ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.14(2011/08/11〜13) D

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(Update:2011/08/18)

 

【雪渓上部 T】

雪渓上部全景

それでは、雪渓上部の様子をお伝えします。雪渓上部を左右に分ける中央の尾根が大きさを増して来ました。しかし、滑走可能な時期は、まだまだ続いています。

 

昨年同時期より一週間遅い雪渓上部右側
2010ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.15(2010/08/21〜22) D
今週の雪渓上部右側
昨年より一週間早い雪解け

こちらの画像は雪渓上部右側で、中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。昨年同時期より一週間遅い画像とほとんど同じ状況から、先週と同様、昨年より一週間早い雪解けです。

 

鉄塔土台 − 雪渓からの距離は31メートル、昨年より一週間早い雪解け

雪渓上部右側エリアの下部で、ちょうど雪渓中段につながる位置にある鉄塔土台です。土台と雪渓との距離は31メートル。昨年より一週間遅い時期は30メートルでしたので、こちらに関しても、昨年より一週間早い雪解けです。

 

こちらは雪渓上部右側の上端部分。

 

雪渓上部右側の上端 − 昨年より一週間以上早い雪解け

上端は先週よりも12メートル下がって、先週と同様、昨年よりも一週間以上早い雪解けを示しています。

 

上端からの画像
雪渓下端まで246メートル − 昨年よりやや早い雪解け

上端から雪渓下端までの距離は246メートル。昨年同時期より一週間遅い時の距離は233メートルでした。前述のとおり、上端部分は一週間以上早い雪解けを示しましたので、下端部分の雪解けが若干遅くなっている様子がうかがえます。

濃霧の中で練習をするジュニアの様子にお会いしました。

 

「ノリクラはどうですか?」

いつものように、「ノリクラはどうですか?」と、声をかけると...

 

「リフトがないから、いやっ!」 「もう、やめた〜い!」

「リフトがないから、いやっ! もう、やめた〜い!」と、真っ先に口を突いて出てきます。今日から四日間のキャンプの始まりですが、「そのうち楽しくなるよっ!」と、声をかけるものの、「絶対、いや!」

 

スキー板を持ってもらい登ります

ご覧のように、小さなお子さんまで参加されていて、スキー板を持ってもらい練習を続けます。

 

練習開始

バーン整備が整ったところで、早速、練習開始です。

 

コース整備 − コブの作成

霧のため、バーン状況がはっきりしませんが、スタッフの方々はスコップで浅めのコブを作っているようです。

 

果敢に落ちて行く!!

このキャンプはジュニアのモーグルキャンプ。腰が引けようが、スタンスが広くても、果敢に落ちて行く感覚には感心させられます。

 

休憩時間が一番楽しい...

そして、何より楽しいのが、ランチタイム!おにぎりをほおばる様子に加え、自宅から持参したきゅうりと味噌...子供さんには失礼ですが、ここにビールがあったら最高という組み合わせのお弁当に、なかなか粋なものを感じてしまったのは、私だけかもしれません...

 

【雪渓上部 U − ジュニアレーシング】

ジュニアレーシングの練習

こちらは、いつものジュニアレーシングの練習風景。メンバーの予定を調整し、週末にお越しになっていますので、WebSiteでご紹介するのは久しぶりのこと。今シーズンも、メンバーは変わりなく、それぞれの練習を続けているようです。

 

コーチからのたくさんの指摘が飛び出す

「いいか!、外脚の使い方をこういう風にしなきゃだめなんだぞ、それから腰の向きも...」と、コーチからは、いくつもの指摘事項が飛び出します。

 

「ええ〜っと、6つもあるなぁ〜」 「コーチ!こんなに同時に直すことできませんよ〜」

「やらなきゃいけないのは、あれと、これと、それと...ええ〜っと、6つもあるなぁ〜」と、指を折って数えます。「コーチ!こんなに同時に直すことできませんよ〜」

スキーは、複数の動きを複合的に動作させる種目です。直すべき点が複数あるのは、どの選手も一緒。どこを機軸としてトレーニングするかは、練習の組み立て方法において、最も重要な点でもあります。

 

一つのターンの中で、同時に欠点を注意しながら練習

脚の伸ばし方といったスタティックな動作から、ターン弧の大きさの調整といった動的な点まで、一つのターンの中で、同時に注意しながら練習するには、集中力・持続力が必要となってきます。

 

ぱっとひらめく瞬間のために練習を重ねる

直すべき点は、意識してもなかなか直らないものですが、何度も繰り返し練習を続ける中で、ぱっとひらめく瞬間があるものです。その瞬間を迎えるための準備が、毎週行う練習の積み重ねとなるわけです。

 

いわゆる「来た〜!!」という瞬間ですが、そんなときに今日はめぐり合えたでしょうか??

 

次の一歩がなかなか出ない − 誰も手伝ってあげられない苦しい場面

気力があっても、体力が続かないのがジュニアの致し方ないところ...誰も手伝ってあげられない、最も苦しい場面の一つでもあります。

 

スタートを切ると別人のように滑り出す

それでも、一旦、スキー板を装着してスタートを切ると別人のように滑り始めます。ビデオで自分のすべりをチャックするのも欠かせません。

 

勉強の話になると顔が曇る − でも逃げられません

そして、ジュニアに付き物なのは、夏休み、勉強、そして、受験。その話になると、顔が曇るもの致し方ありません。でも、逃げることもできません。だって、これからもスキーをやり続けるために...

 

これからもスキーを続けるために今をがんばる

WebSiteの取材が木曜日・金曜日に変更した都合から、お会いする機会が本当に少なくなってしまいましたが、これからもスキーを続けるために、今をがんばってほしいと思うものです。 Next

 

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