第18回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム
(2022/07/09〜10) B
【レース展開T (スタート〜平湯峠)】
スタートから500メートルほどは審判車両を先頭にパレード走行となっています。なお、レースは乗鞍スカイラインを含めて、ほぼ全面通行止めで実施されます。
レースはパレード走行が終了した旧道分岐点あたりからが本番となります。旧道に入った途端、勾配が急になり、ここで先頭集団に付いていけるかどうかが、今後のレース展開に大きな差となって行きます。
国道から分岐した旧道区間は、約3kmのつづら折れのが平湯峠まで続き、平均勾配が約8.5%と、コース内で最も厳しい区間の一つです。旧道区間に入ってすぐ、e-BIKEの宮下 将一選手が先頭集団から抜け出します。
その後、e-BIKEの選手が2名ほど先行する中、ロードバイクの選手が第二集団を形成し、先頭から、男子Dの真鍋 晃選手、男子Bの大石 拳誠選手、男子Cの西口 鳳馬選手、男子Dの権田 歩人選手です。
その第二集団も徐々に縦長となり、旧道区間を1kmほど進んだあたりでは、早くも男子Dの真鍋 晃選手が一歩リードします。この時点で男子Dクラスの選手の姿は周囲になく、クラス別で1位のポジションをすでに確保します。
さて、第二集団から先行するのは、チャンピオンクラス2名と、その後方にe-BIKE2名ですが、e-BIKEのスピードはこの劇坂にもかかわらず20km/hrを優に超えていて、旧道区間を2km進んだあたり(スタートから約3km地点)で、チャンピオンクラスの選手の姿をとらえます。
そして、e-BIKEがチャンピオンクラスを捉えたかと思うと...
あっという間に抜き去ります。スタート前に「e-BIKEに抜かされないように...」とチャンピオンクラスの選手が言ってましたが、まさにその通りになってしまいました 。
スタートから約4.4km地点にある平湯峠に差し掛かります。平湯峠は乗鞍スカイラインの起点で、この先に見える平湯ゲートより先はマイカー規制となっています。
トップで通過したのはe-BIKEの八木
幸夫選手と宮下
将一選手。通過タイムは13分28秒。本大会のコースレコードは、
2番目はチャンピオンクラスの 尾崎 祐司選手、松木 健治選手 8:47:15(0:17:15) |
3番目は男子Dの真鍋 晃選手 この時点でチャンピオンクラスを上回り、総合1位に 8:47:55(0:14:55) |
そして、チャンピオンクラスの尾崎 祐司選手、松木 健治選手は17分15秒で通過。続いて、男子Dの真鍋 晃選手が14分55秒で通過します。この時点で、男子Dの真鍋 晃選手がチャンピオンクラス二人の選手を上回るタイムとなり、総合1位となっています。
Copyright (C) 乗鞍大雪渓WebSite |
|