ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.15(2017/08/17) @

 

 

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(Update:2017/08/24)

 

お盆後半は若干天候に恵まれない状況だった模様ですが、中には次の週末までお盆休みが続いるかたもいらっしゃるかと思います。今回は都合により2日前倒しして、ノリクラ雪渓カレンダーをお届けします。

お盆が終わると一気に秋へと季節が進むのがノリクラ。すでに今回はそんな気配を感じる一日でした。気温は先週と変わらないのに、空気感が秋っぽくなり汗しらずの一日を過ごすことができました。しかし、湧き上がる雲の様子はまだ夏っぽく。夏と秋とがせめぎ合う時期といってよいでしょう。

夏がカウントダウンを始めたノリクラ。今のうちに夏らしいノリクラを体験しに来てはみませんか?


◎ 今回の目次

Page-1 : 【8月17日(木)、観光センター前駐車場】       【大雪渓までの沿道の風景】
Page-2 : 【雪渓下部 T】       【雪渓下部 U、モーグルコース】       【雪渓中段】
Page-3 : 【雪渓上部 T】       【雪渓下部 U、モーグルコース、エアーがデカイぞ!】
Page-4 : 【畳平、お花畑 】       <編集後記>「来週は全日本マウンテンサイクリングin乗鞍...」
 
●参考資料●
(周辺地図) − ノリクラガイドマップ 春スキー版<対象時期:4月末〜6月下旬   ノリクラガイドマップ県道乗鞍岳線版 
 ノリクラガイドマップ(県道乗鞍岳線 シャトルバス乗換駐車場 版)

 

 

 

【8月17日(木)、観光センター前駐車場】

観光センター前駐車場

早朝6時の観光センター前駐車場。予報に反してキレイは青空の広がる朝を迎えました。

 

お盆を過ぎてひんやりとした雰囲気が

気温は16℃、先週までは蒸した感じがあったものの、ひんやりとした雰囲気が見られ、お盆を過ぎて真夏が終わりを見せ、秋へと一歩近づいています。

 

40台ほどとまばら タクシー運転手さん − お客さん来ないなぁ〜(泣)

そして、今日は平日ということもありますが、観光センター前駐車場は40台ほどと少なく、客待ちのタクシー運転手も困り顔....

 

ご来光バスが帰って来た

そこに戻ってきたはご来光バス。

 

今日の日の出は... 雲海に昇る日の出と朝焼けが最高!

ちょうど、ご来光の時間帯に山頂方面に雲がかかっていましたから、今日の日の出は見られなかったのではと思いましたが、先週と同様に、雲海の中から登る見事な日の出が拝めた模様です。

 

観光センター売店

そして、こちらは観光センターの売店。お盆が終わって帰省中のお孫さんの姿はもうありません。ちょっと寂しいですね。

 

とうがらし − 辛いよ! 今夏採れたりんご

さて、観光センター売店には様々なものが販売されています。こちらは青とうがらし(この辺りではコショウとも呼ぶ)。これは中辛ですが、見た目だけでは辛さはわからず、全く辛くないものから激辛まで様々。こちらの青唐辛子が中辛なのは元の種が中辛ものだからとのこと。そして、右はリンゴ。昨年のものではなく、今月収穫されたものだとか...

 

夏の空から秋の空へ トンボが...

お盆が過ぎたこともあるのでしょうけど、空の青さが一段と澄んでいるように感じます。そして、どういうわけか、クルマの窓を開けていたら、赤くなる前の赤とんぼが...秋は少しずつ近づいているようです。

 

【大雪渓までの沿道の風景】

それではここからは大雪渓に向かう沿道の様子をお伝えします。

 

鈴蘭バス停のカエデ 一部赤くなって来た

ノリクラで一番早く紅葉を始めるのは、鈴蘭バス停のカエデ。今年も一部で赤くなり始めています。例年より少しだけ早いようで。

 

ススキも穂が垂れ始める

そして、ススキも穂が垂れ始めてきました。

 

三本滝ゲート 木々の緑がやや薄い色合いになってきましたよ!

観光センターから7km先の三本滝ゲート。パトロールをしていて、木々の葉の色合いがやや薄くなって来たとおっしゃる警備員の方。来る紅葉の季節を待ちわびる一人でもあります。また、先週までは三本滝ゲートにある温湿度計で湿度が80%前後を示していたものが今日は60%台で、蒸し暑さから解放されています。

 

かもしかゲレンデ ヤナギランが最盛期を迎える

しかし、かもしかゲレンデでは、ヤナギランが最盛期を迎えて夏真っ盛り...この時期は夏が本番を迎えているシーンがあると同時に、秋の気配が時折感じられることもあって、季節感を一段と感じる時期でもあります。

 

ヒョウモンチョウ − アザミに夢中

アザミに食らいつくのはヒョウモンの一種。どうやら、少しピークを過ぎたあたりの熟した(?)アザミがお気に入りみたいです。

 

【沿道に咲いている高山植物 (クリックで拡大)】

ゴマナ クガイソウ タデ ハンゴンソウ マルバタケブキ

さて、そろそろ高山植物の季節は終わりに近づきつつあるように感じますが、まだまだ続いています。

 

ヒルクライマー − 県境目指して

平日にも関わらず、今日も多くのヒルクライマーが訪れています。

 

位ヶ原山荘

そして、標高2350メートルの位ヶ原山荘。

 

綺麗な青空

この付近からきれいな青空が広がるようになって来ました。

 

しかし、雲の通り道でどんどん湧き上がる

これまで登って来た道のりを眺めてみると、山麓から湧き上がる雲の通り道にいたことがわかります。

 

パンク − 大会までにタイヤを張り替えないと(泣)

そして、位ヶ原ではこんなシーンも。自転車のタイヤがパンクしてしまった模様...しかも、来週の大会に向けて、チューブラーのタイヤを貼って来たばかりとのこと。「張り替えにまた1週間かかってしまう〜」と嘆いていらっしゃいました。小さな小石や鉄片などが落ちていて、パンクされている方が結構いらっしゃいますので、必ず、パンク修理キットはご持参されたほうが良いでしょう。

 

5号カーブ − 積雪がようやくなくなりました ぼんやりと大雪渓が

先週まで残っていた5号カーブの積雪も完全になくなりました。5号カーブの積雪がお盆まで残っていたことはこれまでになく、今年の積雪量の多さがわかります。そしてさらに登ると、ぼんやりと大雪渓が見えてきました。

 

大雪渓は再び快晴 − 雲の流れに左右される天候

大雪渓までやってくると再び快晴。今日は山麓から湧き上がる雲の流れる方向によって、天候や日差しが大きく左右されます。

 

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