【速報バックナンバー 2007年6月分】

(E-mail : WebMaster@norikura.org)

◎ 6月

★速報バックナンバー★ →|  Index

■2007年6月30日(土)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.8

@ 2007/06/30 09:40
雨はやんでもひどい濃霧(畳平)
A 2007/06/30 11:00
濃霧の抜けたほんの数分間(大雪渓)

B 2007/06/30 14:40
午後も全く変わらない天候(蚕玉岳山頂)

C 2007/06/30 15:20
夕方きれいに晴れ渡った一瞬(剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線)

 ▼ 昨日はひどい雨に見舞われ、昨日の乗鞍スカイラインは15時30分から通行止めになりました。周辺の国道でも安房峠(旧道)でも雨量規制で通行止めになるほどでした。
この雨も夜半から、再びまとまった降り方をみせ、早朝の乗鞍スカイラインの通行可否は現地状況のパトロール結果を待ってからとなり、開門時刻の7時直前になって、通行可能と判断されました。したがって、シャトルバスの始発便も急遽運行されることなり、ほおのき駐車場からの乗客は1名でした。
7時のほおのき平駐車場は18℃。小雨がぱらつく天候で、若干湿気を感じる気候です。そして8時のシャトルバスは平湯から乗車された方も含めて15名ほど。シャトルバスは小雨のほおのき平駐車場を出発し、夫婦松付近からは完全に視界が奪われます。シャトルバスが到着した9時の畳平は10℃。湿度があるためかそれほど寒さは感じません。そして、9時30分ごろから雨がやんできて、それと同時に、霧が一層深くなります。視界は30メートルあればいいほうです。ただ、その霧も時折明るさを見せ、10時30分ごろには大雪渓全体に日が差すようになってきます。そして、霧の抜けた隙間から大雪渓や位ヶ原の様子を垣間見ることができ、山頂付近は見ることができませんでしたが、青空が広がって、これで天候が回復していくのかと錯覚するほどの状況です。しかし、この状態も15分も続かず、大雪渓エリアは再び濃霧の中に引き戻されてしまいます。
正午の肩の小屋は10℃。先週から食堂と売店の営業を開始しましたが、今日から宿泊の営業も行われます。この天気ですから、肩の小屋には入れ替わり立ち代り、休憩に訪れる人が絶えません。
お昼を過ぎても天候にはなんら変化はなく、13時ごろ、一時的に小雨が降りましたが、それもつかの間です。午前中は少し風があって、霧の粒が流れていく様子を捉えることができたものの、午後からはほぼ完全に無風で、天候の変化を期待することができないどんよりとした感じになります。
昨日の雨で、稜線付近の雪解けもかなり進んでいます。蚕玉岳〜朝日岳の稜線付近から大雪渓にかけては完全に雪解けが終わり、朝日岳直下から滑り降りるか、となりの剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線からの滑走となります。岐阜県側の鶴ヶ池大雪渓は明日の日曜日までは滑走可能で、7月2日(月)から滑走禁止の措置が取られるようです。
この天候も、15時を過ぎるあたりから霧がだんだん薄くなり、きれいな青空が広がり始めます。大雪渓は明日の長野県側オープンのため、コブ管理人による作られたラインが斜光に浮かび上がっています。これで天候が回復すると思ったものの、16時過ぎからは再び霧の中です。今日の雪質は稜線付近では縦溝は少なく、滑りやすい状態ですが、下部は先週と同様、タケノコ状の突起が干渉し、滑りにくいというほどではないものの、若干気になる状態です。そして位ヶ原山荘行きの春スキーバスは本日で運行が終了しますが、今日は1台、乗客は8名でした。明日からは毎時1便のシャトルバスが畳平まで運行されるようになります。
17時の畳平は10℃、朝と変わらない濃霧の状態です。明日は回復傾向の天気予報が出ていますので、今日の分を取り返すつもりで楽しみたいものですね。
【県道乗鞍岳線冬季閉鎖解除に伴う、長野県側シャトルバスの運行について】
7月1日(日)から県道乗鞍岳線の三本滝ゲート上部の冬季閉鎖が解除され、乗鞍高原〜畳平のシャトルバスが運行されます。
初日の7月1日(日)は、宮の原3:27発(観光センター3:40)のご来光便は運休となり、始発は宮の原5:47(観光センター6:00)です。ご来光便は翌日7月2日(月)からの運行です。
なお、シャトルバスの運行ダイヤ・料金は 乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報 〜2007シーズン版〜■長野県側(乗鞍高原〜畳平)のシャトルバス■ をご覧ください。(2007/06/30 21:00更新)

| 速報バックナンバー | TOP |

■2007年6月24日(日)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.7

@ 2007/06/24 10:10
第2回信州・乗鞍天空マラソン
=出場者数750名=
A 2007/06/24 10:25
第2回信州・乗鞍天空マラソン
=ゲストランナー千葉真子さん=

