ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.16(2010/08/27〜28) B
【雪渓下部 V】
大雪渓エリアで最初に頭を出す岩はモーグルコースの岩で、こちらは大雪渓エリアで二番目に頭を出す石碑の岩。こちらは一ヶ月の段階で周辺の雪解けが完了しています。
こちらは毎年定点でお伝えしている石碑の岩にあるチングルマ。
さく果もガクもない | ごく一部で紅葉 − 昨年より二週間早い |
先週お伝えしたようにさく果もすべてなくなっています。他のチングルマではガクの部分が残っているものの方が多いようです。そして、葉をよく見ると少し赤くなって来ました。昨年よりも二週間早い推移です。
石碑の岩東側のスキーヤー専用道 | 下端部分は36メートル上方にある |
雪渓下端部分は右の画像の位置から36メートル上方にあります。
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先週の雪渓上部下端 ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.15(2010/08/21〜22) B |
今週の雪渓上部下端 先週より8メートル上昇 |
下端位置は先週より8メートル上昇しています。
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先週の雪渓上部下端 ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.15(2010/08/21〜22) B |
今週の雪渓上部下端 先週より高さ70センチの雪解け |
先週から高さ70センチの雪解けで、この時期としてはやや少ない雪解けです。
先週の段階では昨年より一週間ほど遅い雪解け状況でしたが、今週はさらに遅くなり、一週間以上の開きが見られるようになっています。
【雪渓中段】
雪渓下部の北端のモーグルコースの岩と南端の石碑の岩の間を上がったエリアで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。この位置からの画像では、積雪は完全になくなっているように見えますが、中央の大岩の反対側にまだ積雪が残っています。
こちらが大岩の右側(北側)に残る雪渓中段部分。
雪渓中段北側 − 登山道付近 | 長さ25メートル×幅9メートル |
左の画像は雪渓中段から北側にある肩の小屋への登山道付近を見たところ。雪渓と登山道との間は先週の21メートルから34メートルになっています。右の画像は上端から見たもので、大きさは長さ25メートル×幅9メートルで、前述の左の画像の登山道までの距離、そして、右の画像の雪渓の大きさからも、昨年より二週間遅い状況となっています。
これだけ小さくなっても、おそらくあと二週間ほどは残っていると推測されます。(→ Next)
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