【速報バックナンバー 2023年9月分】

Top-page > Sokuhou-Index > 2023-09


 

◎ 9月  
■2023年9月30日(土)      ■2023年9月29日(金)      ■2023年9月28日(木)      ■2023年9月27日(水)      ■2023年9月26日(火)      ■2023年9月25日(月)       ■2023年9月23日(土)      ■2023年9月20日(水)       ■2023年9月17日(日)       ■2023年9月16日(土)       ■2023年9月9日(土)       ■2023年9月2日(土)

<<Back(2023-08)   Sokuhou-Index   Next(2023-10)>> 

■2023年9月30日(土)                (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー 紅葉版Vol.5)   

※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org
※ 【重要:シャトルバス情報】 10月1日(日)始発便の運行について→アルピコ交通hp


大雪渓・位ヶ原エリアは紅葉の見頃を迎えました
@ 2023/09/30 09:00
ウラジロナナカマドはほぼピークの発色
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓4号カーブ付近)
A 2023/09/30 09:20
午前中は秋らしい天候が続く
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓 4号カーブ)

B 2023/09/30 09:35
鮮やかに輝く真紅のウラジロナナカマド
(県道乗鞍岳線 位ヶ原5号カーブ)

C 2023/09/30 08:10
ダケカンバも発色が進む
(県道乗鞍岳線 富士見沢2号カーブ)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 大雪渓・位ヶ原エリアで紅葉が見頃を迎えました。昨年とほぼ同じか、例年より1週間程度遅い状態です。ウラジロナナカマドは、発色状態は芳しくないものの、現時点がピークに近い状態です。また、ダケカンバはまだ発色が若いため、あと数日〜1週間程度でボリューム感のある紅葉が楽しめると思います。

 

【目次】

<観光センターから位ヶ原(紅葉情報・ヒルクライム>
 

<位ヶ原から大雪渓・畳平(紅葉情報・ヒルクライム>

<シャトルバス・自転車台数>


<観光センターから位ヶ原(紅葉情報・ヒルクライム)>

9月30日(土)速報 − 観光センターから位ヶ原 (クリックで拡大)】

▼ 早朝6時の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えてます。気温は10℃、先週までの暖かい朝から一転して、この時期らしい冷え込みを感じる朝となっています。観光センター前駐車場は80台で、いつもの週末と比べるとやや少なめ。シャトルバス始発便も3台にとどまっています。しかし、今日は観光客の来場のタイミングが遅かった模様で、そのあと、続々と観光センターにお越しになり、8時に満車となりました。

大雪渓・位ヶ原エリアなど、上部エリアの紅葉はこの後お伝えしますが、三本滝ゲートから先の中腹エリアでも紅葉が徐々に進んでいて、28号カーブ付近は見頃に近い状態まで発色が進んでいます。おそらく、来週にかけて良いコンディションになるのではと思われます。



<位ヶ原から大雪渓・畳平(紅葉情報・ヒルクライム>

9月30日(土)速報 − 位ヶ原から大雪渓・畳平 (クリックで拡大)】

▼ 午前中は一時的に雲がかかることがあっても、快晴に近い状態が続き、紅葉散策にはもってこいの天候が続きます。8時の大雪渓の気温は11℃、少し風があって、長袖でも暑さを感じない状態です。

紅葉はウラジロナナカマドがほぼピークに近い発色まで進んでいます。かつてであれば、もっと鮮やかなオレンジや真紅のものが大半でしたが、ここ最近はややくすんだオレンジにとどまるものが多いのが残念です。ただ、唯一、5号カーブのものだけが真紅の輝きを放っています。ダケカンバに関しては、発色が少しずつ深まっていく段階で、おそらくあと数日〜1週間程度で、黄金色の発色を見せてくれることと思います。今日は風が強かったものの、落葉はほとんどありませんでした。

昨年は2週にわたって紅葉が楽しめました。来週末は3連休ですが、まだ青いまま残っているウラジロナナカマドがごく一部存在し、今後枯れなければ綺麗に発色すると思われます。屋根板等に広く分布するダケカンバはさらに色合いが良くなってくるため、今週に引き続き、来週も紅葉散策が楽しめるのではと思います。

