ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版

Vol.5(2018/04/26・28) B

 

 

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(Update:2018/05/03)

 

【4月28日(土)、本日より乗鞍岳春山バス運行開始】

三本滝レストハウス前駐車場

4月28日(土)の三本滝レストハウス前駐車場。本日より乗鞍岳春山バスの運行が始まります。

 

【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス、乗鞍スカイライン)】

 
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●4月7日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月8日(月)〜17日(火)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月17日(火)11時〜27日(金)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月28日(土)予定〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(土)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m) ※6月24日(日)は天空マラソンのため運休
【岐阜県】5月15日(火)〜 乗鞍スカイラインシャトルバス(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)

こちらの表は、トップページの速報で掲示しているものですが、4月中は1週間単位で入山方法が変化しており、今回は4行目の部分になります。なお、5月下旬からは乗鞍岳春山バスが大雪渓まで延長される予定です(5行目)。

 

アスファルト部分の駐車スペースはすでに満車 未舗装の部分にも続々とやってくる

時刻は朝7時。収容台数が50台あるアスファルト部分の駐車スペースはすでに満車。その隣の未舗装の部分は20台程度が停まり、その後も、続々とマイカーがお越しになっています。

 

朝5時に来ましたよ! のんびりを朝食を楽しむ

アスファルト部分になんとか停めることができたこちらの方の話では、「朝の5時位にやって来た」とのこと。少し早目に到着し、ゆっくりと朝食を楽しみながら、出発の準備をされるのもよいでしょう。

 

バス停へ 今日はスキーヤー・ボーダーばかり

基本的にバックカントリーへの入山に必要な装備を用意しますが、登攀開始がここではなくバスを降りた所からのため、登攀に必要な道具を忘れがち...ボーダーの方は滑走でストックを使わないため、ストックを忘れないようにしましょう!

今年から1便増えて、5便体制で運行され、具体的な運行時刻は観光センター発が8:30、9:30、10:30(新設)11:50、14:20です。ご覧のとおり、午前中はほぼ1時間に1便というスケジュールのため、もし、始発便を乗り過ごしても、大きなダメージはないのがありがたいです。なお、三本滝の出発時刻は観光センターの15分後です。

 

乗車券の販売 − 販売が始まったらできるだけ早めに購入を!

乗鞍岳春山バスは、冬季閉鎖中の道路での運行のため、安全性を確保するため、毎日早朝パトロールを実施したうえで、運行可否をバス会社が決めます。この時期は路面凍結や積雪などが頻繁に発生し、本日も部分的な凍結箇所があったものの、運行に支障となるものではなかったため運行可能と判断されましたが、これまでにも始発便が運休するケースはしばしばありました。

運行可否は当日にならないとわかりませんが、運休と判断された場合は、概ね8時位までには各バス停に掲示されます。利用される方はすでに現地に到着されているはずですから、それをご覧になるか、バス会社へ直接お電話ください(アルピコ交通 新島々営業所 0263−92−2511)。

そして、乗車券販売は、今日のような休日だと利用者が多いと車内販売では対応できないため、事前に係員が販売します。発売開始時刻などは決まっていませんが、大体8時位から開始されている模様です。

 

乗鞍岳春山バスが到着

また、バスの入線も、スキー板などの搬入、改札・乗車に時間を要するため、定刻より早めに来ます。先ほどのチケット販売枚数から、必要なバスの台数を割り出しますので、乗車券の購入はできるだけ早めにされたほうが良いでしょう。

 

全てのバスは同時に出発 雪解け水が路面凍結の原因に

バスの発車はすべての乗客が各バスに乗り込んだことを確認し、すべてのバスが同時に出発します。そのため、三本滝に到着したどのバスに乗っても、同じ時刻に到着しますのでご安心下さい。路面凍結は今日のような晴れた日によく見られますが、その理由は道路わきの積雪からの雪解け水が原因です。乗鞍岳春山バスのみどころである雪壁が高いうちは、路面凍結の可能性があり、こればかりは致し方ないところです。

 

車窓に迫る雪壁

車窓に迫る雪壁は圧巻!現在、位ヶ原山荘近くで最大5メートルの雪壁を見ることができますが、5月下旬になると大雪渓まで延伸され、そうなると10メートル近い雪壁が見られるようになります。

 

位ヶ原山荘に到着

三本滝から乗車して約20分、標高2350メートルにある位ヶ原山荘に到着です。

 

【乗鞍岳春山バス、位ヶ原山荘に到着】

快晴・気温6℃ − ひんやりとしたコンディション

9時過ぎの位ヶ原山荘の気温は6℃、今日は少しひんやりとしたコンディションです。

 

乗鞍岳春山入山計画書の提出 仮設トイレ − この先、山頂方面にはトイレはありません

こちらで必ず実施していただきたいのは、乗鞍岳春山入山計画書の提出。いわゆる登山届のようなもので、遭難救助の際に必要な情報となりますので、毎回、提出してください。

春山バス運行開始に合わせて、仮設トイレが利用可能になっています。この先、大雪渓や肩の小屋方面に公衆トイレがありますが、どれも冬季閉鎖中ですのでご注意ください。

 

入山口へ − 山頂方面を一望 「いつもWebSite見てます!」

入山口(屋根板入口)は山荘から数百メートル先にあります。これから登る山頂方面を一望すれば、高揚感に包まれます。「いつもWebSite見てます!」と、声をかけてくださったこちらの方。今回の記事もご覧になって下さっているでしょうか?(ご覧下さりありがとうございます!)

 

ここから入る 屋根板入口

入山口(屋根板入口)には特に掲示はありませんが、雪壁に切り込みがされていますのでわかるはずです。

 

出発の準備(アイゼン装着) 山頂目指して頑張るぞ!

アイゼンの装着もOK!今日は家族そろって山頂目指して頑張ります。

「わが子をいつから山デビューさせようか?」と思案される方も多いかと思いますが、山頂まで行かなくても、屋根板や位ヶ原でのソリ遊びも楽しいですし、中にはベビー用の背負子に赤ちゃん乗せて頑張るお父さんもいらっしゃいます。

 

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■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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