マウンテンサイクリングin乗鞍2019

(2019/08/24〜25) @

 

 


 

 

今年もマウンテンサイクリングin乗鞍が始まりました。毎年4000名以上の選手が訪れ、国内有数のヒルクライムレースとして知られている大会です。この日のために練習を重ね、「マウンテンサイクリングで一年の始まり、マウンテンサイクリングで一年が終わる」とおっしゃる選手も数多くいらっしゃいます。

今回は晴天に恵まれ、秋のような爽やかな気候・低めの気温での開催となったことから、男女とも大会レコードが更新され、選手には好コンディションのもとでレースが出来た模様です。

それでは、今回も大会前日の選手受付から、当日のレース展開、レースが終わった後の選手の様子・表彰式まで、大会の主要シーンを網羅してお届け致します。なお、過去の大会の様子は、ノリクラ ヒルクライム・マラソン大会関連(全日本マウンテンサイクリングin乗鞍) から、ご覧頂くことができます。

 

◎ 今回の目次

Page-1 : 【8月24日(土)、大会受付】
Page-2 : 【8月25日(日)、大会当日・開会式】       【チャンピオンクラススタート】
Page-3 : 【チャンピオンクラス、レース展開】       【位ヶ原山荘から本番勝負! − 優勝は?】
Page-4 : 【続々とゴールへ】       【レースが終わって待機場所へ − 入賞選手の談笑・感想】       【レースは続きます】
Page-5 : 【表彰式】       <編集後記>

●過去の大会特集●
ノリクラ ヒルクライム・マラソン大会関連(乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム)

 

 

 

 

【8月24日(土)、大会受付】

大会会場 − 観光センター前駐車場

こちらは大会会場の観光センター前駐車場。13時から始まる受付を前に続々と選手の方々が来場します。

 

会場周辺は来場する選手で混雑 − 宿泊先から徒歩・自転車がオススメ

かつては自転車に計測センサーを取り付け、その動作チェックのため、実車を持ち込む必要がありましたが、現在は選手の足首に巻くタイプに変わりましたので、自転車で来場する必要はなくなりました。

また、観光センター周辺の駐車場対応もここ最近はずいぶん改善され、駐車場所を探すのに右往左往することもだいぶ少なくなっています。しかし、多くの選手がお越しになるため周辺道路の混雑する時間帯もあります。お泊りになる旅館・民宿に先にチェックインし、徒歩、または自転車に乗り換えてお越しになる方がよいでしょう。

 

今回の大会について熱く語る三人(筧五郎選手、スポーツジャーナリスト橋本 謙司氏、サンボルト橋本氏)

いつものように熱く語っているのは筧 五郎選手。そして、スポーツジャーナリストの橋本 謙司氏は、「明日のレースの取材を兼ねて自ら選手として出場。「選手層が厚く、『今年の目玉』と呼べる選手を絞ることはできませんが、最後まで勝負に絡んで来られる選手がどれだけ残るかが楽しみですね」とのこと...

 

矢部 周作選手 − ブースのお手伝い 宮下 朋子選手

ブースでお手伝いしているのは矢部 周作選手。そして、笑顔が素敵な宮下 朋子選手。もちろん明日のレースでも上位に絡む走りを見せてくれるはず。

 

高橋 あずみさんのミニライブ
(乗鞍高原出身のシンガーソングライター)

大会受付は13時から始まりますが、その隣のステージでは乗鞍高原出身のシンガーソングライター 高橋 あずみさんのミニライブが始まります。圧倒的な歌声・歌唱力に訪れた選手も手拍子で応えます。

 

選手受付が始まる

そして、高橋 あずみさんの熱唱が終わると、いよいよ選手受付が始まります。

 

村山 利男選手 − 本大会最高の8勝の記録保持者

もう説明するまでもありませんよね〜。レジェンド村山 利男選手。本大会最高の8勝の記録を保持しておられますが、その安定した強さは他の選手を寄せ付けないものがありました。それからもう10年以上が経過しますが、今でもトップアスリートで居続けることは並大抵のことではありません。

「何年来てるんだろう〜この大会に。もう60歳だよ!」と、おっしゃりながら、受付手続きをされていました。ちなみにチャンピオンクラス最年長選手でもあります。

 

記念品交換

受付の後は記念品交換をします。

 