正午の畳平の気温は10℃で、これが今日の最高気温でした。ただ、この後、山頂方面から急速に雲が降下する状況となり、視界の効かない濃霧に見舞われるようになってしまいました。


<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤで、始発6時10分便3台、7時便は3台で、8時便4台、9時便は3台で、混雑はありませんでした。自転車は午前109台、午後9台で、合計118台はでした。

なお、明日より10月となるため、三本滝ゲートの開門時刻が6時から7時に変更されますので、自転車の方はご注意ください。また、シャトルバスは明日(10月1日)のみ始発便が6時10分に設定されていて、予定通り6時10分に観光センターを出るものの、三本滝ゲートの前で7時の開通時刻を待ってからの運行となりますのでご注意下さい。詳細は、アルピコ交通hpをご覧ください。

次回速報は10月9日(土)の予定です。(2023/09/30 21:15更新)


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2023年9月29日(金)  
 
※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org
※ 【重要:シャトルバス情報】 10月1日(日)始発便の運行について→アルピコ交通hp

快晴のもと、綺麗な紅葉風景が広がっています
★この週末は紅葉散策がオススメ★
@ 2023/09/29
紅葉 、 快晴のもと、見頃を迎えてます
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)
A 2023/09/29
ダケカンバ(画像奥)、 発色がまだ若いが鮮やかになってきた
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原11号カーブ)
B 2023/09/29
ナナカマドの赤とダケカンバの黄色を一緒に楽しむことできます
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓上3号カーブ)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 上段の画像は今朝の位ヶ原11号カーブです。下段の画像は夕方の大雪渓上3号カーブからのものです。快晴のもと、きれいな紅葉風景が広がっています。ウラジロナナカマドは状態の良くないものもありますが、状態の良いものはきれいな発色となっていて見頃を迎えています。ダケカンバは発色がまだ若いため、しっかりした発色までもう少し時間がかかりそうです。

いずれにせよ、今度の週末は紅葉散策がオススメの状態に差し掛かって来ましたので、ぜひとも、お越しください。(2023/09/29更新)

【参考資料】
● 紅葉のまとめ(9月23日現在)
9月23日現在の紅葉状況 (ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.4)  
● カーブ番号や撮影ポイント(地図)
【地図 − GoogleMap【乗鞍大雪渓WebSite】乗鞍紅葉状況(2023/09/23時点)】


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2023年9月28日(木)  
 
※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

ナナカマドは状態の良いものは見頃に。ダケカンバも色合いがはっきりしてきました
★この週末はナナカマドの赤とダケカンバの黄色を一緒に楽しむことできそうです★
@ 2023,09/28
ウラジロナナカマド − 状態の良いものは見頃に近づく
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)
 2023,09/28
ダケカンバ(画像奥) ― 発色が鮮やかになってきた
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原お花畑)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 昨日に引き続き、濃霧で悪天候が続いています。今朝の畳平の天候は霧・気温8.5℃・風速6〜7mで、視界が僅か3mといひどい天候でしたが、濃霧はほぼ終日続きました。

昨日とほとんど変わりませんが、ウラジロナナカマドの中で、状態の良いものは綺麗に発色し、見頃となっています。また、ダケカンバは色づきが昨日よりはっきりしてきて、見頃に差し掛かりつつあり、この週末はウラジロナナカマドの赤とダケカンバの黄色を一緒に楽しむことができそうです

ただし、ダケカンバは画像の色合いよりも、もう少し黄色が濃いほうが好みの方もいて、その場合は、次週の半ばから10月三連休あたりが見頃と思われます。その場合、ウラジロナナカマドの紅葉が10月三連休まで維持できるかが微妙で、そのポイントは現時点で発色していない部分がウラジロナナカマドにどれくらい残っているかがカギになります。

また、昨日から強風に見舞われていますが、まだ、落葉の懸念はありません。ただ、天候の状況によって、大きく変化する可能性がありますので、今後の情報にご注目下さい。(2023/09/28更新)

