは方向が逆の東からの風が吹き抜けて、周辺の木々も揺さぶられていて、明らかに台風の影響が感じられる状況となってきました。
それでも、岐阜県側の乗鞍スカイラインは、雨量・風速の規制値には達していないことから、通行できる状況で、シャトルバスも早朝便から通常運行が始まります。

この風の影響もあって、乗鞍高原のあちこちではシラカバの落葉が始まり、一気に秋の気配へとシフトして行きます。シラカバ以外にもヤマウルシなどの紅葉も始まり、9月という言葉に合わせるかのごとく、季節を先取りして行きます。三本滝ゲート付近を通過して、摩利支天付近に達すると、周辺は濃霧に包まれるようになります。それでも、雨や風は全くなくなります。しかし、それも一時的なもので、森林限界付近の位ヶ原山荘を超えたあたりからは、再び、濃霧に包まれて行きます。ただ、雨は全くなく、路面が部分的に乾いている様子も見られるほどです。

8時の大雪渓駐車場の気温は10℃。ここでも、いつもとは真逆の東からの風が絶えず吹きぬけ、霧の粒が激しく目の前を通過して行きます。視界は50メートルほど。周辺の状況は全く確認できません。昨日よりもやや冷たさを感じ、素手では指先が悴んでくるようになってくるほどです。
一時的に上空に明るさが感じられますが、上空はべったりと張り付いた雲に覆われて、濃淡が全くないため、雲が動いていることすらわからないほど。そして、時間とともに風はさらに強くなり、大雪渓エリアでは、霧の密度がさらに高くなって、雨に降られていなくても、霧で全身がびっしょりと濡れてしまうほどです。

この天候でも、肩の小屋はいつものように営業が行われていています。ただ、この状況ですから、訪れる登山者は皆無。風の通り道にある肩の小屋は、大雪渓付近よりもさらに強い風が吹き抜けます。それでも、肩の小屋の管理人の方の話では、今回は建物が揺れるほどの状況ではなく、まだ、それほどの強風ではないとのことです。

正午の肩の小屋付近の気温は10℃。強風は全く変わらず、雨もありません。そのため、大雪渓入口付近の路面のアスファルトは、ほぼ完全に乾いてくるほどの状況です。そして、午後になると、風が強くなってきて、13時30分ごろから雨が降り始め、状況は悪化傾向を示して行きました。

なお、昨日と同様、本日も濃霧のため、撮影が全く状況でしたので、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.17 は、内容がかなり限定されたものとなりますが、今しばらくお待ちください。(2011/09/02 14:00更新)

【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
  

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@ 2011/09/02 08:15
濃霧・強風 − 霧の粒が真横に流れ視界は全くなし
(朝の速報 − 大雪渓駐車場)

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 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く8時現在の大雪渓駐車場の気温は10℃。昨日と同様、濃霧に見舞われています。また、強弱を繰り返す風が吹きぬけ、目の前を激しく霧の粒が流れて行きます。台風の影響から、いつもとは異なって南風です。しかし、空気は冷たさがあり、指が悴むほどの状況です。
岐阜県側の乗鞍スカイラインは、雨はなく風速8メートルで、通行規制値には達していないことから、バス・タクシーなどの自動車の通行は可能です。しかし、濃霧・強風のため、自転車の通行は見合わせられています。また、シャトルバスは、長野県側(乗鞍高原〜畳平)は、通常ダイヤのAダイヤ。岐阜県側(平湯温泉・ほおのき平〜畳平)は、悪天候時のBダイヤでの運行となっています。
昨日に引き続き、取材がほとんどできない状況のため、、詳細な状況をお伝えできないことが考えられますが、今日一日の状況は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/09/02 08:45更新)
  

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■2011年9月1日(木)■       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.17  

 
  

@ 2011/09/01 07:25
山麓から全山濃霧
(三本滝ゲート)
A 2011/09/01 08:00
すでに紅葉が一部始まる
(県道乗鞍岳線 − 摩利支天上 28号カーブ付近)

B 2011/09/01 09:50
視界50メートル以下
(大雪渓入口)

C 2011/09/01 12:50
今日は終日濃霧の一日でした
(雪渓上部左側 − モーグルコース)