B 2007/06/24 11:10
第2回 信州・乗鞍天空マラソン
=冷たい雨にずぶ濡れ。おにぎりの暖かさに顔が綻びます=

C 2007/06/24 12:50
雨と霧は終日続きます(大雪渓)

 ▼ 今日は終日雨の一日でした。7時の大雪渓の気温は7℃。このときはまだ曇り空。風はなく、少し肌寒い朝を迎えています。まだ、空には明るさがあって、雨が降るような雰囲気ではありませんでした。しかし、8時ごろから雨風が吹くようになり、8時30分ごろから、ポツリポツリと降り始めます。この頃から山頂付近には雲が垂れ込むようになってきます。ただ、視界は悪くなく、八ヶ岳や南アルプスの稜線ははっきりと確認することができます。
今日は、標高1800mの三本滝ゲートをスタートし、標高2600mの大雪渓駐車場で折り返し、三本滝駐車場に戻る全長23kmの区間をコースとした、第2回 信州・乗鞍天空マラソンが開催されました。最高齢81歳の選手やゲストランナーの千葉真子さんをはじめ、約750名の選手が三本滝ゲートを9時にスタートし、トップの選手は10時前には折り返し地点を通過します。10時の大雪渓の気温は6℃。この頃から雨は本降りになり、どの選手も冷たい雨に打たれて ずぶ濡れになりながら、折り返し地点の大雪渓駐車場を目指します。そして、大雪渓駐車場に用意された給水所には、スポーツ飲料やおにぎり、バナナなどが用意され、完全に冷え切った体におにぎりの暖かさが染み渡る様子がどの選手からも伝わってきます。また、体全身を震わせ悴んだ手に渡されたおにぎりが、思うように口に運べない選手もいるほどで、今日の大会の厳しさを物語っています。11時ごろから雨は強まりますが、山頂方面はくっきりとその輪郭を見せていて、多くの選手が山頂や大雪渓をバックに記念撮影をされていました。
正午の大雪渓は6℃。この頃から小雨になり、それと同時に山頂付近には霧が立ち込めるようになります。そして、13時過ぎには大雪渓全体が霧に覆われるようになり、その後は、時折、霧が抜けるときもありますが、山麓から常に霧が供給されて、視界が回復することはありません。
今日は天空マラソン開催のため、位ヶ原山荘行きの春スキーバスが運休になりましたが、大雪渓にはざっと見て20名以上のスキーヤーやボーダーの方がお越しになっていました。大半の方は岐阜県側の乗鞍スカイラインのシャトルバスで大雪渓入りしていますが、中には、三本滝から自転車やツアーコースを歩いてこられた方もいらっしゃいました。
午後になると、八ヶ岳や南アルプスはもちろんのこと、近景の山々も雲の中に隠れ、14時頃から気温がぐっと下がって4℃になり、吐く息が白くなるほどです。雨はしとしとと降り続きます。
今日の濃霧は長野県側だけで、岐阜県側の畳平付近には全く視界を遮るものはありません。その後、雨脚が強くなると同時に、若干、気温が上昇し、17時の畳平は10℃。雨に打たれている割には冷たさをさほど感じません。今日は、終始雨が降り続き、昨日の晴天とはまるで裏腹のような一日となってしまいました。
なお、速報でお伝えできなかった各種情報は、今週末掲載予定の 2007シーズン ノリクラ雪渓カレンダー Vol.7 で紹介する予定です。
【県道乗鞍岳線冬季閉鎖解除に伴う、長野県側シャトルバスの運行について】
7月1日(日)から県道乗鞍岳線の三本滝ゲート上部の冬季閉鎖が解除され、乗鞍高原〜畳平のシャトルバスが運行されます。
初日の7月1日(日)は、宮の原3:27発(観光センター3:40)のご来光便は運休となり、始発は宮の原5:47(観光センター6:00)です。ご来光便は翌日7月2日(月)からの運行です。
なお、シャトルバスの運行ダイヤ・料金は 乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報 〜2007シーズン版〜■長野県側(乗鞍高原〜畳平)のシャトルバス■ をご覧ください。
また、6月30日(土)は、今期最後の位ヶ原山荘行き春スキーバスが運行されますが、シャトルバスは運行されませんのでご注意ください。(2007/06/24 20:25更新)

| 速報バックナンバー | TOP |

■2007年6月23日(土)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.7

@ 2007/06/23 09:50
快晴の朝(畳平全景)
A 2007/06/23 12:55
こんな日はのんびりと穏やかに(肩の小屋)
B 2007/06/23 14:10
みんな仲良く登山(稜線付近)
C 2007/06/23 17:20
日没間際にきれいに晴れ上がります(大雪渓)