【参考資料】
● 紅葉のまとめ(9月23日現在)
9月23日現在の紅葉状況 (ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.4)  
● カーブ番号や撮影ポイント(地図)
【地図 − GoogleMap【乗鞍大雪渓WebSite】乗鞍紅葉状況(2023/09/23時点)】


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2023年9月28日(木)  
 
※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

ナナカマドは状態の良いものは見頃に。ダケカンバも色合いがはっきりしてきました
★この週末はナナカマドの赤とダケカンバの黄色を一緒に楽しむことできそうです★
@ 2023,09/28
ウラジロナナカマド − 状態の良いものは見頃に近づく
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)
 2023,09/28
ダケカンバ(画像奥) ― 発色が鮮やかになってきた
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原お花畑)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 昨日に引き続き、濃霧で悪天候が続いています。今朝の畳平の天候は霧・気温8.5℃・風速6〜7mで、視界が僅か3mといひどい天候でしたが、濃霧はほぼ終日続きました。

昨日とほとんど変わりませんが、ウラジロナナカマドの中で、状態の良いものは綺麗に発色し、見頃となっています。また、ダケカンバは色づきが昨日よりはっきりしてきて、見頃に差し掛かりつつあり、この週末はウラジロナナカマドの赤とダケカンバの黄色を一緒に楽しむことができそうです

ただし、ダケカンバは画像の色合いよりも、もう少し黄色が濃いほうが好みの方もいて、その場合は、次週の半ばから10月三連休あたりが見頃と思われます。その場合、ウラジロナナカマドの紅葉が10月三連休まで維持できるかが微妙で、そのポイントは現時点で発色していない部分がウラジロナナカマドにどれくらい残っているかがカギになります。

また、昨日から強風に見舞われていますが、まだ、落葉の懸念はありません。ただ、天候の状況によって、大きく変化する可能性がありますので、今後の情報にご注目下さい。(2023/09/28更新)

【参考資料】
● 紅葉のまとめ(9月23日現在)
9月23日現在の紅葉状況 (ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.4)  
● カーブ番号や撮影ポイント(地図)
【地図 − GoogleMap【乗鞍大雪渓WebSite】乗鞍紅葉状況(2023/09/23時点)】


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2023年9月27日(水)  
 
※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

ナナカマドはこの週末あたりが見頃に差し掛かる(ただし状態の悪いものも散見されます)
@ 2023,09/27
ウラジロナナカマド − 状態の良いものは見頃に近づく
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)
 2023,09/27
ウラジロナナカマド− この週末あたりが見頃
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 5号カーブ)
@ 2023,09/27
画像奥にあるダケカンバはまだ色づきが浅い
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原お花畑)
@ 2023,09/27
中腹エリアでも色づきがはっきりしてきた
(県道乗鞍岳線 − 28号カーブ付近)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日は濃霧の悪天候のため、全体的な画像がありませんが、昨日よりさらに色合いが深くなっています。この週末あたりに見頃を迎えるのはウラジロナナカマドです。左上の画像の11号カーブのものは、ウラジロナナカマドが前後2段になっていて、手前のものはちょうどピークに近い状態ですが、奥のものは枯れ始めています。なお、ご覧の画像のように綺麗な発色を示すものもありますが、全体的には枯れ始めているものが散見される状態です。また、ダケカンバはまだ若い色合いのものが多く、ボリューム感ある深い色合いのダケカンバを楽しむなら、もうあと一週間ほど待ったほうが良いのではと思います。

今日は終日濃霧・霧雨と強風に見舞われていていました。紅葉が進み始めると風の影響に弱く、少しの風でも落葉を始めますが、今日はまだその傾向は見られません。
現段階での状況では、ウラジロナナカマドの赤や黄色の見頃は今週末あたりから。ダケカンバも綺麗に発色が始まっていますが、ボリューム感あふれる黄色の紅葉の見頃は翌週になるのではないかと思われます。なお、中腹の28号カーブ付近の紅葉も発色が鮮やかになって来ました。

ただ、天候の状況によって、大きく変化する可能性がありますので、今後の情報にご注目下さい。(2023/09/27更新)

