ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.15(2019/08/17) C

 

 

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(Update:2019/08/12)

 

【畳平お花畑】

14時の畳平バスターミナル − 下り便を待つ長い列

こちらは14時の畳平バスターミナル。今日は9時から運行開始だったにも関わらず、多くの人出でにぎわい、下り便を待つ列がいつも通り長くなっています。この日の14時05分の下り便は6台運行されました。

 

今日は普段以上の混雑に

今日は9時から運行開始で、通常よりも3便少ない状況にも関わらず、最終的に1000名を超えましたので、普段以上の混雑となりました。列に並んでいれば、ほぼ確実に乗車できますが、発車時刻間際だと満席になりますので、お早目に列に並ぶことをオススメします。

 

お花畑−7月上旬から8月上旬が見頃
(そろそろ終盤)

バスターミナルの南側にお花畑があります。例年7月上旬から8月上旬までの約1ヶ月間、高山植物が見頃の時期で、そろそろ、終盤に近づいて来ました。

 

モミジカラマツ ミヤマアキノキリンソウ

こちらは入口付近、場所によってはモミジカラマツやミヤマアキノキリンソウの群落がみられます。

 

そして周回コースでは...

人だかりの先には...

人だかりができています。人々の目線の先には...

 

雷鳥(メス)

こちらは雷鳥のメス。おそらく周辺に雛がいるはずですが、周辺の高山植物に隠れてしまい姿が見られません。今年は孵った雛は多かったものの生育が悪かった模様で、雛の数が少ないとのこと。

 

イワギキョウ コウメバチソウ
ミヤマアキノキリンソウ ヨツバシオガマ

現在、畳平お花畑で咲いているのは、イワギキョウ、コウメバチソウ、ミヤマアキノキリンソウ、そして、ヨツバシオガマは実になり始めています。

 

そして、周回コース奥まで進むと...

 

トウヤクリンドウ ミヤマクロユリの実

トウヤクリンドウが咲き始めました。昨年より1週間遅くほぼ例年並みです。そしてミヤマクロユリの実が先週よりも大きくはっきりしてきました。

 

高山植物はそろそろに − 今後は草紅葉の季節へ

トウヤクリンドウが咲き始めると、高山植物の季節はそろそろ終わりに近づき、今後は黄金色に輝く草紅葉が楽しめる季節へと移って行きます。

 

<編集後記>

「大雨..」

乗鞍地域は山脈が連なっていることもあると思いますが、台風が直撃することはほとんどありませんが、台風周辺を取り巻く雲や梅雨の大雨などによる影響はこれまでにもあり、昨年9月の大雨では県道乗鞍岳線の三本滝ゲート付近での土砂崩れや高山市内が洪水被害は記憶に新しいところです。また、乗鞍高原や上高地・白骨温泉は山間にあることから、雨量規制による通行規制がたびたび発生し、特に国道158号線の通行止めは影響が大きいところです。一時的な雨量規制ならまだ良いのですが、土砂崩れで道路が寸断されることも過去にはあり、少し古い話になりますが、2005年7月1日には 国道158号線の前川渡〜沢渡間で土砂崩れが発生し、仮復旧まで一ヶ月ほどもかかりました。その間、上高地に向かうシャトルバスは乗鞍高原から白骨温泉を経由したり、また、松本から高山に向かう観光バスなどは県道乗鞍岳線と乗鞍スカイラインで乗鞍岳越えをする裏技を使っていました。

土砂崩れが起こった山沿いの不通区間は、現在は新しい橋が沢渡方面にかかっていて、土砂崩れの心配なくなっています。しかし、それ以外の区間の土砂崩れや、雨による倒木などは度々ありますので、雨の日の通行は注意が必要です。


 


 

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