全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2018
(2018/08/25〜26) D
【表彰式】
大会会場 − 表彰式を待つ |
全ての選手が大会会場の観光センターまで下山してレースが終わりました。大会会場では13時より表彰式が始まります。
各クラス1〜6位が表彰 |
表彰(入賞)は各クラス1〜6位までの選手。
表彰式が始まる のりくら観光協会会長の福島 眞氏 |
表彰式を始めるにあたり、のりくら観光協会会長の福島 眞氏からの挨拶です。
選手の皆さん、お疲れ様でした。素晴らしい天気になりまして、日陰で33℃あります。ノリクラにしては非常に高い気温になりました。今日は45の都道府県から4300名の方にお越しいただきまして開催することができました。途中、蜂刺されの事故はありましたが、重大な事故には至らず、終えることができました。今年は男女とも面白いレースになると思われてきましたが、その通りになりました。また、美ヶ原とシリーズ戦となっている松本ヒルクライムは今年で2年目となります。これからも皆様の意見を取り入れながらやっていきたいと思っています。
チャンピオンクラス表彰 (優勝 中村俊介選手) |
チャンピンジャージに袖を通す |
最初はチャンピオンクラスからの表彰。チャンピンジャージに袖を通すのは中村 俊介選手。
チャンピオンクラス入賞者揃って |
入賞者全員での撮影タイム。中村選手は少し緊張しているようで、隣の森本選手が少しサポートしながら、みんなで撮影ポーズを決めていました。
チャンピンジャージを着た 中村俊介選手 |
来年は絶対優勝してやる! 田中裕士選手 |
中村選手、多くのカメラからフラッシュを浴び、ご自身の立ち位置がまだ信じられない様子。そして、良きライバルとして練習し、戦ってきた中村選手は「来年は絶対優勝してやる!」と、もうすでに宣戦布告です。
森本誠選手 記録だけでなく、皆様の脳裏に記憶に残る選手 |
森本選手は、今回は優勝を逃しましたが、多くの選手が目標とする存在であり、本大会での存在感は年々大きくなっています。記録を残すだけでなく、皆様の脳裏に記憶として残る選手として、今後の活躍を期待しております。
一般男子E表彰式 | 一般男子F表彰式 |
そして、一般男子の表彰式が続きます。年代別のクラスですが、入賞選手のタイムは、チャンピオンクラス上位に匹敵する実力があります。
一般男子F優勝の宮崎 博久選手 8年越しの優勝へ |
男子E優勝の池田 康夫選手とお決まりのポーズで |
一般男子F優勝の宮崎 博久選手。本格的にヒルクライム開始すると同時に本大会に出場するといきなり入賞するも、頂点はなかなか遠く、チャンピンジャージを着るまでに8年かかりました。継続は力なり..。今日はその成果が実りました。
そして女子の表彰式。
女子入賞者一同 | また来年もお越し下さい |
賞状・トロフィーをもらっても、まだ、その重みが実感できていない牧瀬選手。来年の出場については明言されませんでしたが、おそらく、これから1年は牧瀬選手を目標に練習を重ねる選手も多いと思いますので、ぜひとも、来年の出場も期待しております。
金子 広美選手 最後は笑顔で |
「いや〜今年はやらかしちゃいました〜(笑)」と、最後は笑顔の金子選手。対戦相手がいる試合とそうでない試合では、発揮できる力が違ってくるはず。来年からはこれまでとは違った新たな展開を期待しております。
全日本マウンテンサイクリングin乗鞍が終わるとノリクラの夏が終わる |
全日本マウンテンサイクリングin乗鞍が終わると、ノリクラの夏は終わります。真っ青な空とギラギラと光る太陽が似合う季節が終わりを告げます。本大会をもって、今シーズンのヒルクライムは終了という選手も多いかと思いますが、ノリクラは秋の紅葉ヒルクライムも捨てがたいものがありますので、ぜひお越しください。
<編集後記>
乗鞍入山者数は年々減少し、昨年2017年は10万4千人。これはマイカー規制以前の4分の1に満たない状況です。そんな中、唯一増加しているのは自転車での入山者数。全体の割合からすれば1%にも満たない数ですが注目すべき存在で、国民の健康志向の高まりとともに、今後も増加して行くと思われます。
本大会が始まった30年以上も前は、まだ、一部で未舗装の部分も残り、この急峻な道路を自転車で走行することなど、一般人には想像も及ばない状況でした。それが30年以上も衰退することなく続けられていることは、地元の方々の支えと同時に、他の大会と比べてダントツに素晴らしい山岳ステージがあるためです。しかし、素晴らしい山岳ステージと大会の存在のどちらか一方でも欠けてしまえば、ノリクラのヒルクライム人気は、衰退していくことでしょう。
また、大会の二日間だけでなく、一年を通して、この大会はノリクラに大きな影響を及ぼし、潜在的な影響は計り知れないものがあります。これからも40年・50年へとその歴史を刻み続けることと思いますが、人々のココロに残る大会であり続けていただきたいと思います。
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