ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版

Vol.5(2025/10/04) B

 

 

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(Update:2025/10/08)

 

【紅葉情報−位ヶ原山荘付近(標高2350m付近)】
★見頃(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

先週の位ヶ原山荘付近 今週の位ヶ原山荘付近

標高2350メートルの位ヶ原山荘付近は、上部エリアよりもダケカンバの比率の方が多く、黄色の発色がきれいになってきました。

 

過去4年間の様子
2021年の位ヶ原山荘付近
2021ノリクラ 雪渓カレンダー 
紅葉版Vol.5(2021/10/02) B

2022年の位ヶ原山荘付近
2022ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2022/10/01) B

2023年の位ヶ原山荘付近
2023ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2023/09/30) B

2024年の位ヶ原山荘付近
2024ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2025/10/05) B

昨年までの過去4年間では、昨年はやや早めですが、年々色づきが遅くなっています。今年も先週までの色づき段階では同傾向と思われましたが、この1週間で一気に色づきが進み、昨年より1週間程度早い色づきになっています。

 

ダケカンバ − 標高によって紅葉の進み具合に違いがある
(手前:黄緑、奥:黄色〜褐色)
位ヶ原山荘周辺

標高によって紅葉の進み具合に違いがありますが、ダケカンバは紅葉が始まった段階では鮮やかな黄緑色を呈し、その後、褐色系へと変化していきます。その様子がわかるのが左の画像で、道路に近い部分では黄緑系、奥の屋根板上部はピークに近い褐色系となっています。

右の画像は位ヶ原山荘周辺の富士見沢から大黒尾根付近ですが、左の画像よりも標高がやや高い位置にあるため、さらに色合いが進んでいます。

 

【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】

★見頃(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

冷泉

 こちらは標高2230メートルの冷泉。ほぼ、見頃の状態となっています。

 

過去4年間の様子
2021年の冷泉
2021ノリクラ 雪渓カレンダー 
紅葉版Vol.5(2021/10/02) B
2022年の冷泉
2022ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2022/10/01) B

2023年の冷泉
2023ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2023/09/30) B

2024年の冷泉
2024ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2025/10/05) B

例年、枯れる部分が多いものの、今年はまだ枯れているところが少なく、近年の中では状態が良いことがわかります。

 

冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)

冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり、荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。先週よりも色合いが一段と冴え、ほぼピークの発色となっています。

 

 

過去4年間の様子

2024年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2024ノリクラ 雪渓カレンダー紅葉版 Vol.5(2025/10/05) B

2023年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2023ノリクラ 雪渓カレンダー紅葉版 Vol.5(2023/09/30) B

2022年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2022ノリクラ 雪渓カレンダー紅葉版 Vol.5(2022/10/01) B
2021年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2021ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.5(2021/10/02) B

 

こちらでも年々紅葉の時期が遅れていて、2021年ではほぼ終了している状態ですが、昨年や今年はピークに近い状態を維持しています。

 

このエリアは彩りが豊か

このエリアは彩りが豊かで、位ヶ原などのスケールの大きい紅葉ではありませんが、見ごたえは十分です。

 

先週の29号カーブ上 直線区間
ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.4(2025/09/27) B
今回の29号カーブ上 直線区間

こちらは29号カーブ先の直線区間。ダケカンバの並木が続くところで、色づきが始まりました。

 

【まとめ】

大雪渓・富士見沢・位ヶ原エリアは、ウラジロナナカマドが近年になく、よい状態が長く続きました。おそらく、2014年など、今年以上に発色の良かった年でも、今年ほど長くは続かなかったと思います。また、ダケカンバはきれいに発色が進んでいて、次の週末あたりまでは見頃がまだ続くものと思われます。

次週末の見頃エリアは、位ヶ原山荘より山麓側と思われます。また、乗鞍高原でも色づきが明瞭になってくる時期でもありますので、まだまだ、紅葉シーズンを楽しむことができるものと追われます。

 

<初霜・初氷・初雪・初冠雪の観測日一覧>

  初霜 初氷 初雪 初冠雪
2025 9月22日 10月21日 10月28日 10月29日
2024 9月23日 10月10日 11月6日※ 11月7日
2023 9月25日 10月9日 10月5日 10月7日
2022 8月29日 8月29日 10月6日 10月6日
2021 9月7日 9月7日 10月19日 10月21日
2020 9月29日 9月22日 10月17日 10月17日
2019 9月20日 9月27日 10月22日 10月22日
2018 9月19日 9月23日 10月17日 10月20日
2017 9月22日 9月29日 10月6日  10月24日
2016 9月30日 10月10日 11月1日 11月1日  
2015 9月14日 9月14日 10月13日 10月13日 
2014 9月12日 9月21日 10月7日 10月17日  
2013 9月17日 9月17日 10月17日 10月17日  
2012 9月26日 10月22日 10月7日 10月7日
2011  9月7日 9月23日 10月7日 10月7日
2010 9月24日 10月18日 10月27日 11月1日
2009  9月14日 9月14日 10月9日 10月17日
2008  9月27日 10月2日 9月29日 9月29日
2007 10月6日 10月18日  10月18日 10月20日
2006  9月25日 9月25日

10月8日

10月9日
2005 9月30日 10月13日 10月22日  
2004 9月15日 9月23日 10月14日  
2003 9月23日 10月1日 9月29日  
2002 9月19日 9月24日 10月8日  
過去10年間
平均日
9月19日 9月27日 10月16日 10月21日

今年の初霜は9月22日に観測されましたが、初氷・初雪・初冠雪の観測記録はまだありません(※)。昨年は初雪・初冠雪が11月にずれ込みましたが、今年は昨年以上に気温の高い状態が続いていますので、10月中の初雪(積雪)は難しいかもしれません。(※ 2025年の初氷・初雪・初冠雪の観測日は、後日、表中に追記しております。2025.11.03追記)

初氷に関しては、台風22号が過ぎ去った10月10日(金)あたりにみられる可能性があり、18日(土)以降は最低気温が氷点下となる日が多くなる予想がみられるため、そのころには路面凍結で通行止めとなる日が発生する可能性があり、おそらく、そのころには降雪に見舞われる日も出てくると思います。降雪量が多くなって積雪となれば初雪として記録されます。

なお、例年、10月20日あたりから、積雪凍結による通行止めの頻度が高くなります。気温も急速に低下し日中でも0℃前後は珍しくありません。したがって、秋のヒルクライムを検討されている方は、今度の三連休あたりが実質上の最終日と考えていただいたほうが賢明です。

また、大雪渓の積雪は急速に雪解けが進み、本日10月7日に消滅しました。昨年より1週間程度早い状態です。

話が前後しますが、乗鞍岳の初霜・初氷・初雪は、乗鞍スカイライン管理事務所の観測をもとに発表されます。観測場所は畳平の鶴ヶ池です。したがって、鶴ヶ池以外の場所や、畳平周辺の道路の水たまりなどで観測されても、公式な記録とされません。また、初冠雪は乗鞍スカイライン管理事務所では観測していませんので、乗鞍高原、もしくは、位ヶ原山荘から目視できた場合の記録としています。

さて、今年の初氷・初雪・初冠雪の便りを楽しみにしながら、10月末までのグリーンシーズンを静かに送りたいと思います。

過去10年間で最も遅い記録は、初氷は10月10日(2016年)、初雪・初冠雪は11月1日(2016年)です。初雪・初冠雪の最遅記録をさらに伸ばすことはなさそうですが、初氷は最遅記録をさらに伸ばしそうな状況ですが、9日(水)以降は冷え込んでくる予想もあり、やや微妙なところです。


 


 

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