 ▼ 昨日の雨は夜半のうちにやみ、ほおのき平駐車場は、モヤが立ち込める空が、次第に青くなり、日が差すと同時に、青空一辺倒になってきます。6時の気温は12℃。寒さは全くありません。昨日の天候のせいか、今日は7台しか車が止まっていません。この天気なのにお越しにならないなんてもったいないと思ってしまうほどです。昨日は雨量規制のため14時から通行止めだった乗鞍スカイラインは、始発のシャトルバスから正常に運行され、始発便は1台、20名ほどの方が乗車しました。スキーヤー・ボーダーの方と、登山にお越しになる方が、半々程度です。8時の畳平には少し筋上の雲がたなびきだしています。気温は13℃で、寒さどころか、強い日差しが気になり始めます。風はほとんどなく、時折、空気が顔を掠めていく程度です。ですから、体感温度は気温以上のものがあり、少し動くと汗ばんでくるほどです。
一日中快晴に見舞われた6月16日(土)に匹敵するほどの快晴なのですが、朝から遠景にたなびく雲が若干多いのが気になります。9時の富士見岳は15℃。寒くもなく暑くもない心地よい気候です。ここからは中央アルプス・南アルプス、そして、八ヶ岳方面のはっきりとした稜線を望むことができますが、浅間山方面は雲に隠れています。10時のコロナ観測所・肩の小屋分岐点付近の気温は16℃。分岐点から望む大雪渓には位ヶ原山荘方面からやってきたスキーヤー・ボーダーが稜線目指して登って行く姿を見ることができます。今日の位ヶ原山荘行き春スキーバスは1台で22名の方が乗車されました。この頃になると、はっきり見えていた中央アルプス・南アルプス方面には雲が多くなりはじめます。ただ、稜線の輪郭そのものは相変わらずくっきりとしたままです。
今日は日差しはやや強さを感じましたが、汗をかくほどの状態ではありませんが、顔の周りを虫たちが飛び回ってきます。払っても払っても切りがないほどです。正午の肩の小屋は14℃。穏やかな気候です。ただ、強いひさしに照らされたせいか、青空にはいたるところで、雲がわいては消える様子を確認することができます。そんな雲の動きを見ていると、まるで真夏の空 そのものです。
午後になると、さらに雲が多くなってきて、13時ごろには翳っている時間のほうが長くなり、14時ごろからはほとんど雲に覆われた状態になります。
今日の大雪渓は先週のように踏み抜いてしまうほどの柔らかさはなく、少しタケノコ状の小さな円錐の氷がターンのたびにブチブチと板に干渉する程度で、概して滑りやすい状況でした。稜線付近にも縦溝が見られるようになってきたものの、滑走上、支障になるほどのものではありません。
そして、17時くらいから大雪渓エリアには室堂ヶ原方面から流れる霧が立ち込めるようになり、それと同時に、気温もグーっと下がってきます。17時の時点で14℃だった気温は、18時には9℃まで下がります。ただ、最後の日が落ちる瞬間になって、大雪渓は再び斜光に照らされて、今日一日をきれいに締めくくることができました。明日は午前中は何とか天気が持ちそうですので、梅雨の中休みをしっかり楽しみたいものですね。
【天空マラソン開催に伴う、明日、6月24日(日)の春スキーバス運休について】
明日、6月24日(日)は、三本滝〜大雪渓駐車場間で実施される天空マラソン開催のため、位ヶ原山荘行きの春スキーバスが運休になります。したがって、当日、大雪渓方面に向う方は、岐阜県側の乗鞍スカイラインのシャトルバスをご利用ください。(2007/06/23 21:15更新)

| 速報バックナンバー | TOP |

■2007年6月17日(日)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.6

@ 2007/06/17 07:00
野鳥観察会(位ヶ原山荘)
A 2007/06/17 09:00
今日も大雪渓に向って登ります(屋根板)
B 2007/06/17 11:20
ダケカンバのオブジェがいたるところに(屋根板)
C 2007/06/17 12:25
大雪渓をパックに(大雪渓駐車場)

