ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.8(2018/07/01) A

 

 

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(Update:2018/07/05)

 

【大雪渓に到着、雪渓下部 T】

夏スキーヤーの脇をヒルクライマーが颯爽と駆け抜ける

大雪渓に到着した10時の天候はご覧のように雲一つない快晴。気温は20℃に達し、ノリクラに於いては暑いコンディション。そんな中、大雪渓で滑る夏スキーヤーの脇をヒルクライマーが颯爽と駆け抜ける...

こんな光景が見られるのもノリクラならでは良さではないでしょうか?

 

夏スキーの様子を眺める

今回、雪渓脇の地面で休憩されている方が多くいらっしゃいましたが、高山植物が自生する場所でもあります。そのため、今後、雪渓内に岩場が出てきますので、そちらで休憩されるようお願いいたします。また、路上も他の通行の支障となりますので、長時間の休憩はご遠慮ください。

 

昨年の大雪渓入口(7月中旬)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.10(2017/07/15) A
今回の大雪渓入口 −下端部分に岩場が出てきた

こちらが、雪渓内に出てきた岩場。昨年より2〜3週早い雪解けです。なお、先ほど申し上げたように、直接の地面は高山植物が自生しますので、こちらの岩場で休憩されるようお願いいたします。

 

昨年の大雪渓入口()
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.8(2017/07/01) B
今回の大雪渓入口 −車道との距離は22メートル
昨年より2週間早い雪解け

車道からの距離は22メートル。昨年より2週間早い雪解けです。

 

昨年の登山道入口
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.8(2017/07/01) B
今回の登山道入口 −昨年より2週間早い雪解け

大雪渓入口から北へ50メートルほどの所に肩の小屋への登山道入口があります(肩の小屋口登山口)。こちらも昨年より2週間早い雪解けです。

 

登山道入口 −隙間3.5センチ
昨年より1週早い雪解け
雪渓の高さでは昨年より2週間早い状態

車道との間の隙間は3.5メートルで昨年より1週早い雪解けで、雪渓の高さから見た時は昨年より2週間早い状態です。

 

山頂方面全景画像

こちらは山頂方面全景画像。先ほどの登山道入口は中央下の「登山口」になります。ここからから誘導ロープ(画像のピンクの線)に沿って、途中のモーグルコースの岩の左側を進んで行くと、肩の小屋へたどり着きます(モーグルコースの岩の右側は行き止まりになります)。

 

昨年のモーグルコースの岩
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.8(2017/07/01) B
今回のモーグルコースの岩
昨年より1〜2週間早い雪解け

岩場がゴツゴツとしている大雪渓も、厳冬期以降はすべてのものが雪に閉ざされてしまいます。春になって雪解けが進んで最初に姿をあらわすのが、画像の中の左上に写るモーグルコースの岩です。ですから、モーグルコースの岩は、大雪渓の積雪量・雪解け状況を最も早く観測できるバロメーターとなります。7月になるとこの付近にモーグルコースが作成され、多くのスキーヤーが集まることから、モーグルコースの岩と呼称させていただいております。

クレパスを境に雪解け状況が異なっていますが、昨年より1〜2週間ほど早い雪解けです。

 

昨年の石碑の岩
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.8(2017/07/01) B
今年の石碑の岩−昨年より1週間早い雪解け

そして、モーグルコースの岩から南へ約100mほどのところに、大雪渓で二番目に姿をあらわす岩があります(石碑の岩)。昨年より1週間早い状況です。

 

チングルマが新芽を出す − 例年より2週間早い

こちらは毎年定点でお伝えしている石碑の岩にあるチングルマ。新芽が出てきました。昨年より2週間早い状態で、2015年とほぼ同じ状況です。これから開花に向けて少しずつ変化が見られます。

 

石碑の岩の下部のバーン
昨年より1週間早い雪解け

石碑の岩の下部のバーンでは、中央の岩場が大きくなってきました。昨年より1週間ほど早い雪解けです。

 

石碑の岩の南側 −雪渓上部から雪渓下部へ滑走通路

石碑の岩の南側には雪渓上部から雪渓下部へ滑り降りるエリアがあります。こちらでも昨年より2週間程度早い状況です。

 

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