【速報バックナンバー 2023年11・12月分】

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◎ 11・12月  
■2023年12月23日(土)
      ■2023年12月16日(土)      ■2023年12月2日(土)      ■2023年11月26日(日)      ■2023年11月19日(日)    ■2023年11月5日(日)     

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■2023年12月23日(土)     

※ ご注意 − 11月より山頂方面は冬季閉鎖となり、シャトルバスなどの交通手段はありません。十分な装備を完備した冬山経験者のみ入山できる状態ですのでご注意下さい。

先週の雨で大打撃を受けたが、まとまった降雪により状況は回復へ 
@ 2023/12/23 08:10
積雪20センチ、シールで歩ける状況に回復
(休暇村ゲレンデ)
A 2023/12/23 09:40
かもパウも復活
(かもしかゲレンデ)

B 2023/12/23 13:00
ツアーコースは30センチ前後のパウダーに覆われる
(ツアーコース −6番標識付近の谷)

C 2023/12/23 12:45
気温マイナス10℃ − 今日は終始氷点下の一日
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 先週は季節外れの雨で、壊滅的に雪解けが進み、Mt.乗鞍はゲレンデ営業が休止されましたが、週明けから降雪が続き、再びパウダーが楽しめる状況まで回復しました。

<乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍>
早朝7時の乗鞍高原の天候は小雪。気温はマイナス8℃と冷え込んだ朝を迎えます。昨晩の降雪は数センチ程度と多くありませんが、一面真っ白の銀世界となっています。道路は、前川渡から乗鞍高原方面に進んだ県道は全面積雪となっていて、冬用タイヤ・タイヤチェーンが必要な状況です。

前述のとおり、Mt.乗鞍はコンディション悪化のため、一時休止されていましたが、12月20日(水)より再開されています。ただ、運行リフトはやまぼうし前のみとなっていますので、リフトを利用してツアーコース方面に向かうことはできません。

<ツアーコース方面への入山、かもしかゲレンデ>
ツアーコース方面への入山は休暇村ゲレンデか、Mt.乗鞍からのどちらかとなりますが、登る距離は休暇村からのほうが短いものの、ゲレンデの雪が少ないため、下山滑走を考えると、Mt.乗鞍からの入山のほうが良いかもしれません。
今回は休暇村より入山しましたが、積雪は20センチほど。スタート地点からシールで登ることが可能ですが、下半分はブッシュが多く、滑走が困難な状況です。その先のかもしかゲレンデは新雪20〜30センチで、すでに数多くのトレースが刻まれ、パウダーを楽しむ方々の様子がうかがえます。先週は地面が見えるほどまで状況が悪化したものの、今週はほぼ問題ない状況まで回復しました。

<ツアーコース>
10時のツアーコースの天候は小雪・気温マイナス8℃。入口急斜面は先週よりもブッシュが少なくなり、入口急斜面上端もしっかり積雪があり、シールでも問題なく登ることができ、また、スキー・ボードでも注意すれば板を外さずに下山滑走可能です。

その先のツアーコースは1番標識付近まではブッシュがやや多いものの、それ以降はほぼ問題ない状態です。そして、森林限界手前の位ヶ原急斜面も木々がまだ多い感じはありますが、滑走で問題になるような状況ではありません。

12時の位ヶ原急斜面の天候は雪・気温マイナス10℃で、今日は終日氷点下の一日でした。この付近の新雪は深い所で50センチ程度あり、十分パウダーを楽しめる状況です。

<位ヶ原山荘、年末年始営業開始>
 本日12月23日(土)から来年1月8日(月)まで、位ヶ原山荘の年末年始営業が開始されます。乗鞍で唯一の冬季営業小屋ですが、道路は冬季閉鎖となっていますので、冬山経験者のみの入山となります。宿泊はもちろん、お昼休みなどにもご利用できます。宿泊でのご利用の際には必ずご予約をお願いいたします。

なお、位ヶ原山荘山荘へ向かうショートカットルートへの入り口は、昨年よりも上方に変更されています。現地の看板・赤布にしたがって下さい。

次回速報は、年明けの1月1日(月)の予定です。良いお年をお迎えください。(2023/12/23 19:30更新)

 

12月23日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】



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■2023年12月16日(土)     

※ ご注意 − 11月より山頂方面は冬季閉鎖となり、シャトルバスなどの交通手段はありません。十分な装備を完備した冬山経験者のみ入山できる状態ですのでご注意下さい。

 

本日12月16日(土)より、2024シーズンの速報掲載を開始(毎週土曜日掲載予定)
=昨日の雨で一気に雪解け。状況は11月に逆戻り= 
@ 2023/12/16 08:05
積雪が全くなく、シールでの登攀はできません
(休暇村ゲレンデ)
A 2023/12/16 09:10
カモパウどころか、滑走すら厳しい状態
(Mt.乗鞍 − かもしかゲレンデ)

