ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.10(2010/07/17〜18) E
【7月18日(日)、三連休中日は大変な賑わい】
そして、三連休二日目の7月18日(日)、昨日と同様、綺麗な青空が広がっています。
時刻は6時前。ご覧のようにシャトルバス乗り場には長蛇の列ができ、乗車券発売所もご覧のように列ができる状態。今シーズン最初の賑わいを見せています。
梅雨明けの発表がなされ連休中日ということもあって、観光センター前駐車場には早朝から多くの方がお越しになり、6時前にはほぼ満車状態。やってきた車が駐車場内を右往左往される様子が見られます。
また、駐車スペース以外のところにも車を止めるケースが散見されましたが、シャトルバスの進入に支障がありますので、満車の場合は、他の駐車場に駐車されるようお願いいたします。観光センター前駐車場以外の乗り換え駐車場は 2010シーズン 乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報 をご覧下さい。
県道乗鞍岳線は、大型車両が対向できない狭い箇所が多く、さらに複数台のバスが対向するには、幅員があって長い直線路の場所に限定されています。
10月末までの運行シーズンのうち、最も混雑するのはお盆と紅葉シーズン。今日はそれに匹敵するほどの賑わいぶりで、8時便・9時便はともに7台が運行されました。
こちらは8時便の下り車両7台と9時便上り車両7台が対向するところ。これだけの台数が対向できる箇所は、三本滝〜畳平間では数箇所しかなく、シャトルバスにとって県道乗鞍岳線は、「単線のローカル鉄道」という状況で運行しなければならないのです。
慣れた運転手さんでも朝から夕方まで賑わい振りが続く今日の状況はなかなか大変なもの。さらにタクシー・自転車など他の車両・登山者への配慮も重要です。
これからのシーズンは全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に参加される方などがヒルクライムにたくさんお越しになります。時には自転車が停止して、シャトルバスやタクシーを通過させるくらいの配慮も必要と考えられます。
【今日は絶好のヒルクライム日和】
|
こちらは位ヶ原山荘前。
ロードバイクで颯爽と駆け抜けて行くヒルクライマーの方、そして、折りたたみ自転車でやってこられた方など、様々な方が日っきりなく、位ヶ原山荘前を通過して行きます。
位ヶ原山荘は観光センターから約15km地点にあり、この付近に来ると周辺に残雪が残る風景が目の間に広がるようになります。そんな光景をカメラに収め一休みします。
そして、休憩の合間に山荘のスタッフとの何気ない会話が楽しいもの...
山荘前の山肌にはきれいな沢水が引かれていて、空になったボトルに雪解けの冷たい水を満たします。
こちらの方々、今年も全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に向けて練習開始です。
強い日差しに照らされても、比較的乾いた空気が流れて暑さでバテるほどではなく、ヒルクライムには程よい天候。
そして、強い日差しに上空には雲が湧き上がります。
マイカー規制によりシャトルバスなど限られた車両しか通行しないノリクラでは安全に自転車を楽しむ環境があります。登りはもとより、下りはかなりのスピードが出てしまいますので、ブレーキなどの点検は怠らないようにし、ヘアピンカーブなどでは対向する車両に十分注意してください。(→ Next)
Copyright (C) 乗鞍香辛料監視委員会 |
|