ノリクラ 雪渓カレンダー
 
Vol.20(2012/09/22〜23) D

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(Update:2012/09/27)

 

【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★色付きが始まりました(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★

大雪渓付近

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めています。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。

<紅葉関連情報>

■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  
■ ビューポイント(地図) − ノリクラガイドマップ紅葉上部エリア版(大雪渓〜摩利支天)   ノリクラガイドマップ紅葉下部エリア版(三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)

 

昨年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2011ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2011/09/22〜23) D
先週の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2012/09/15〜16) E
今週の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
この1週間の変化が乏しい

こちらは大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。先週と比べて、ウラジロナナカマドが赤くなってきた様子が見られます。それでも例年よりも遅い状態が続いています。

 

山頂全景 雪渓上部左側より

色付きが始まったと申し上げておりますが、まだまだ全体を染め上げるほどではありません。

 

大雪渓入口 − 色合い、葉の状態もまずまず

ただ、ご覧のように綺麗な色合いを見せる箇所が多くなってきたことから、色付きが始まったと申し上げることとしました。こちらは大雪渓入口のウラジロナナカマド、色合いは申し分ない状態で、葉の状態も思ったほど悪くありません。

 

真紅のウラジロナナカマド

大半のウラジロナナカマドはオレンジ色の紅葉ですが、中にはご覧のように真紅の色合いまで染まりあがっているものも見られるようになって来ました。

 

昨年の大雪渓付近
2011ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2011/09/22〜23) D
先週・の大雪渓付近
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2012/09/15〜16) E
今週の大雪渓付近

左上の昨年の画像を見るとお分かりの通り、2011年9月23日の早朝の冷え込みで霜枯れが発生し、ウラジロナナカマドは壊滅状態となりました。

 

大雪渓エリアでの標準的な色付きのウラジロナナカマド

大雪渓エリアの大半はまだ色付きが始まっていないか、始まっても現在はこの程度のものが大半です。

 

中にはご覧のような見事な色彩も見られます − 次週末が楽しみ!

それでも、ご覧のような見事な色彩を放つものも見られるようになり、次週末が楽しみな状況です。

 

【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近) T】
★色付きが始まりました(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

位ヶ原 − 宝徳霊神バス停付近

標高2500メートル付近の位ヶ原エリア。広大な台地が森林限界を超えた天空に広がります。ウラジロナナカマドの赤い紅葉が見られるようになって来ました。

 

昨年の宝徳霊神バス停付近
2011ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2011/09/22〜23) D
2009年の宝徳霊神バス停付近
2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2009/09/26〜27) E

上段は昨年同時期の画像、そして下段は綺麗な紅葉を見せた2009年の同時期の画像。昨年は今年よりもさらに遅い状況が見られ、ウラジロナナカマドの赤い部分が全くありません。これは先ほども申し上げたように霜枯れでウラジロナナカマドが葉を落としてしまった影響です。

下段の2009年は、いうまでもなく見事な錦絵となっています。ここまで綺麗に染め上がる光景は後にも先にも2009年だけです。

 

富士見沢・鶴ヶ沢

こちらは富士見沢・鶴ヶ沢。少しずつ赤くなってきている様子がわかります。

 

2009年の富士見沢・鶴ヶ沢
2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2009/09/26〜27) E
昨年の富士見沢・鶴ヶ沢
2011ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2011/09/22〜23) D

左は2009年の同時期のもの、右は昨年同時期のもの。2009年はまさにこのタイミングがピークで、これほどまで綺麗な真紅はめったにお目にかかれないでしょう。右の昨年はすでに申し上げているように霜枯れで大半のウラジロナナカマドが葉を落としてしまいました。

 

ウラジロナナカマド(富士見沢)

富士見沢のウラジロナナカマドの葉の状態は、色付き始めてもそれほど悪くはありません。

 

昨年のウラジロナナカマド(富士見沢)
2011ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2011/09/22〜23) D

こちらは昨年の富士見沢のウラジロナナカマド。すでに申し上げているように霜枯れで大部分の箇所で枯れ落ちています。左の画像ではやや残っているように見られますが、これもきれいに紅葉することなく終了してしまいました。

 

年のウラジロナナカマド(富士見沢)
2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2009/09/26〜27) E

そして、こちらは見事な紅葉を見せてくれた2009年の富士見沢のウラジロナナカマド。ため息の出るような色鮮やかさは良く覚えています。

 

ヒルクライマー − 立ち止まってカメラを構える

ヒルクライムにお越しになる方も必ずここで立ち止まってカメラを構える様子があります。おそらく翌週にはヒルクライマーだけでなく、数多くのカメラマンが同じようなポーズを取っていることでしょう。

 

1年半ぶりのヒルクライム − 「やっぱり外で風を受けて乗る自転車はいいですねぇ〜」

出産・育児のため、しばらくリタイアされていたこちらの方。久しぶりのヒルクライムです。今日の再デビューに備えて子供さんが寝静まった後、ローラー台でトレーニングを続けてこられました。「やっぱり外で風を受けて乗る自転車はいいですねぇ〜」

 

子供さんに − 急いで下山

「子供にミルクを上げなくっちゃいけないので...」と、言い残して急いで下山されて行きました。まったく変わらぬご様子にお目にかかれてうれしい限りです。これからも育児との両立を何とか続けていただきたいと願います...(応援します)。 Next


■ご注意■

今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。

 

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