【参考資料】
● 紅葉のまとめ(9月23日現在)
9月23日現在の紅葉状況 (ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.4)  
● カーブ番号や撮影ポイント(地図)
【地図 − GoogleMap【乗鞍大雪渓WebSite】乗鞍紅葉状況(2023/09/23時点)】


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2023年9月26日(火)  
 
※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

状態の良いものは、色づきが進んでいます
@ 2023/09/26
ウラジロナナカマド − 状態の良いものは見頃に近づく
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 5号カーブ)
@ 2023/09/26
ダケカンバ(画像後方) − 見頃にさしかかりつつある
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 7号カーブ)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 昨日よりも少しずつ色づきが進み、ウラジロナナカマドの中でも、状態の良いものに限っての話ですが、見頃に近い状態になっています。また、ダケカンバも色づきが進んでいますが、まだ若い色合いのものが多く、見頃に近い状態ではありますが、もう少し色合いが進んだほうがボリューム感のある紅葉が楽しめると思われます。

本日、夕方に訪れた地元関係者の話では、位ヶ原周辺は7割ぐらいの発色だとおっしゃっていましたので、今週末はウラジロナナカマドの見頃となる可能性があり(ただし枯れた状態のものも多い)、ダケカンバも見頃に差し掛かると思われます。なお、昨年はウラジロナナカマドが枯れた状態から、翌週に綺麗に発色したものも見られましたので、同じような推移を見せたとすれば、今週末と翌週と二週にわたって楽しめる可能性もあります(まだ未知数ですが)。

ただ、天候の状況によって、大きく変化する可能性がありますので、今後の情報にご注目下さい。(2023/09/26更新)

【参考資料】
● 紅葉のまとめ(9月23日現在)
9月23日現在の紅葉状況 (ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.4)  
● カーブ番号や撮影ポイント(地図)
【地図 − GoogleMap【乗鞍大雪渓WebSite】乗鞍紅葉状況(2023/09/23時点)】


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2023年9月25日(月)  
 
※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

本日、初霜を観測しましたが、紅葉はさほど進まず...
@ 2023/09/25
紅葉 − 冷え込んできましたが、色づきはまだ進まず
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 暑い日が続いておりましたが、秋雨前線が南下して、昨日あたりから、この時期らしい朝晩の冷え込みが見られるようになってきました。そして、本日は畳平で初霜が観測されました。

初霜が観測された5時50分の畳平の天候は、晴・気温2℃、風のない穏やか朝で、畳平にある鶴ヶ池西側に高さは5センチの霜柱が広範囲に見られた模様。初霜は昨年より27日遅く、過去10年間の平均日より9日遅い記録で、2016年の9月30日、2020年の9月29日に次いで3番目に遅い記録でした。

冷え込みが続くと、紅葉が進んでくれると思われますが、本日夕方時点の状況は上記の画像のご覧の通りで、それほど進んでいません。ただ、天候の状況によって、急速に色づきが進む可能性がありますので、今後の情報にご注目下さい。

また、急激に冷え込みが続くと霜枯れの恐れがあります。しかし、まだ青い段階では霜枯れの影響が分からず、今後、発色が進んできた段階で、その影響が出てくるため、その点が懸念材料でもあります。(2023/09/25更新)


| 速報バックナンバー | TOP |

■2023年9月23日(土)                  (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー 紅葉版Vol.4

※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

晴れてるが山麓から沸き上がる霧が立ち込めた一日
紅葉はようやく始まったところ − 例年より1週間程度遅い
@ 2023/09/23 10:35
色づきが全体的に広がってきた
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 7号カーブ)
A 2023/09/23 10:05
発色が良いものはまだ少ない
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4〜5号カーブ)

B 2023/09/23 09:20
例年より1週間程度遅い
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓上3号カーブ)

C 2023/09/23 11:15
現在最も良いのは11号カーブ付近
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原11号カーブ)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 山麓と山頂方面は綺麗に晴れ上がったものの、位ヶ原付近は山麓より沸き上がる雲に絶えず包まれました。気温の高い日が続き、紅葉は足踏み状態が続いていますが、それでも少しずつ色づきが進んでいます。

 

【目次】

観光センターから位ヶ原(紅葉情報・ヒルクライム)
 

