ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版Vol.4(2010/04/17) C

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(Update:2010/04/22)

 

【ツアーコース U − 位ヶ原急斜面】

位ヶ原急斜面

こちらはツアーコース最後の位ヶ原急斜面。

 

昨年の位ヶ原急斜面
2009ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.4(2009/04/18〜19) C

先週の位ヶ原急斜面
ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.3(2010/04/10) C

今週の位ヶ原急斜面
先週よ15センチ増加し、昨年より30センチ多い

先週と比べて減少傾向を示していたB番標識付近や5番標識付近と異なり、位ヶ原急斜面では積雪量が15センチ増加しています。また、昨年と比べても30センチ多い状態です。

 

こちらでも重く締まったコンディション

雪質は位ヶ原急斜面でも同様で重く締まったコンディション。

 

シュプールはご覧のように雪の塊となっています。

 

遠景は徐々に霞む − バーン表面はさらにパックがひどくなる

先ほどまではっきりとしていた遠景も徐々に霞みはじめ、この先の位ヶ原方面の雲行きが怪しい状態に...バーン表面のパック状態もさらにはっきりとした感触となり、帰りのツアーコースの状況が手ごわそうな雰囲気となってきました。

 

【位ヶ原】

ツアーコースを登りきった先の位ヶ原。

 

緩んだ様子がなく柔らかな感触

この付近まで達すると午前中でも太陽の日差しよりも冷たい空気の方が勝っていたようで、緩んだ様子はなく柔らかな感触が続いています。

 

めまぐるしい雲の動き − 進むべきか迷うところ

ツアーコースから位ヶ原のオープンバーンに出たものの、雲の動きがめまぐるしくなり、この先の状況を思案する状態となってきます。

 

ノリクラはあっという間に雲に飲み込まれた

この先のルートを考えている数分の間に、ノリクラの峰々はあっという間に雲の動きに吸い込まれてしまいます。

 

視界が奪われる前に引き返す

ノリクラの峰々が雲に飲み込まれ始めたということは、やがては位ヶ原も視界の奪われるホワイトアウト状態になることが想像できます。現時点では日差しがあって、なんら問題なさそうに見えても平地以上に急変する天候状況ですから、油断は禁物です。

 

無理をしないという決断が何よりも正しい判断

今日はここで断念して引き返します。2月にお越しになったときもやはり悪天候で位ヶ原で引き返されたとのことですが、無理をしないという決断が何よりも正しい判断であることを忘れてはなりません。 Next

 

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