ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.15(2014/08/13〜16) E

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(Update:2014/08/21)

 

【肩の小屋や畳平の賑わい、乗鞍スカイラインを登るヒルクライマーなど】

肩の小屋

大雪渓の北側にある肩の小屋。乗鞍岳登山(剣ヶ峰登山)の中継地点にあります。

 

たくさんの登山客が訪れる

今日もたくさんの登山客が訪れています。肩の小屋の南側の広場ではお昼休みをゆっくり過ごす方で賑わいます。

 

売店・軽食コーナーも大忙し

もちろん、肩の小屋の売店・軽食コーナーも大忙し...ここ最近は天候不順で来場者が途絶え気味でしたから、うれしい悲鳴といえるでしょう。山小屋の営業は天候に大きく影響されますので、お盆のハイシーズンの天候不順は本当に痛いところ。

 

畳平バスターミナル お花畑、熊出没監視中(お花畑は入山禁止)

こちらは畳平バスターミナル。今日はお花畑にクマが出没し、朝9時から入山規制が実施されました。そして、畳平ではスタッフ総出で監視体制がとられていました。

 

帰りのシャトルバスを待つ方々の列

時刻は15時を回ろうとするところ。帰りのシャトルバスを待つ方々の列が出来ています。

 

長蛇の列

こちらの列は実は幾重にも折り重なっているものの、ターミナルからさらに伸びるほどの勢い。お盆シーズンになると良く見られる光景です。

 

乗鞍スカイライン

こちらは岐阜県側の乗鞍スカイライン。長野県側の県道乗鞍岳線と同様に、ヒルクライムの方々の姿が見られます。

 

高所トレーニング中 − 森林限界区間を集中的に走りこむ

さて、こちらの方は9月の大会に向けて高所トレーニング中。位ヶ原山荘付近から森林限界を超えると、空気の薄さで体が重たく感じるようになります。それを克服するために、位ヶ原から畳平、そして、桔梗ヶ原から畳平へと集中的にトレーニングを繰り返します。

 

重たい荷物満載のサイクリストも多い

日本全国を旅するサイクリストにとって、日本一高いところまで到達できる乗鞍スカイラインを走ることは一つの目標で、今日も重たい荷物を満載した自転車を黙々と漕ぎ続ける様子が見られます。

そんな中、「目の錯覚か!」と思わせる場面に出くわしました。

 

目の錯覚? − どうみてもセーラー服...

やっぱり...目の錯覚ではありませんでした。全日本マウンテンサイクリングin乗鞍では良く見られるセーラー服姿。でも、大会とは異なって、長期間にわたってこの姿は結構大変なものがあるはずです。

 

さすがに目立ちすぎ! ここまでよく登ってきました

長野をスタートして富山から岐阜、そして、乗鞍スカイラインに到達するまで7日間。先輩から「これを着て行け!」と、言われたとのことですが、さすがにこれは目立ちすぎます(笑)。ご本人もはにかみながらの記念撮影...足を止めて眺める四ッ岳カーブは、良くぞここまで登ってきたというご自身へのご褒美。

乗鞍スカイラインを登り切った後は、長野県側の県道乗鞍岳線を下り、今日は松本市内まで一気に走り抜けるとのことです。

 

台風11号による法面崩壊場所(1.7km地点) − 片側交互通行

さて、台風11号の大雨による法面崩壊が発生し、乗鞍スカイラインは3月11日(月)から12日(火)の2日間は通行止めとなりました。当初、数日かかるといわれていた復旧工事が完了し、13日(水)からはご覧のように片側交互通行となっています。

 

崩れた場所をネットで保護

崩れた法面は防護壁の上部。右の画像のネットが敷設している箇所です。過去にモルタル(コンクリート)で護壁された箇所が崩れたようです。いずれにせよ、お盆の最盛期に早急に復旧できて良かったことと思います。

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