<位ヶ原から大雪渓(紅葉状況・ヒルクライム>

<畳平・お花畑>

<シャトルバス・自転車台数>


<観光センターから位ヶ原(紅葉情報・ヒルクライム)>

9月23日(土)速報 − 観光センターから位ヶ原(紅葉情報・ヒルクライム (クリックで拡大)】

▼ 早朝6時の乗鞍高原は、曇り空の朝を迎えます。気温は14℃で、先週までと比べるとやや気温が低くなってきました。それでも寒さはほとんど感じず、まだまだ夏の空気が残っている感じです。観光センター前駐車場は90台ほどのクルマがお越しになり、シャトルバス始発便は4台が運行されました。その後、山頂方面から降りてきた霧が乗鞍高原周辺に立ち込め、霧のトップは標高1600mの休暇村付近で、それより上部は再び綺麗なな青空が広がります。ただ、山麓から沸き上がる雲が激しく沸き上がる様子が、ほぼ終日続きました。また、観光センター前駐車場は9時ごろには満車となり、観光センター周辺周辺にある他の駐車場も満車に近い状態となりました。



<位ヶ原から大雪渓(紅葉状況・ヒルクライム>

9月23日(土)速報 − 位ヶ原から大雪渓(紅葉状況・ヒルクライム (クリックで拡大)】

▼9時の大雪渓の気温は13℃、選手までと比べてようやく冷え込みが始まった状態です。天候はご覧のように山麓から沸き上がる雲に覆われる状態ですが、10時のころになると、山麓から沸き上がる雲が山頂付近までかかる時間帯がみられるようになるようになってきました。

紅葉は例年なら見頃の時期に差し掛かるところですが、気温の高い日が続き、例年よりも1週間程度遅い状況となっていて、現段階で色づきが全体的に始まったレベルで、紅葉が始まったと感じられるのは来週あたりで、見頃は来週〜再来週あたりになるかと思われます。

森林限界を超えた先で、紅葉が始まるのはウラジロナナカマドですが、全体的に葉の状態が良くありません。発色が始まった段階で枯れ始めています。他のエリアが全滅でも、毎年綺麗に発色する宝徳霊神〜大雪渓登山道にあるウラジロナナカマドですら、ほぼ枯れてしまいました。

昨年は10月1週目でウラジロナナカマドが全滅かと思われたものの、翌週には残っていたウラジロナナカマドが綺麗に発色しましたので、今年も期待したいところです。



大雪渓、畳平>

9月23日(土)速報 − 大雪渓、畳平(クリックで拡大)】

大雪渓の積雪は9月2週目で完全に消滅しました(→9月9日(土)の速報)。しかし、ご覧のようにごく一部ですが、雪渓が確認できます。これは21日(木)の晩に大雨に見舞われ、その時に雪渓の上に積もっていた土砂が雨で押し流されて、土砂の下に残っていた雪渓が出てきました。ただ、こちらの雪渓も厚みがほとんどなく、数日で消滅する可能性が非常に高いです。

12時の畳平の気温は9℃、今日も多くの来場者で賑わっていました。今日は10℃前後の気温で推移し、最高気温は14時に観測された10.5℃でした。なお、本日、朝日岳付近で登山者が負傷し、消防の防災ヘリによる救助される事案ありました。


<シャトルバス・自転車台数>
昨日は雨量規制のため、県境ゲートが終日閉鎖され、それに伴い終日運休となりましたが、雨量規制は昨日16時35分に解除されたたため、本日は始発便より通常運行でした。今日はAダイヤで運行され、始発便4台、7時便3台、8時便4台、9時便4台で、午後の下り便も3〜4台の運行で、混雑はありませんでした。

自転車入山数は午前90台・午後13台で合計103台でした。また、富士見沢付近や宝徳霊神のバス停がある5号カーブでは、一昨日の大雨で砂利流出が目立っていますので、自転車の方はご注意下さい

次回速報は9月30日(土)の予定です。(2023/09/23 21:30更新)


| 速報バックナンバー | TOP |

■2023年9月20日(水)  