 ▼ 今日も快晴に包まれた朝から一日が始まります。6時の位ヶ原山荘は8℃。寒さは全くありません。今朝は位ヶ原山荘で野鳥の観察会が行われ、主に標高の高いところで見られる鳥を、専門家の解説を交えながら間近に見ることができました。1時間程度の間に数種類の鳥を観測することができます。その間もなく、日差しはどんどん強くなり、少し歩くだけで、アウターを脱がなくてはならないほどでした。
そして、8時を回る頃にはですに14℃まで上昇し、日差しはさらにじりじりと照りつけるようになります。この日差しで、東の空には少し雲がたなびくのようになってきましたが、空の青さには変化はなく、山頂方面は雲ひとつない状態です。今日の位ヶ原山荘行きの春スキーバスは1台、26名の方が乗車され、シールを装着したスキーヤーを中心に、屋根板方面から大雪渓・山頂へ向って行きました。ただ、入口付近の雪面はかなり縦溝がひどく、シールで登る方々は、最初の急斜面を登りきるまで、若干、苦労されていたようです。
今日は朝から小鳥のさえずりがずーっと響き渡り、10時くらいになると、まるで鳥に囲まれている状態になります。気温は18℃。風は全くなく、ジーっとしていても、汗ばむほどの陽気です。空気そのものも、乾燥している感じはありません。
そんな強い日差しに照らされると、夏場などは、必ず、雲が湧き上がってきますが、10時30分ごろから、所々に雲が発生し始め、その雲に太陽が隠れると、火照った顔がクールダウンする心地よさを覚えます。そして正午の大雪渓は17℃。西の空から湧き出した雲が、高天ヶ原付近に居座るようになってきます。
今日は肩の小屋方面から山頂登山に向った方は、50名ほど訪れたようですが、稜線を目指したスキーヤー・ボーダーは、昨日と同様、それほど多くなく、正午の段階で大雪渓から稜線を目指す方・稜線から滑り降りてくる方は、ざっと見て30名ほどです。雪質は、稜線付近でも表面がかなり柔らかい状態。ただ、先週のように水分を含んで重たい状態のものではなく、まずまずのコンディションです。しかし、大雪渓の下部は県道乗鞍岳線に向って縦溝が走るようになり、滑りにくい状態になります。それでも、大雪渓はまだよいほうで、位ヶ原山荘に向う屋根板では縦溝がひどく、所々で立派なダケカンバのオブジェが目立つようになってきました。ただ、コースを遮ったり、雪が途切れたりしているところはなく、板をつけたまま滑り降りることは可能です。
正午前から湧き出した雲は、14時ごろには空全体が完全に雲に覆われるようになり、西からの風がやや強めに吹くようになり、さらに山頂付近に霧が流れ込むようになります。ただ、その後は少し雷鳴を聞くことがあったものの、それ以上の天候の変化はなく、夕方頃には再び日がさすようになってきました。17時の畳平は13℃、今日は10℃を下回ることはありませんでした。今日は梅雨入りしたばかりなのに、真夏のような日差しのもと、まずまずの一日を過ごすことができました。今回は時間の都合で、鶴ヶ池大雪渓の取材はできませんでしたが、モーグラーを中心に賑わっていたようです。
速報でお伝えできなかった各種情報は、今週末掲載予定の 2007シーズン ノリクラ雪渓カレンダー Vol.6 で紹介する予定です。
【天空マラソン開催に伴う、6月24日(日)の春スキーバス運休について】
6月24日(日)は、三本滝〜大雪渓駐車場間で実施される天空マラソン開催のため、位ヶ原山荘行きの春スキーバスが運休になります。したがって、当日、大雪渓方面に向う方は、岐阜県側の乗鞍スカイラインのシャトルバスをご利用ください。なお、前日の6月23日(土)は、通常通りの運行が予定されています。(2007/06/17 20:45更新)

| 速報バックナンバー | TOP |

■2007年6月16日(土)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.6

@ 2007/06/16 12:20
小屋開けの準備開始!− 営業は7月1日から(肩の小屋)
A 2007/06/16 13:20
吸い込まれるような青空に向って登ります(肩の小屋〜稜線)
B 2007/06/16 15:05
夕方近くになると少し雲が出てきますが...(朝日岳山頂)
C 2007/06/16 16:30
日没まで透明感の広がる青空に包まれました(大雪渓)