B 2023/12/16 10:05
ツアーコースは積雪が残る
(ツアーコース入口)

C 2023/12/16 14:15
積雪30センチ − 大幅に雪解け
(ツアーコース入口)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 2024シーズンの連載を本日分より開始いたします。来年10月末までの毎週土曜日に連載予定です。ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。

今冬は早くから降雪があり、11月中旬ごろから12月初旬までは、例年よりも積雪の多い傾向が見られましたが、その後、降雪が続かない状態となっていました。
そして、今週になって気温が高い傾向が続き、先週土曜日12月9日にオープンしたMt.乗鞍は、オープンから4日目の12月12日(火)からゲレンデコンディション悪化のため、営業を一時休止する事態となり、再開の目途が立たない状態となっています。

早朝7時の乗鞍高原は小雨が続く朝を迎えます。気温は7℃、暖かい朝です。乗鞍高原内に雪の姿は全くなく、休暇村まで路面凍結・路面積雪は全くありません。ツアーコース入山のスタートとなる休暇村ゲレンデも積雪はほとんどなくなり、シールでの登攀は全くできません。

8時ごろに一旦雨が収まるものの、9時ごろから再び雨となり、その後は雨が降ったりやんだりを繰り返す状態が続きます。
休暇村ゲレンデの先にあるかもしかゲレンデまでやってくると、ようやく雪の上を歩くことが可能な状態になります。場所を選べば滑走できないことはないものの、ゲレンデを横切る排水路の段差が確認できるまで積雪が少なくなっていますので、滑走は厳しい状態と思われます。

その先のツアーコースも雪解けが激しく、ブッシュが数多く確認できるようになり、滑走できなくはないものの、快適といえる状態ではありません。積雪は30センチ前後ですが、下地がやわらかく、ツボ足だと地面まで踏みぬく状態が続きますので、スノーシューやワカンなどの装備がないと、大幅なタイムロスとなりますので、ツボ足での入山はおすすめできませんのでご注意下さい。

午後になっても、天候は変わらず、雨が降ったり止んだりを繰り返しています。今後、まとまった降雪がない限りは、ゲレンデ及びツアーコースのコンディション回復は見込めないと思われます。(2023/12/16 18:20更新)

12月16日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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■2023年12月2日(土)     

※ ご注意 − 11月より山頂方面は冬季閉鎖となり、シャトルバスなどの交通手段はありません。十分な装備を完備した冬山経験者のみ入山できる状態ですのでご注意下さい。

まとまった降雪により、かもしかゲレンデ大盛況、ツアーコース滑走可
(まだ雪が落ち着いていない時期のため、雪崩などには注意を)
@ 2023/12/02
パウダー狙いのスキーヤーで大盛況
(かもしかゲレンデ)
A 2023/12/02
まとまった降雪で、ツアーコースは滑走可能に
(ツアーコース入口)

B 2023/12/02
例年よりかなり早い降雪に恵まれる
(ツアーコース−位ヶ原急斜面)

C 2023/12/02
上部エリアはパウダーゾーンが広がる
(富士見沢−滑走は横断する道路のフェンスに注意)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今回は12月2日(土に入山された読者の方より、情報提供いただきましたので掲載いたします。

この1週間はまとまった降雪があり、乗鞍高原でも積雪となる状況で、今日はかもしかゲレンデはパウダー狙いのスキーヤー・ボーダーの方々で大盛況だったようです。そのため、ゲレンデ内のパウダーは午前中には食いつくされた状態になった模様です(注:かもしかゲレンデを含むMt.乗鞍内のゲレンデは、まだ、営業されていません)。

ツアーコースの積雪も先週と比べて増えて、滑走可能な状態になりました。ただし、まだ、快適といえる状態ではありませんので、滑走には十分ご注意下さい。

さらに上部のすべり台はハイマツがほぼ埋まって、今後は快適な滑走が楽しめそうな状況です。また、富士見沢は途中を横断する道路のフェンスがまだ残っていますので、滑走には十分注意が必要で、また、下部の藪がまだ残っている状況とのことです。

例年より早い積雪となっていますが、まだ、雪が落ち着いていない時期でもあり、小規模なものを含めて雪崩が発生しやすい状況ですので、細心の注意のもと、入山してください。 (2023/12/03更新)


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■2023年11月26日(日)     

※ ご注意 − 11月より山頂方面は冬季閉鎖となり、シャトルバスなどの交通手段はありません。十分な装備を完備した冬山経験者のみ入山できる状態ですのでご注意下さい。

ツアーコースはまだ積雪量が少なく、入山はできるが下山滑走は不可
@ 2023/11/26
ツアーコース入口
A 2023/11/26 
ツアーコース位ヶ原急斜面

B 2023/11/26
位ヶ原11号カーブ付近

C 2023/11/26
すべり台付近

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今回は11月26日(日)に入山された読者の方より、情報提供いただきましたので掲載いたします。