初めての出場 − 目標タイムは1時間10分

どんな記念品なのか見せてもらうと、毎年恒例のタオルとパンフレットでした。今年初めて出場するというこちらの選手。目標タイムは1時間10分。その根拠を聞いてみると、「地元(愛知)の峠タイムを4倍すると乗鞍のタイムになるって言われているからです。乗鞍は一度だけ走りに来たことはあるんですが、愛知から自走で来たのでその時のタイムは参考にならないかな...(笑)」と苦笑。

 

有名潤滑油メーカー、自転車整備のブースには長蛇の列

出店ブースでは各メーカーが製品PRに余念がありません。こちらの有名潤滑油メーカーでは、自転車整備を無料で行うとのことで、13時の選手受付前から長蛇の列。

 

スプロケからフレームまでしっかりクリーニング!

チェーン・スプロケの清掃にとどまらず、フレームまでしっかりとクリーニング。ここまでするかと思うほどピカピカに磨き上げ、「5〜10%くらい軽くなりますよ〜」と、ご満悦!

 

永塩 実選手・永塩 幸之助選手
親子揃って昨年優勝 → 親子揃ってチャンピンクラス出場

昨年、年代別のクラスで親子揃って優勝し、今年は一緒にチャンピオンクラスに仲間入り。チャンピオンクラスに挑もうとする理由に「もう息子の方が圧倒的に早いんですが、常に上のステージを目指す意気込みがないといけないと思うんです。」と、年齢に関係なく、努力し続けることは大事なこと...

 

昨年3位の田中 裕士選手 今年は10月の台湾KOMに照準を合わせて調整中

選手受付に訪れたのは昨年3位の田中 裕士選手。今年は10月の台湾でのレース(台湾KOM)に照準を合わせて調整しているとのこと。田中選手もさらに上のステージを目指している模様。

 

佐々木 遼選手(富士ヒルクライム優勝) − レース中落車、腰の骨がまだくっついていない!

その田中選手と談笑しているのは富士ヒルクライムで優勝した佐々木 遼選手。もちろん本大会注目の選手でもありますが、ニセコの大会で落車し、腰を骨折されちょっと心配です。でも、「まだくっついていないけど、十分走れますよ!」と、余裕十分!

 

悪魔おじさん(悪魔わんちゃんと記念撮影)

やはりこの人を忘れてはいけません...悪魔わんちゃんも首を長くして待っていました。

 

どこに行っても人気者 こんな珍しいツーショットも
(悪魔おじさん、森本 誠選手)

登場と同時にすごい人気(笑)。こんな珍しいツーショットも本大会ならではといってよいでしょう。

 

森本 誠選手 − 何度経験してもスタートまで緊張しますよ

「いや〜スタート切るまでが緊張しますよ。何度も経験していますが、こればかりは慣れませんね〜(笑)。」 この大会にはもう10回以上も出場し、コースレイアウトや他の選手の特徴・状態を熟知され、誰よりも勝ち方を知っている森本選手でも緊張するもんなんですね〜。そんな緊張をほぐし、サポートしてくれるのが奥様の存在なんでしょう...

 

金子 広美選手もファンサービス!

有名選手になるとファンサービスも手厚く、着ているTシャツにサインしたり、ファンとの記念撮影だって...。この日はフレームメーカーによる森本選手・金子選手のサイン会が行われました。途切れることのないファンとの記念撮影が延々と続き、色紙ではなくこんなところにサインを求めるファンも...(笑)

 

阪神タイガースの仮装で
そろそろタイム出さないと会社に怒られちゃう〜(笑)
明日もがんばるぞ〜

本大会に出場する選手の中には、メーカーのサポートを受けながら活動するケースは決して珍しいことではありません。こちらの阪神タイガース姿で小径自転車でお越しの方も、「そろそろ結果を出さないとメーカーから怒られちゃいますから、明日は阪神の旗も外してマジメに走りますよ〜!(笑)」と、おっしゃっていました。

本大会に限ったことではありませんが、仮装を通して大会を盛り上げる選手もいらっしゃれば、実業団レベルを超えてプロに近い選手も出場し、特にマウンテンサイクリングin乗鞍は、有力選手が勢ぞろいすることでも知られ、この大会で勝つことはクライマーの頂点を極めたことに等しい価値があります。

さて、過去には天候不順で悩まされた時期がありましたが、明日はどうやら大きく崩れることはなさそう。ただ、お盆を過ぎて急速に秋らしい気候に変わって来たので、寒さへの対応が必要かもしれません。

 

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