第25回 全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍
2010/08/28〜29 C
【続々と選手がやって来ます】
トップ集団の選手に続いてチャンピオンクラスの選手が続々とやって来ます。
そんなチャンピオンクラスの選手の中に...
ロード女子Bクラスの中込 由香里 選手。第22回大会からこのクラスのトップを維持し、今回も2位と5分以上の差をつけて四連覇を果たしました。
そしてロード女子Bクラスは昨年初出場・初優勝した吉井 玲香 選手。吉井 選手も2位と5分以上の大差をつけて二連覇です。
MBT女子クラスといえばやはり田近 郁美 選手。今年もトップのポジションを維持されて、4連勝8回目のクラス優勝を果たしました。
今回のエントリー数は4041名ですが、一回のスタートで出走できる人数に限りがあるため、15のクラスを17回に分けてスタートします。そのため、最初の7時30分のチャンピオンクラスのスタートから最後のMTB男子の出走する8時15分まで実に45分の開きがあり、続々と選手が続いて行きます。(参考:最終スタートはショートコースの8時20分)
そして、今日は時間が経過しても一向に雲の湧き上がる様子はなく、遠景の山並みは秋を思わせるほどくっきりと浮かび上がり、南アルプスをバックに携えてゴールを目指します。
今回の大会から、応援バスが手配され、大雪渓駐車場では出場選手のご家族・友人の方々を中心に声援を送り続けます。
そんな応援に選手の方々もハイタッチで応えます。
こちらの方の応援はさらにハイテンション...選手と一緒になって走りながらの声援を送り続けます。
選手の方々にとって、声援を受けるとその一時だけでも頑張れるもの...そして、どの選手にも大きな声で声援を送るこちらの方。大会に出場する予定でしたが、抽選で外れてしまいました。そのため、応援だけでもと思ってお越しになったそうです。
どんな形でも大会に参加してみたい...そんな風に思っている方は出場する選手以外にもたくさんいらっしゃることでしょう。
黙々と歯を食いしばりながら走る方、周りの景色を楽しみながら走る方など、出場される選手それぞれの大会への取り組み方があります。
そんな中、大きな声で呼んでくださるこちらの方...本当ならこちらから声援をお送りしなければならないのに、逆にこんな風に選手の方からお声をかけていただくと本当にうれしいものです。
裸足で一生懸命走っているこちらの方...「パンクしちゃったよ〜」と言い残しながら駆け抜けて行きます。標高2600mの大雪渓付近では、大気圧が平地の3分の2程度となり、細いロードバイクのタイヤはバーストし易い状態となります。意外と路面には異物が多く、それが突き刺さってパンクするケースも多く見受けられます。通常でも、下山してタイヤを点検すると、何箇所か小さな異物がタイヤに突き刺さっていますので、下山ごとにタイヤの点検をお勧めします。
平均勾配約6%のコースではどの選手もヒルクライムに特化した軽量の自転車で出場される選手がほとんどですが...
ママチャリで出場されるこちらの選手は、もうこの大会ではおなじみのスタイルでの出場です。この大会で「ママチャリ...」と、いえばそれだけでこの方のことは通じるでしょう。ヒルクライムに特化してフロントのギアを一枚にされている選手は多く見かけますが、この自転車はリアのギアも一枚、正真正銘の「ママチャリ」です。それでもカテゴリーはロード男子のクラスとなります。(→ Next)
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