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▼ 終日に渡って濃霧に包まれ、一瞬の途切れもなく霧が流れつづける様子は、全く取材にならない一日となりました。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、小雨が降り止んで、柔らかい空気の流れの中に、秋の虫達が静かなハーモニーを奏でる夜を迎えています。気温は16℃、暑くも寒くもない状態で、近づきつつある台風12号の影響は、全く感じさせない夜が続いて行きます。

そして、一夜明けた乗鞍高原は、どんよりとした曇り空が広がっています。周辺の山肌まで飲み込むほどの勢いの低い雲に包まれて、夜が明けても、空には明るさが感じられないほどです。気温は16℃と、長袖にさらにアウターを着てちょうどよい気候です。この天候のため、観光センター前駐車場には7台ほどの車しかお越しになっていません。
それでも、雨量規制などの影響がないことから、岐阜県側の乗鞍スカイラインは通行可能で、シャトルバスも始発便から運行が始まります。
どんよりとした天候は、いまにも泣き出しそうな雰囲気です。そして、7時ごろには空からパラパラと雨粒が落ち始め、空が泣き始めてしまいました。

大雪渓に向かう道中も薄暗い様子が続き、三本滝ゲート付近からは周囲に濃霧が立ち込めるようになってきます。さらに進むと、視界は100メートルを切るほどの状況です。しかし、この煙った中にも沿道の木々の中には、色づきがはっきりとわかる箇所もあって、この一週間で、季節は明らかに秋へと足早に進んでいる様子が見られます。

大雪渓に到着した8時30分の気温は12℃。相変わらず小雨と濃霧が続いてます。ただ、時間とともに雨は収まり、風もほとんど感じない状況となってきます。山麓よりも空は明るさを感じることができ、天候が悪化傾向を示しているような雰囲気はありません。ただ、いつもと異なって、空気は東から流れていて、その空気の流れに沿って、目の前を真横に霧の粒が流れ続けます。

今日の大雪渓は訪れる方は皆無。シャトルバスはどの便も肩の小屋口バス停を素通りして行きます。雪渓下部はかろうじて残雪があるものの、雪渓中段は完全に雪解けが完了します。雪渓上部右側も積雪はあるものの、滑走できる状況ではなく、雪渓上部左側しか滑走できるエリアはありません。
雪渓上部左側は3本のラインがあって、従来からあった右側のラインは雪解けで滑走できず、週末に新たに作られた中央のラインも下部に岩ができてています。また、左のピッチの細かなラインは問題はないものの、ややコブが浅くなっています。いずれにしても、実際の滑走前にコース整備が必要な状況です。ただし、これからの時期の雪渓上部左側は、初めてお越しになる方や初心者の方が滑走できるレベルではありませんので、滑走はご遠慮くださいますようお願いいたします。

正午の大雪渓の気温は12℃。午後になって、再び雨が降り始めますが、それも30分ほどで収まり、濃霧がさらにひどくなる状況。今日はこの濃霧のまま、一日が終わって行きました。

今日は、台風12号の直接的な影響は感じられませんでしたが、明日は、台風12号の影響が徐々に大きくなることが見込まれ、悪天候となった場合は、現地への取材ができない可能性があります。また、本日は濃霧のため、撮影がほとんどできない状況でしたので、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.17 は、内容がかなり限定されたものとなりますが、今しばらくお待ちください。(2011/09/01 18:00更新)

【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日 → 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
  

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@ 2011/09/01 08:35
濃霧 − 時折小雨、霧の粒が真横に流れる
(朝の速報 − 大雪渓駐車場)

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 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く8時30分現在の大雪渓駐車場の気温は12℃。ご覧のとおり視界が50メートルを切る濃霧です。しかし、雨や風はほとんどなく、現段階では台風12号の直接的な影響は感じられません。それでも、目の前を霧が真横に流れて行きます。
岐阜県側の乗鞍スカイラインはバス・タクシーなどの自動車の通行は可能ですが、濃霧のため、自転車の通行は見合わせられています。また、シャトルバスは、長野県側(乗鞍高原〜畳平)・岐阜県側(平湯温泉・ほおのき平〜畳平)の双方とも、Aダイヤでの通常運行が始まっています。
濃霧はかなりひどいため、詳細な状況をお伝えできないことが考えられますが、今日一日の状況は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/09/01 09:00更新)
  

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