 ▼ 今日は本当によい天気、今年一番であることは間違いありませんが、ここしばらくお目にかかったことのないほどのよい天気でした。早朝のほおのき駐車場は、少し肌寒さの感じる気候で、6時の気温は8℃。もちろん青く澄んだ空が広がっています。駐車場には約20台ほどの車がやってきています。数日前の週間予報で週末の状態がよくなかったこともあり、また、14日(木)から東海地方・関東甲信越地方が梅雨入りしたせいもあって、思ったほどの人出ではありません。乗鞍スカイラインシャトルバスは7時の始発便から通常通り運行され、始発便はバス1台で約30名ほど乗客。この天候の割には少なすぎるといってもよいくらいの人数です。
明け方の肌寒さは日が高くなるにつ入れて上昇し、8時の畳平の気温は13℃。7時の9度から一気に4℃も上昇し、これまでにない暖かさです。時折、西からの風が吹きますが、ほぼ無風といったところ。上空には筋状の雲がたなびきますがほぼ快晴です。ほとんど無風の状態も、コロナ観測所と肩の小屋の分岐点に差し掛かると大雪渓方面から東の風が少し吹き抜けています。ただ、その風にも冷たさはなく、むしろ温感を感じるほどです。大雪渓には春スキーバスでやってきたスキーヤーが稜線を目指して上っていく様子が確認できます。ざっと数えて20名ほどです。やはりこの快晴の割にはやや少ない感じで、今日の位ヶ原山荘行き春スキーバスは2台運行されタにもかかわらず、36名しか乗車されなかったようです。
大雪渓の上端部分にある肩の小屋では、今週に入って小屋開けの準備を行っています。雪に閉ざされたシャッターを掘り起こしたり、客室に空気を入れたり、7月1日(日)のオープンを目指し、まだまだ、やらなければならないことが一杯です。
正午の肩の小屋の気温は12℃。久しぶりに感じる真夏さながらの照りつける日差しに次第に汗ばんできます。裸になっても一向に寒さを感じないほどです。
正午を過ぎても天候や気温はは全く変化はありません。13時の気温は12℃と正午と同じですが、この頃から生暖かさを感じた空気から少し冷たさを感じるものに置き換わってきます。それと同時に西の空に雲がたなびき始めます。ただ、それも決して天候を左右するものではなく、日没が近づくにつれて再び薄くなってきます。
今日、特筆すべきことは、朝からくっきりとした輪郭を見せていた 東〜南の空に浮かぶ八ヶ岳・南アルプス・中央アルプスが日没ごろまで、ほとんど変化せずにきれいな輪郭を描いていたことです。ここまで済んだ天候を見たのは本当に久しぶりのことです。
17時の大雪渓は10℃、今日は最後の最後まで、太陽が一度も隠れることなく、一日を過ごすことができました。速報を書く位ヶ原山荘は8℃と冷え込みはなく、現在でも稜線を確認することができます。明日も晴マークが並んでいるようですので、先週の分を取り返すつもりで、楽しみたいものですね。(2007/06/16 19:50更新)

| 速報バックナンバー | TOP |

■2007年6月10日(日)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.5

@ 2007/06/10 08:55
春スキーバス、天候の割にはまずまずの人出(位ヶ原山荘)
A 2007/06/10 09:10
今日は 終日 五里霧中(屋根板)
B 2007/06/10 13:30
モーグルコース始動!(鶴ヶ池大雪渓)
C 2007/06/10 14:20
こんな天気は雷鳥日和(鶴ヶ池)