先週よりも積雪状態が落ち着き、ツアーコースは入山可能な状態になった模様です。ただ、ツアーコース上部の沢はまだ積雪が少ない状態です。また、すべり台まだ積雪は少なく、富士見沢の上部は滑走できたようですが、位ヶ原山荘に近づくにつれて藪が多く、バックカントリースキーを楽しむにはもう少し降雪が欲しい状態です。

なお、積雪状況がまだ安定していませんので、今後の天候状態によっては、入山ができない状態になる可能性がありますのでご注意ください。(2023/11/27 更新)


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■2023年11月19日(日)   
 
※ ご注意 − 11月より山頂方面は冬季閉鎖となり、シャトルバスなどの交通手段はありません。十分な装備を完備した冬山経験者のみ入山できる状態ですのでご注意下さい。

【ご注意】11月より冬季閉鎖・シャトルバス運休・自転車通行禁止 − 入山は冬山経験者のみ可能 
@ 2023/11/19
積雪30センチ、クマザサを踏み抜いてしまい登攀困難
(ツアーコース入口)
A 2023/11/19 
ブッシュもまだ多く、入山は時期尚早
(ツアーコース位ヶ原急斜面)

B 2023/11/19 
快晴無風の絶好の天候
(ツアーコース出口、位ヶ原11号カーブ付近)

C 2023/11/19 10:45
もう一降りあれば、カモパウが楽しめる
(かもしかゲレンデ)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今回は11月19日(日)に入山された読者の方より、情報提供いただきましたので掲載いたします。前日の降雪で真っ白になったツアーコースの様子をお伝えします。

今回は乗鞍高原でも、朝は中平(なかだいら)付近より路面凍結が始まり、観光センターから先は完全な雪道となりました。これからの時期、乗鞍高原方面にお越しの方は、冬用タイヤの装着は必須と思われますのでご注意ください。

この時期、山頂方面に向かう方は、休暇村ゲレンデ付近より入山されるケースが多いかと思いますが、休暇村ゲレンデで積雪20センチほど。そして、その先のかもしかゲレンデは40センチ前後の積雪となりました。そのため、「通称:カモパウ」を堪能するスキーヤー・ボーダーの姿も見られましたが、雪が落ち着いてなく、ターンのたびに下地の石を踏んでしまう状況だった模様で、カモパウの堪能は今度の週末の寒波到来に期待したいところです。

その先のツアーコースは入口付近で積雪30〜40センチありますが、クマザサの上に降り積もった雪のため、クマザサがまだ埋まり切ってなく、シールで登っても、下地を踏みぬいてしまう状況が散見され、冬山経験のあるスキーヤーですら、ツアーコースのアクセスに、通常の2〜3倍ほど時間がかかるほどの状況でした。また、この日の天候は快晴無風の暖かな一日だったことも影響して、ツアーコースの雪は雪面がパックされ、ひどいモナカ状態で、下山滑走はさらに困難が予想される状況でした。

このような状態のため、大雪渓・位ヶ原方面や山頂方面に向かうには、車道でのアクセスのほうがまだ容易といえます。今度の週末で、どれほど積雪の積み増しができるかによって、ツアーコースのコンディションが変わってきますが、雪面状況が落ち着いていないため、ツアーコースでの入山ルートはまだ時期尚早と言えます。(2023/11/20更新)


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■2023年11月5日(日)     

※ ご注意 − 11月より山頂方面は冬季閉鎖となり、シャトルバスなどの交通手段はありません。十分な装備を完備した冬山経験者のみ入山できる状態ですのでご注意下さい。

山頂方面は完全な冬山
入山は装備を完備した冬山経験者のみ可能です
@ 2023/11/03
大雪渓より山頂方面は積雪
(大雪渓入口)
A 2023/11/03
気温が高く、春雪のような雪質
(大雪渓)

B 2023/11/05
山頂方面
(山頂方面)

C 2023/11/05
先月の降雪がしっかり残っています
(朝日岳〜大雪渓上部)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今回は11月3日(金)・5日(日)に入山された読者の方より、情報提供いただきましたので掲載いたします。今回は天候がよく、穏やかだった模様で、雪もゆるんで春雪のようだったとのことでした。

11月より現地は冬季閉鎖となり、シャトルバス・タクシー・自転車での入山ができない状態となっています。また、厳冬期の入山ルートとなっているツアーコースにはまだ積雪がないため利用不能で、大雪渓・山頂方面へのアクセスは車道と登山道を利用することになります。ただ、車道等は距離が長いため、計画的な時間配分・登攀スピードがないと、日没までに下山できない恐れがあり、山頂方面の山小屋(※)は全て閉鎖されていますので、入山は装備を完備した冬山経験者のみとなりますのでご注意下さい。(2023/11/05 21:50更新)

※ 位ヶ原山荘の年末年始営業は12月23日(土)からで、現在はグリーンシーズンの営業が終了し閉鎖されています。


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