紅葉 − 少しずつ色づきが進んでいます
(昨年よりやや早く、例年より1週間程度遅い)

@ 2023/09/20
先週よりもやや色づきが進んでいます
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)
A 2023/09/20
色づきは昨年よりやや早く、例年より遅い
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)

B 2023/09/20
ハイマツ帯に点在する赤 − 発色はよい
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 乗鞍岳の紅葉は例年9月下旬〜10月上旬あたりが見頃ですが、今年は気温の高い日が続き、色づきが遅れています。それでも少しずつ進んでいて、先週土曜日(→9月16日(土)の速報を参照)と比べると、色づきの変化がわかります。

例年だと、こちらの画像の11号カーブや7号カーブでは、紅葉が始まったと実感できるレベルまで色づきが進んでいますが、現段階では1週間程度遅い状況です。今後、今週末あたりから秋雨前線が南下して、秋の空気に覆われる予報になっていますので、その後は急速に冷え込みが進むと予測され、色づきが進むと思われます。(2023/09/20更新)


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2023年9月17日(日)        (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー 紅葉版Vol.3
 
※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

敬老の日三連休の中日 − 今期2番目の人出
@ 2023/09/17
快晴が続く
(観光センター前)
A 2023/09/17
自転車入山数264台 − 9月としては過去最高
(位ヶ原山荘前)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 本日は取材日ではありませんが、頂いた情報をもとにお伝えいたします。今日は昨日以上に良い天気で、三連休の中日と重なり、駐車場やシャトルバス利用状況など、今シーズン最も人出が多かった7月16日(海の日三連休の中日)に次ぐ混雑となりました。

<観光センター周辺状況とシャトルバス − 早朝から満車で今シーズン一番の混雑>
山麓の乗鞍高原の朝6時の天候は、雲一つない快晴・気温15℃、畳平は晴・気温10℃・風速5m・視界良好で、山頂まで良い天候でした。観光センター前駐車場は6時の時点で満車となり、9月に入って初めて早朝から満車となる状況でした。

それに伴い、シャトルバスも混雑が見られ、始発6時10分便はでは乗車待ちの列は観光センター隣の公衆トイレまで達するほど長くなり、8台も運行されました。その後も便も混雑が続き、山頂から下山したバスがそのままバス乗り場に横付けするピストン状態が続き、午前中の上り便ではめったに見られない乗り残しも発生した模様でした。

観光センター前駐車場が早朝から満車となったため、来場した方々はすずらん橋駐車場や三本滝駐車場へ誘導されました。そのため、三本滝駐車場は一時140台ものクルマが来場し、今シーズン一番の状況でした。

午前中の天候は、ほぼ快晴の状態。三本滝の正午の気温は25℃で、気温としてはそれほど高くないものの、日差しが強く、体感的にはかなり暑い状態だったとのことでした。

<畳平の状況 − 下り便に乗り切れなかった人が続出>
山頂方面も天候はよく、午前中はほぼ快晴で、最高気温は12〜13時に観測した15.5℃。気温的には高い状態ではないものの、こちらも強い日差しで体感的には暑い状態でした。

前述のように午前中のシャトルバスが大幅に混雑すれば、午後の下り便も激しい混雑となり、乗車待ちの列は畳平バスターミナルからかなり離れた料金所付近まで到達して乗り切れない状態が見られ、14時便では乗り切れなかった方々の列が森林管理署の三角の建物まで達したほどで、これは週末などの繁忙期で1便分に相当するものです。

山頂方面の登山道は、今年は乗鞍スカイラインが通行止めになっている影響から、通行人数が少ない傾向が続き、登山道上の渋滞は発生しませんでしたが、今日は頂上小屋付近から頂上までまで一時渋滞が発生しました。渋滞により登山者の動きが遅くなった影響もあって、ケガなどの大きな事故の発生はなかった模様です。

<今日のシャトルバスと自転車入山数>
今日のシャトルバスは、始発便8台、7時便が4台、8時便が8台、9時便が8台で、午後の便は各便とも7台前後の運行で、7月16日(海の日三連休の中日)に次ぐ混雑状況でした。自転車入山数は、午前234台、午後30台、合計264台でした。(2023/09/17 21:00更新)


