【2020シーズンの掲載終了と来シーズンの速報・ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】
2020リクラ雪渓カレンダー正式版
は、ノリクラ雪渓カレンダーVo.8(2020/10/24)をもって2020シーズンの連載を終了させていただきます。2021シーズンの連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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2020年 |
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(中旬より毎週土曜) |
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ノリクラ
雪渓カレンダー |
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<4月上旬より開始> |
●速報●
<2020年11月〜12月上旬>
お休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
<2020年12月中旬〜2021年3月>
ウインターシーズンは、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載が実施できない場合があります。
<2021年4月以降>
春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダーの取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
2021年4月上旬頃から再開を予定しております。
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速報バックナンバー | TOP |
■2021年1月16日(土)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ウインターシーズンは掲載致しません)
(ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。
)
今週は気温が高い日が多くなりバーンが硬くなる
− 今後はスリップや雪崩に注意!
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@ 2021/01/16 09:40 朝から吹雪に... (ツアーコース入口)
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A 2021/01/16 10:15 助けて〜シールが滑って登れない!
(ツアーコース入口急斜面 − 下地が硬くなってきた)
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B 2021/01/16 11:50 今朝からの降雪は5〜10センチ
(ツアーコース − 6番標識先)
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C 2021/01/16 12:10 午後も吹雪が続く (ツアーコース
− 位ヶ原急斜面)
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→その他の画像が本文末尾にあります。
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 先週は厳しい冷え込みでしたが、今週は比較的暖かな日が続き、新雪状態だったバーンが硬くなってきました。今日も高めの気温で、明け方から始まった吹雪も、真冬の綺麗な結晶ではなく、春先に見られるような粒の崩れた雪で、ウエアが真っ白になるほどの激しい降り方でした。
<乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍>
早朝7時の乗鞍高原は、小雨がパラパラ降る朝を迎えます。気温はプラス1℃、乗鞍高原を貫く県道乗鞍岳線は観光センター付近までは積雪はありませんが、スキー場方面には積雪がありますので、スタッドレスタイヤ、または、タイヤチェーンの装着が必要です。この小雨も7時を過ぎると、次第に雪へと変わり、8時近くになるとかなりまとまった降雪となります。この降雪はほぼ終日続き、積雪のなかった観光センター周辺の道路はお昼過ぎには積雪状態となりました。
Mt.乗鞍は今日も通常通りの営業が始まります。冒頭にも申し上げたように、今週は気温が高めだったことが影響して、バーンがやや硬い状態となっています。しかし、今日はその上に今朝から降り始めた新雪がうっすらと積り、プチパウダーが楽しめる状態です。
<ツアーコース>
9時ツアーコース入口の気温はマイナス1℃、明け方からの雪は吹雪に近い降り方になってきます。朝一番の段階で4名ほどの入山者の姿があります。入口付近の新雪は10センチ程度ですが、厳冬期のパウダーではなく、春先に見られるようなややモサついた感触の新雪です。先週は下地の硬さを意識することなかったものの、今日は下地の硬さを感じるようになっていて、このようになると問題なのが入口急斜面上端部分のシール登攀...今朝からの降雪が5〜10センチほどあるものの、硬い下地にシールが滑って登ることのできないスキーヤーの姿も見られました。ただ、完全なアイスバーンには至っていないため、うまく新雪部分を使えば、問題なく登って行けると思われます。その先も、5番標識付近までは下地の硬さをやや意識する状態ですが、下山滑走では逆に滑走性に寄与していて、緩斜面でもプチパウダーが楽しめる状態です。
正午の位ヶ原急斜面の気温はマイナス4℃、急斜面下から上端部分がかろうじて確認できる程度の視界しかありません。この付近でも新雪は10〜20センチ程度で、ディープなパウダーは見られず、シール登攀にはエッジが効く方がよいと思われますので、深雪用のロッカースキーではなく、通常のスキー板(キャンバースキー)の方が利便性がよいと思われます。
<ツアーコースの積雪状況>
積雪量の測定値としては先週から微減。プローブで突き刺すと、1番標識付近では表面から30センチ、5番標識付近では65センチ付近に硬い層が見られました。
・ 1番標識付近(標高
約2130メートル)で積雪90センチ。(先週より5センチ減少、過去3年間の12月下旬〜2月上旬並み)
・ 3番標識付近(標高
約2235メートル)で積雪90センチ。(先週より15センチ減少、過去3年間の1月上旬〜2月上旬並み)
・ 5番標識付近(標高
約2305メートル)で積雪125センチ。(先週より5センチ減少、過去3年間の12月下旬〜2月上旬並み)
次回速報は1月23日(土)の予定です。(2021/01/16 18:25更新)
【2020シーズンの掲載終了と来シーズンの速報・ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】
2020リクラ雪渓カレンダー正式版
は、ノリクラ雪渓カレンダーVo.8(2020/10/24)をもって2020シーズンの連載を終了させていただきます。2021シーズンの連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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2020年 |
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(中旬より毎週土曜) |
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ノリクラ
雪渓カレンダー |
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<4月上旬より開始> |
●速報●
<2020年11月〜12月上旬>