 ▼ 明け方、まとまった雨が降りましたが、すぐにやんで、7時の位ヶ原山荘は濃霧に包まれています。気温は3℃。視界は50メートルほどで、山頂どころか、100メートルほど離れている、位ヶ原に上がる登山道の入口さえ霧の中です。この天候でも、小鳥が朝のさえずりを聴かせ、どんよりとした天候の中でも、今日一日の始まりを心地よく伝えてくれます。
昨日夕方からの降雪で、通行止めが懸念された岐阜県側の乗鞍スカイラインは、始発のシャトルバスから、通常通りの運行が行われ、長野県側の位ヶ原山荘行きの春スキーバスも、通常通り、運行されました。春スキーバスは1台運行され、21人のスキーヤー・ボーダーの方々が乗車されました。今日は、濃霧でほとんど視界が効かない状態であるためか、登山道から屋根板を経由して位ヶ原へ向うルートではなく、県道乗鞍岳線を歩いていく方のほうが多かったようです。今日のような濃霧の場合は、少しでも不安があるようならば、車道の方が安全であることは間違いありません。
日中になっても天候は大きな変化をみせず、終始、濃霧の状態が続きます。10時頃、一旦、霧が薄くなり、空に明るさが増してきたときがありましたが、それもそこまでで、再び、濃霧の中。それと同時に、気温は少し上昇して7℃。11時には10℃になります。ほとんど無風で湿った空気が雪渓を登る体にまとわりつくような感覚を覚え、アウターを脱ぎたくなるほどの状態です。そんな、蒸し暑いと感じるのも、お昼前までの1〜2時間程度で、正午ごろには、すーっと冷たい空気が入ってきたと同時に、霙交じりの雨が降り始めます。気温はぐっと下がって4℃。それまでの無風から南東方向から風が吹き始めます。
岐阜県側でスキー滑走箇所に指定されている鶴ヶ池大雪渓には、15人ほどのモーグラーが集まり、ラインやエアーを決めています。ほとんどの方が大雪渓の常連で、おそらく、これから秋口まで毎週のように通うことと思います。今日のラインはエア台有り・無しの2種類。この二本のラインの周辺だけが、今日のノリクラの中で一番にぎやかなスポットではないかと思います。
正午ごろから降り始めた霙交じりの雨がやんだ頃から、濃霧はさらにひどくなり、14時の鶴ヶ池大雪渓の視界は30メートルをきっています。3つ先のコブが見えず、スタートラインで霧のタイミングを見計らいながら滑っています。ただ、ほとんど無風で、霧の晴れ間というものがほとんど訪れない状態でした。
今日は雷の発生こそありませんでしたが、この天候のため、至る所で雷鳥の鳴き声や姿を見かけることができました。
大雪渓は肩の小屋付近で金曜日晩の降雪もあわせて、5センチほどの新雪が積もり、箇所によっては10センチ以上で、表面に白さが戻ってきた感じです。ただ、昨日と同様、水分を多く含み、緩斜面ではほとんど進まない状態でした。
15時前に、再び、雨が降りましたが、それもすぐにやみ、17時の畳平は4℃、視界は相変わらず30〜50メートルです。昨日ほどひどい天候ではありませんでした、終始、濃霧の一日で、取材もままならない状態でした。
速報でお伝えできなかった各種情報は、今週末掲載予定の 2007シーズン ノリクラ雪渓カレンダー Vol.5 で紹介する予定ですが、濃霧で取材ができなかったエリアもありますので、ご了承ください。
【大雪渓駐車場から畳平へ帰りルートと富士見岳鶴ヶ沢付近の切り通し】
県道乗鞍岳線の除雪は富士見岳の鶴ヶ沢部分まで完了し、付近の切り通しは10メートル以上の崖になっています。崖の上部である富士見岳からの滑走はかなり危険です。また、除雪は県境まで入り、普通に歩くことができる状態になっていますので、県道乗鞍岳線を利用して大雪渓から畳平へ戻ることが可能です。ただ、鶴ヶ沢より先の車道には積雪が残っていますので、シャトルバスの時刻に余裕を持って間に合うよう、時間配分が必要です。(2007/06/10 20:30更新)

| 速報バックナンバー | TOP |

■2007年6月9日(土)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.5

@ 2007/06/09 09:10
気温4℃、バスを降りると思わず身を縮めてしまう(畳平)
A 2007/06/09 11:00
大雪渓エリアは何も見えません(肩の小屋専用道)
B 2007/06/09 13:30
こんな天気でも位ヶ原山荘から登ってきました(肩の小屋)
C 2007/06/09 15:40
今日は視界がよくてもこの程度でした(大雪渓入口)

 ▼ 今朝のほおのき平駐車場は、雨が降ったりやんだりの天候から始まります。明け方は少し寒さを感じますが、8時の気温は16℃。どんよりとした雲行きのなかでも、山頂方面に少し明るさを感じます。この天候ですから、ほおのき駐車場は数えるほどしか車はありません。雨は昨晩から降り続いているものの、降り方が小雨であるため、乗鞍スカイラインの雨量規制まで達するはなく、畳平に向うシャトルバスは始発便から運行されています。それでも、7時便が2名、8時便が6名といったところで、今日はほんとに静かな状態です。
山麓のほおのき平は雨ですが、シャトルバスで登っていくにつれて気温は下がり、四ッ岳カーブ付近からぐっと気温が低くなり始めます。そして、畳平に到着する頃には霙交じりの雪になっています。9時の畳平の気温は4℃。山麓のほおのき平とは12℃もの差があります。半袖でシャトルバスに乗車した観光客はバスを下車した瞬間、思わず身震いさせ、急いでバスターミナルに駆け込んで行きます。
今日は、雪が降ったり霧が立ち込めたり、雨が降ったりと忙しい天候が続く状態で、先ほどの雪が一旦やんだかと思うと、10時前から濃霧に覆われてきます。気温は5℃。この後も気温は低い状態が続きます。今日の濃霧はかなりひどいもので、視界は20〜30メートルまで低下することもあります。畳平から肩の小屋までは車道があるため、濃霧の中でもルートを見るけることができますが、それより先は登山道で、その大半は雪の中であることから、ルートがわからず途中で引き返してきた方がいらっしゃったほどです。
正午の肩の小屋は4℃。、今日はあまり気温に変動のない一日です。雨はほとんどやみましたが、霧は相変わらずひどい状態です。今日の位ヶ原山荘行きの春スキーバスは1台。約10名ほどの方が乗車されたようです。ただ、このひどい濃霧jのため、大雪渓まで登ってこられたのかどうかわからない状態です。そして13時ごろから 霧と雨がなくなり、視界が開けるようになります。視界が開けると、すぐ隣で、休憩されてるスキーヤーの方々いらっしゃることを初めて知るほどです。
ただ、この天候もここまでで、14時くらいから、上空に雷鳴が轟き始めたと同時に、あたり一面、再び濃霧に覆われます。視界は20メートル切るほどで、午前中の濃霧よりもひどいほどです。
大雪渓は昨晩の降雪で約3センチほどの新雪が乗っています。ただ、それも軽いものではなく、水分を十分に含んだ古い雪質と全く変わりません。その後は、雪が降ったりやんだりの天候を繰り返し、視界もほとんどない状態で、大雪渓を降りるのも苦労するほどです。そして、15時30分頃から、雪の降り方がひどくなり、ほとんど吹雪に近い状態になります。16時の気温は0℃。この降雪ため、大雪渓入口前の県道乗鞍岳線はすでにシャーベット状態になり始めています。 また、県道乗鞍岳線の除雪は、富士見岳の鶴ヶ沢付近まで完了し、県境方面へ進んでいます。
今日は視界も悪く、ほとんど取材もままらない一日でしたが、現在は星も見えているくらいで、明日は若干は回復傾向の予報が出ています。明日はなんとか今日の分を取り戻したいと思う次第です。(2007/06/09 21:00更新)