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2023年9月16日(土)          (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー 紅葉版Vol.3) 

※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

一部で発色が始まるが、昨年と同様に進み具合が遅く、本格的な紅葉はまだ先の模様
@ 2023/09/16 08:55
少しずつ色づきが進んできた
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)
A 2023/09/16 11:40
紅一点を狙う
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)

B 2023/09/16 09:20
紅葉が始まったレベルではないが色合いに変化がみられる
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原7号カーブ)

C 2023/09/16 11:20
ハイマツの絨毯の中に、ナナカマドの赤が点在
(県道乗鞍岳線 — 位ヶ原 7号カーブ)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 基本的に晴れてはいたんですが、周期的に冷たい風が流入したり、山麓から雲が沸き、厚い雲が漂ったり、不安定な雰囲気を見せつつも、夕方までは何とか晴れ間に恵まれた一日となりました

 


観光センターから位ヶ原(紅葉情報・ヒルクライム)>
観光センターから位ヶ原(紅葉情報・ヒルクライム)>

9月16日(土)速報 − 大雪渓から位ヶ原 (クリックで拡大)】

▼ 早朝6時の乗鞍高原は、やや雲の多いが綺麗な青空の朝を迎えます。気温は17℃で山頂方面は雲に隠れて見えません。9月中旬を迎えると10℃台前半〜1桁台の気温になるのですが、今年は寒さをほとんど感じない9月が続いています。観光センター前駐車場は100台ほどで、三連休初日ではあるものの、通常の週末とほとんど同じ程度の人出で、シャトルバス始発便は4台運行されました。シャトルバスと春山バスは、昨年よりアルピコ交通に加えて、平成交通、朝日観光、栄和交通の4社で運行していますが、本日よりてまりバスが加わりました。

9月に入って、人出が少し落ち着きを取り戻していましたが、今日は観光センター前駐車場が9時30分頃に満車となり、鈴蘭橋駐車場への流入がやや目立ちました。それでも、大きな混雑はなかった模様です。

山頂方面にかかっていた雲は8時ごろから次第に解消して行き、9時30分過ぎには山頂方面の雲もかなり薄くなってきました。位ヶ原山荘より山麓側の紅葉は、先週と比べると、ダケカンバでは黄色く色づく葉が点在している様子が確認されますが、まだ始まった言えるレベルではありません。



位ヶ原から大雪渓(紅葉状況・ヒルクライム>

9月16日(土)速報 − 位ヶ原から大雪渓 (クリックで拡大)】

▼8時の位ヶ原山荘の気温は17℃、こちらも例年よりも高めの気温が続いていて、9月に入っても冷え込みがほとんどないため、紅葉の進み具合が遅い状態が続いています。それでも、11号カーブではかなりきれいなウラジロナナカマドが見られ、周囲のウラジロナナカマドも黄色やオレンジ色に変化を始めています。

また、7号カーブから望む高天ヶ原から広がるハイマツの絨毯の中にもウラジロナナカマドの赤が点在する様子が確認でき、先ほどの11号カーブと、こちらの高天ヶ原の裾野のウラジロナナカマドは、例年よりも早い状態が見られます。まだ、先週より発色が進み始めた、宝徳霊神〜大雪渓登山道にあるウラジロナナカマドに関して、もあまり良い状態ではなく、先週発色した部分はすでに枯れてしまい、葉全体で縮れや枯れが目立っているのが気がかりです。

ただ、全体的にウラジロナナカマドは、あまり良い状態とは言えませんが、今後の状況に期待したいところです。なお、近年のウラジロナナカマドは一旦枯れたと思わせた個体が、翌週にきれいに色づく様子も見られましたので、現段階で状況が悪かったとしても期待をもって今後の行方を見ていきたいと思います。



畳平>

9月16日(土)速報 − 畳平(クリックで拡大)】

13時の畳平の天候は曇。気温13℃で、これが今日の最高気温となりました。8月は多かった熊の出没がほとんど見られなくなり、また、鶴ヶ池の推移が過去に例がないほど低いものなっています。午後からシャトルバス下り便の乗車が増えますが、13時便の4台以降は2〜3台程度と、混雑は見られませんでした。