お休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
<2020年12月中旬〜2021年3月>
ウインターシーズンは、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載が実施できない場合があります。
<2021年4月以降>
春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダーの取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
2021年4月上旬頃から再開を予定しております。
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■2021年1月9日(土)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ウインターシーズンは掲載致しません)
(ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。
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今期一番の冷え込み −
日中の気温はツアーコースでマイナス15℃、乗鞍高原でマイナス10℃
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@ 2021/01/09 09:25 三連休初日だが、朝一番の入山者ゼロ (ツアーコース入口)
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A 2021/01/09 10:10 風で雪が締まってきた
− 登攀時の沈み込みが少なくなる
(ツアーコース − 1番標識下)
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B 2021/01/09 10:50 午前中の入山者は僅か2名
(ツアーコース − 2番標識付近)
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C 2021/01/09 12:30 正午の気温はマイナス15℃
− 今期一番の冷え込み (ツアーコース −
位ヶ原急斜面)
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→その他の画像が本文末尾にあります。
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 今日は全国的に厳しい冷え込みとなり、今期一番の記録となった地域もありましたが、乗鞍でも寒さが厳しく、ツアーコースではマイナス15℃、乗鞍高原でもマイナス10℃を上回らない一日となりました。
<乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍>
早朝7時の乗鞍高原は雪の朝を迎えます。気温はマイナス12℃で昨晩からの降雪は数センチといったところ。朝一番から道路の除雪作業が行われています。除雪を担当されている方の話では、昨年12月14日から毎日除雪作業が実施されているとのこと。連日降雪に見舞われているものの風が強く、積雪量はそれほど多くはないとおっしゃっていました。なお、今朝の段階では国道から白くなり、乗鞍高原内は圧雪状態となっていますので、スタッドレスタイヤ、または、タイヤチェーンを装着しないと走行できませんのでご注意下さい。
Mt.乗鞍の各リフトは、ほぼ定刻通りに運行が始まりました。バーンコンディションはしっかりとした下地の上に柔らかい新雪が乗り、エッジを効かせたスキーを楽しむことができます。また、かもしかゲレンデは10〜20センチ程度の新雪で、今日もリフト営業開始とともに、パウダー狙いのスキーヤー・ボーダーが飛び込んで行きました。
<ツアーコース>
9時のツアーコース入口の気温はマイナス12℃、吹雪とまではいかないものの、そこそこの降り方が続きます。新雪部分は35センチほどで、風の影響で若干締まった感触があり、先週までの雪質から若干変化を感じます。そのため、スノーシューで登る際には先週よりもはるかに歩きやすい状態となっていて、シールだとほとんど沈み込まない状態になっています。雪のコンディションとしては、先週のような全く抵抗感のないパウダーではないものの、締まっている分スキーが走り、斜度の緩い所でもパウダーランが楽しめる状態といってよいでしょう。
今日は三連休初日でありながら、午前中の入山者は夜明け前から登り始めた登山者と、その後に登って来たスキーヤーのみで、いずれの方もツアーコース最後の位ヶ原急斜面を登り切ったあたりで引き返してこられた模様。視界がない今日のような天気では、ツアーコースより先の森林限界以降は、天候がさらに荒れ、視界不良による遭難の危険性がありますので、無理をしない行動が大切です。
正午の位ヶ原急斜面の気温はマイナス15℃で今期一番の冷え込みとなっています。積雪量は先週の255センチと変わりありませんが、周辺の木々はほとんどなくなり、オープンバーンが広がっていますので、まとまった降雪があったと思われます。今後、森林限界以降に向かう際には雪崩に十分注意して下さい。
<ツアーコースの積雪状況>
積雪量の測定値としては先週から微増ですが、雪が落ち着いて沈み込んだことが要因と考えられます。プローブで突き刺すと、表面から30センチ程度の新雪部分の下に5〜10センチ程度のやや硬い層があり、その下に締まった雪質の層が見られました。
・ 1番標識付近(標高
約2130メートル)で積雪95センチ。(先週より10センチ多く、過去3年間の1月上旬〜2月上旬並み)
・ 3番標識付近(標高
約2235メートル)で積雪105センチ。(先週と同じ、過去3年間の12月下旬〜3月上旬並み)
・ 5番標識付近(標高
約2305メートル)で積雪130センチ。(先週より5センチ多く、過去3年間の12月下旬〜2月上旬並み)
次回速報は1月16日(土)の予定です。(2021/01/09 18:00更新)
【2020シーズンの掲載終了と来シーズンの速報・ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】
2020リクラ雪渓カレンダー正式版
は、ノリクラ雪渓カレンダーVo.8(2020/10/24)をもって2020シーズンの連載を終了させていただきます。2021シーズンの連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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2020年 |
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速報 |
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(中旬より毎週土曜) |
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雪渓カレンダー |
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<4月上旬より開始> |
●速報●
<2020年11月〜12月上旬>
お休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
<2020年12月中旬〜2021年3月>
ウインターシーズンは、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載が実施できない場合があります。
<2021年4月以降>
春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダーの取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
