ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.10(2018/07/14) A

 

 

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(Update:2018/07/19)

 

【大雪渓までの沿道の風景】

大雪渓へ 三本滝ゲート − 最高気温31℃は初めてのこと!

ここからは大雪渓までの沿道の様子をご覧下さい。右の画像は三本滝ゲートですが、9時の時点で21℃とこの時期としてはそれほど高いものではありませんが、この後、急激に上昇し、11時30分の時点で31℃まで上昇しました。長年ゲートを管理する方の話では、「山麓の乗鞍高原なら30℃を超えることはしばしばあるものの、三本滝で30℃超えたことは今日が初めて」とのことでした。

また、9時の時点で自転車入山数が20台ほどしかなく、その後、正午までに200台が入山していて、今日はヒルクライマーの出足が遅い状況が見られましたが、連休に伴う渋滞が一因の模様です。

 

ニッコウキスゲ − かもしかゲレンデ ニッコウキスゲを眼下に見ながら

先週から満開状態が続いているかもしかゲレンデのニッコウキスゲ。まだ、つぼみが残っていますので、もうしばらく楽しめそうです。また、今年は咲いているエリアが広がっていますので、写真映えしています。

 

自分のペースでヒルクライムを楽しむことができる

三本滝ゲートを過ぎるとマイカー規制区間に入り、バス・タクシー以外の自動車がほとんどなく、自分のペースでヒルクライムを楽しむことができます。田舎道をのんびりと走るような感覚でしょうか...

 

摩利支天バス停上の湧き水 休みながら登ります

三本滝ゲートから3kmほど行くと摩利支天バス停があり、その2つ上のカーブの先に道路わきに水が流れている箇所があるのはご存知でしょうか?この上の道路には水が流れていませんので、その間から沸いているようで、年中、水量がほぼ変わりなく流れ続けています(飲用についてはご自身でご判断ください)。

そこで休憩されているこちらの方。今シーズン初のノリクラとのことで、「標高が高くなると高山病みたいになるので、休みながら登っているんです。」とのこと。ちょうど日陰になっていて、クールダウンするには最適な場所でもあります。

この先、冷泉小屋でもその名の通り「冷泉」がありますが、こちらは硫黄が含有していますので、飲用には適さないと思います。

 

緑の回廊の中を進む

森林限界を超える位ヶ原山荘までは緑の回廊の中を進んで行きます。森の中に道が作られたような雰囲気が岐阜県側の乗鞍スカイラインとは異なった趣を見せています。乗鞍スカイラインは常に北アルプスの山々を垣間見ながら進み、山岳地帯を走っている雰囲気を見せてくれます。

 

位ヶ原山荘

そして、標高2350メートルの位ヶ原山荘を過ぎると...

 

森林限界を超えて空が一層広くなる

森林限界を超えて空がより一層広くなります。7月はじめと比べると、残雪はかなり少なくなってきました。日差しのコントラストが強く、暑くなくても肌が焦げるような感覚があります。

 

大雪渓で長年スキーキャンプをする先生

そこにマイクロバスでお越しになったのが、大雪渓で長年スキーキャンプを行っている先生。生徒さんを乗せて大雪渓に向かう途中です。大雪渓で後ほどお会いすることになります。

 

11号カーブ付近
雲一つない快晴は朝一番だけ

スカッと晴れたこのような天気は、夏山では朝一番だけなんです。この後の3ページ目の【雪渓下部 T、雪渓中段】のコーナーをご覧になるとわかりますが、次第に雲が沸いて、ひどい時には午後から雷雨ということもあります。ですから、夏山はできるだけ朝早くに行動開始するのが鉄則です。

 

5号カーブに残る残雪 空に溶け込む感覚

左の画像は宝徳霊神バス停のある5号カーブ。除雪完了直後の5月下旬ごろは高さ10メートルの雪壁が聳え立っていました。そのため、1ヶ月以上が経過した今でも、ご覧のように積雪が残っています。

右の画像はその先の4号カーブ。こちらでも10メートル近い雪壁でしたが、もうほとんど残っていません。でも、そこには綺麗な空に溶け込んでしまうような錯覚さえ感じさせる風景があります。

 

今日の自転車入山台数257台 − 今シーズン一番

今日の自転車入山数は257台。もちろん現時点で今年一番の状況ですが、シーズン通しても2番目か3番目のカウントになると予測されます。(翌日7月15日(日)には348台を記録しました。)

 

こんな風景に巡り合いたい!

こんな風景に一度でも巡り合えたら、きっとノリクラが好きになるはず。そして、この風景に巡り合いたい!と思いながらノリクラにお越しになる方も、きっとたくさんいらっしゃるはずです。

 

【大雪渓に到着】

大雪渓入口 − すでに21℃、暑い!

10時の大雪渓の気温は21℃。駐車場での気温ですから、20℃を超えていますが、大雪渓の上だと20℃を超えることはまずありません。雪渓にお越しになったスキーヤー・ボーダーの方々が数多くお越しになり、その脇をヒルクライマーが通過する様子は、日本全国でおそらくここでしか見られない光景でしょう。

 

乗鞍でフルコースを堪能 − 登山にボードにヒルクライム、凝縮された二日間

「梅雨が明けたらもう一度ノリクラに来ますよ!」と、稜線から滑り降りる前におっしゃっていたのは6月初めのこと。それから1ヶ月半が経過し、今回は、登山にボードにヒルクライムと、ノリクラでフルコースを堪能。できることはすべてやってしまおうと、凝縮された二日間を送られる模様...

何をやっても気持ちよいノリクラの夏ですが、最もよいハイシーズンは梅雨明けからお盆までのわずかな期間しかありません。お盆を過ぎると、もう秋の気配を感じるようになります。

 

大雪渓が目に飛び込んできた! 思わず足を止めて記念撮影

大雪渓を横目が目線に飛び込んでくると、思わず足を止めて記念撮影をするヒルクライマーが、今日はたくさんいらっしゃいます。

 

残雪とヒルクライム − こんな一枚が撮りたい!

雪と自転車は季節的に相反するところですから、その意外性がノリクラでのヒルクライムの人気の一つでしょう。

 

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