| 速報バックナンバー | TOP |

■2007年6月3日(日)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.4    第4回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

@ 2007/06/03 08:48
第4回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム
 =トップは48分12秒=
A 2007/06/03 09:10
第4回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム
=エントリー者数494名=
B 2007/06/03 12:15
昼前から完全に曇空(魔利支天岳)
C 2007/06/03 12:20
午後の大雪渓は閑散とした雰囲気

 ▼ 今朝のほおのき平駐車場はきれいな青空から始まりました。6時の気温は14℃。駐車場には約40台ほどの車が止まっています。畳平に向う、7時のシャトルバス始発便は1台。約40名ほどのスキーヤー・ボーダーの方などが乗車され、ほぼ、満車状態で出発しました。畳平に向うにつれて、次第に雲の量が多くなり、到着する頃には完全に日差しがなくなり、曇空になります。8時の畳平は5度。昨日と同様、ほおのき平と畳平の気温差は9℃ですが、バスを下車した瞬間、かなりの寒さを感じます。
今日は平湯峠をスタートし畳平をゴールする自転車のヒルクライムレース、第4回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムが開催されました。昨年より6名多い494名がエントリーされ、実業団(BR−2、BR−3、女子)と、ロードレーサー7部門、MTB2部門に分かれて、8時に平湯峠をスタートしました。総合トップは実業団(BR−2)の選手で、48分12秒のタイムでゴールを通過しました。昨年より3秒早い記録です。2位はロードレーサー男子マスターズA(30〜35歳)、3位は実業団(BR−2)の選手でした。(正式リザルトは大会主催者の公式発表にてご確認ください)
大会中の天候は終始曇空。10時頃、一旦、晴れ間が見えたときもありましたが、天候の回復はなく、気温も8℃までしか上がりません。日差しがないため、じーっとしているとかなりの寒さを感じます。そして、11時頃までにはすべての選手が下山し、その後は平湯峠で表彰式などが行われたようです。
大会のあと、午後から大雪渓に向いましたが、お昼過ぎから山頂付近を霧が覆い始めます。今日の位ヶ原山荘行きの春スキーバスは2台で81名の方がお越しになりました。ただ、天候が下り坂のため、午後には多くの方が位ヶ原山荘に下山されたようです。
大雪渓の雪質は、寒気が入って気温が低いため、若干、滑走性がよいとは思いますが、雪面の柔らかさや、エッジのホールド具合は昨日とほとんど同じです。また、大雪渓には何箇所かクレパスが走るようになってきました。一つは7月ごろから県道乗鞍岳線に面した雪渓下部にできるモーグルコースのスタート付近。もう一つは雪渓上部右側で、ポール設置を行うバーンです。いずれもまだ大きくありませんが、これから大きくなってくることは間違いないかと思います。
曇り空となった大雪渓は、次第にどんよりとした状態になってきます。そして、ほとんど人影のなくなった15時くらいから大雪渓全体に濃霧が立ち込めるようになり、雨が降り出します。気温は6℃、視界は50メートルほどです。
17時の畳平は7℃で、今日は終日肌寒い一日でした。また、昨日と同様、ほとんど風のない一日でもありました。
速報でお伝えできなかった各種情報は、今週末掲載予定の 2007シーズン ノリクラ雪渓カレンダー Vol.4 で紹介する予定です。また、本日行われた、乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムの様子は、別途掲載の予定ですが、トップページのお知らせのコーナーにてご案内いたします。 (2007/06/03 21:00更新)
※ 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムの様子は6月13日に掲載いたしました。こちらから

| 速報バックナンバー | TOP |

■2007年6月2日(土)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.4  )