2021年4月上旬頃から再開を予定しております。
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■2021年1月1日(金)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ウインターシーズンは掲載致しません)
(ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。
明けましておめでとうございます。本年もご愛読のほどよろしくお願いいたします
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@ 2021/01/01 09:30 2021年元日は吹雪の朝 (ツアーコース入口)
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A 2021/01/01 10:30 新雪40センチ
− 何度も登り返してパウダーを堪能
(ツアーコース − 3番標識手前)
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B 2021/01/01 12:05 恒例の新春初滑りはディープパウダー
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)
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C 2021/01/01 10:40 新雪が深すぎて緩斜面の下山滑走はラッセルを強いられる (ツアーコース
− 4番標識付近)
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→その他の画像が本文末尾にあります。
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 新年、明けましておめでとうございます。2021年最初の速報をお届けいたします。本年もご愛読のほどよろしくお願いいたします。終日吹雪の一日。ツアーコースは柔らかな新雪に包まれディープパウダーを堪能できるコンディションとなっています。
<乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍>
早朝7時の乗鞍高原は吹雪の朝を迎えます。気温はマイナス8℃、夜明けとともに降り方が強くなり、吹雪で視界が妨げられるほどです。昨晩からの降雪は5〜10センチほどですが、降り方が強くなってきてどんどん積もって行く様子が見られます。道路の積雪は乗鞍高原内はもちろんありますが、10kmほど手前にある国道も白くなっていて、冬用タイヤ、または、タイヤ・チェーンがないと走行できません。
Mt.乗鞍は、年明け初日ですが、今日も通常通りの営業です。12月30日(水)の朝に雨が降った影響から、先週と比べて、下地にやや硬さがあるものの、表面の雪は柔らかく、滑りやすいコンディションとなっています。そして、かもしかゲレンデは20センチ程度の新雪が降り積もり、リフト営業開始とともにパウダー狙いのスキーヤー・ボーダーが飛び込んで行きました。
<ツアーコース>
9時のツアーコース入口の気温はマイナス10℃、新雪は30センチ程度で、下地の硬さを感じる部分があり、12月30日(水)の雨の影響がやや見られます。入口急斜面では、下地の硬さはほとんど感じられなくなるものの、急斜面最上部ではシールがやや滑りやすい下地が形成されてきました。
雪の降り方は一向に収まる気配はなく、午前中を中心にバンバン降り続き、昨日位ヶ原山荘に宿泊した方が下山滑走したシュプールも1〜2時間で薄くなるほど。新雪は40センチ程度で、ツアーコースは下部から上部まで全区間パウダーゾーンになっています。
正午の位ヶ原急斜面の気温はマイナス12℃。視界は上端部分がかろうじて確認できる状況(視界100〜200メートルほど)。積雪は255センチで、先週の180センチから75センチ増加しています。表面から1メートルほどまでプローブがスーッと通る状態です。(その下にやや硬い層あり)
毎年元日は常連スキーヤーと新春初滑りを行いますが、今年はツアーコース内で十分パウダーを堪能できる積雪状態で、浮遊感満点のパウダーランを楽しむことができました。ただ、緩斜面では深すぎて下山滑走でもトレースがない部分はラッセルを強いられる状況ですので、6番の谷を超える際には、ボーダーの方もストックがあったほうがよいでしょう。ただ、6番の谷も先週と比べると格段にウェーブがなだらかになって登攀も下山滑走も容易になってきました。
<ツアーコースの積雪状況>
位ヶ原山荘に宿泊された方の話では、昨晩で50センチ程度の降雪があったとのことで、一晩でかなり積もったようです。ツアーコース内でも新雪は40センチほどで、深い所では60センチほどもあります。また、前述のとおり、位ヶ原急斜面では先週の180センチから255センチと増加しています。ただ、12月30日(水)の雨によるとみられる弱層も一部見られますので、雪崩などには十分注意下さい。
・ 1番標識付近(標高
約2130メートル)で積雪85センチ。(先週より25センチ多く、過去3年間の1月上旬〜2月上旬並み)
・ 3番標識付近(標高
約2235メートル)で積雪105センチ。(先週より10センチ多く、過去3年間の12月下旬〜3月上旬並み)
・ 5番標識付近(標高
約2305メートル)で積雪125センチ。(先週より30センチ多く、過去3年間の12月下旬〜2月上旬並み)
次回速報は1月9日(土)の予定です。(2021/01/01 20:15更新)
【2020シーズンの掲載終了と来シーズンの速報・ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】
2020リクラ雪渓カレンダー正式版
は、ノリクラ雪渓カレンダーVo.8(2020/10/24)をもって2020シーズンの連載を終了させていただきます。2021シーズンの連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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2020年 |
2021年 |
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11月 |
12月 |
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5月〜10月 |
速報 |
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(中旬より毎週土曜) |
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(毎週土曜) |
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ノリクラ
雪渓カレンダー |
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<4月上旬より開始> |
●速報●
<2020年11月〜12月上旬>
お休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
<2020年12月中旬〜2021年3月>
ウインターシーズンは、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載が実施できない場合があります。
<2021年4月以降>
春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダーの取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
2021年4月上旬頃から再開を予定しております。
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