@ 2007/06/02 07:40
シャトルバス始発便は晴れた桔梗ヶ原を行く
A 2007/06/02 09:25
日中は晴れたり曇ったり(大雪渓)
B 2007/06/02 12:30
今日も稜線は賑わいます(蚕玉岳〜朝日岳稜線)
C 2007/06/02 16:35
明日は乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

 ▼ 今回は、岐阜県側の乗鞍スカイラインより現地入りいたします。乗鞍スカイラインのシャトルバスの山麓ターミナルの一つのほおのき平駐車場は曇空の朝を迎えています。6時の気温は16℃。雲の隙間に青空が見え隠れしています。駐車場には25台ほどの車があり、7時発のシャトルバス始発便に乗車しようとする方々がすでに準備を始めています。始発便はバス1台、約20名ほどの方が乗車されました。バスに乗車してしばらくすると雲が切れ始め、畳平に到着する頃には、やや上層の雲がたなびくものの青空が広がります。8時の畳平の気温は7℃。ほおのき平とかなり気温差がありますが、バスを下車しても寒さは感じません。
晴れ間が戻ってきた天候もそれまでで、大雪渓エリアには雲が少しずつ広がり始め、晴れたり曇ったりの天候を繰り返します。大雪渓や位ヶ原は、ハイマツ帯が山頂から山麓に向って幾筋もでき、この時期の位ヶ原に見られるハイマツの緑と雪面の白から織り成す唐草模様ができ始めています。そして静かな大雪渓エリアには、県道乗鞍岳線の除雪を行う重機の音がこだましています。車道は大雪渓駐車場付近までアスファルトが出ていて、今日は大雪渓駐車場から500メートル下の4号カーブ付近の拡幅と、大雪渓駐車場から先の除雪が行われました。大雪渓駐車場の先にある、富士見岳から屋根板に降りる鶴ヶ沢付近は、まだ除雪は行われていませんので、トップからの滑走は可能です。
また、位ヶ原山荘に向う春スキーバスは2台、78名の方々が乗車され、お昼前には稜線に向って位ヶ原から大雪渓を登ってくる姿を確認することができます。12時の蚕玉岳〜朝日岳稜線は8℃。暑いとか寒いという感覚はなく、本当に穏やかな気候です。稜線にはお昼を取る方々がたくさんお越しになりにぎやかなひとときを過ごしています。
お昼過ぎに山頂付近に霧が発生しますが、それも一時的で、すぐになくなります。稜線付近の雪は表面がかなり汚れて柔らかめ。したがって、滑走性のよいものではなく、表面の柔らかさのため、しっかり板に乗らないとエッジが抜けてしまうような状態です。
14時ごろに一旦晴れましたが、その後は再び曇りで、16時30分ごろの畳平は濃霧となります。17時の気温7℃、少し肌寒さを感じます。
明日は平湯峠から畳平までの14.4kmの上り区間で行われる自転車レース、乗鞍カイイランサイクルヒルクライムが開催され、夕方には多くの自転車の方がウォームアップのために畳平にお越しになっていました。明日は8時よりレースが開催されますが、通行規制はなく、シャトルバスも通常運行されます。今日は終日ほぼ無風で穏やかな一日でしたが、予報では明日も大きな崩れはなさそうですから、梅雨前の貴重な週末をしっかり楽しんでおきたいものですね。
【大雪渓駐車場から畳平へ帰りルート(県道乗鞍岳線は徒歩不可、魔利支天岳へ登り返してください)】
通常、大雪渓駐車場から畳平に戻るルートには県道乗鞍岳線を利用しますが、富士見岳からの斜面(鶴ヶ沢)の先は、全く路面が出ていません。また、この付近はかなりの急斜面で、柔らかい雪質のため、アイゼンでのトラバースでも苦労します。また、スキーでの斜滑降も、基本的にルートが上り坂になっている関係から効率が悪く、畳平に戻るのにかなりの時間を要します。今日のシャトルバス下り最終便も畳平に戻れないスキーヤーのために出発が遅れたほどです。したがって、大雪渓入口から魔利支天岳方面に登り返し、コロナ観測所・肩の小屋の専用道まで出て、そこから畳平へ戻るようにしてください。 (2007/06/02 20:30更新)

| 速報バックナンバー | TOP |


| Index | Top-Page |

Copyright (C)  乗鞍香辛料監視委員会