また、14時ごろから、雷鳴が間欠的に聞こえ、16時30分頃から夕立に見舞われました。久しぶりの雨でした。



<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤで、始発6時10分便は4台、7時便〜9時便までは全て3台で、9時30分便は2台でした。観光センター前駐車場は9時30分頃満車となり、鈴蘭橋駐車場への誘導が行われました。自転車は午前97台、午後23台で、合計120台はでした。


次回速報は9月23日(土)の予定です。(2023/09/16 21:55更新)


| 速報バックナンバー | TOP |

■2023年9月9日(土)        (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー 紅葉版Vol.2

※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

雲間から青空がのぞくまずまずの一日 
@ 2023/09/09 14:40
紅葉が徐々に始まる
(宝徳霊神〜大雪渓 登山道)
A 2023/09/09 08:45
紅葉はまだごく一部だが、全体的な色合いに変化が
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓上 4号カーブ付近)

B 2023/09/09 10:40
時々青空がのぞくタイミングも
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原11号カーブ)

C 2023/09/09 09:15
大雪渓は積雪消滅 − 2020年以来3年ふり、史上最速
(大雪渓)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 9時ごろまでは濃霧に見舞われましたが、その後は、雲が多いものの、雲間から青空がのぞくまずまずの天候の一日を送ることができました

 


<紅葉情報、ヒルクライム>→紅葉状況の詳細は後日掲載するノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.2をご覧下さい

9月9日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】

▼ 早朝6時の乗鞍高原は、どんよりとした曇り空の朝を迎えます。気温は17℃で暑くもなく寒くもないコンディション。観光センター前駐車場は70台ほど少なく、シャトルバス始発便も2台にとどまる状況。その後、雲はどんどん低くなり、観光センター周辺は濃霧に包まれる状態となります。

通常、雲がどんどん低くなってくると、上部エリアは雲海の上に出ることが多いのですが、今日はそんな期待通りにはいかず、位ヶ原山荘付近では霧雨が降る状態。それでも、9時過ぎからは位ヶ原山荘より上部では、霧が抜けはじめ、青空がのぞくようになってきます。

紅葉は僅かではあるものの、先週よりも進んでいる箇所が増えてきました。ただ、全体として紅葉が始まったといえるレベルではありません。現段階では、進み具合は昨年と変わらず、葉が縮れたり、枯れるような状態は確認できません。ただ、今年は猛暑だったため、葉の状態へのダメージが紅葉が始まるタイミングで見られるようになってくる懸念があります。

昨年と比べて、早く進んでいる箇所も見られますので、今後の状況に注意が必要です。



<大雪渓積雪状況>

"

9月9日(土)速報 − 大雪渓積雪状況 (クリックで拡大)】

▼10時の大雪渓の気温は16℃、ほとんど日差しがないため、暑くもなく寒くもないちょうどよいコンディション。大雪渓の積雪はご覧のように完全に消滅してしまいました。直近では2020年に消滅していますので、3年ぶりとなります。

前回消滅した2020年は10月3日で、今年のように9月中に消滅した年はこれまでなく、史上最短の雪渓消滅となりました。



畳平、お花畑>

9月9日(土)速報 − 畳平、お花畑(クリックで拡大)】

13時の畳平の天候は、曇13℃。今日の最高気温は12時に観測した14℃でした。畳平お花畑は咲いているものがほとんどなくなってきました。なお、工事中となっていた木道の工事は終了した模様で、今後、検査などの手続き後、一般開放される見込みです。

昨年の今日は、乗鞍スカイラインで道路崩落による災害全面通行止となりました。それからちょうど1年が経過し、今も通行止が続いています。計画では、来年2024年に仮設道路が作られ、2027年は崩落現場を迂回したトンネルが作られる予定です。なお、仮設道路の完成は来年の秋ごろの見通しで、実質的に来年も現在の状態が継続となる見込みです。



<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤで、始発6時10分便は2台で、7時便は3台、8時便3台、9時便は2台でした。自転車は午前74台、午後6台で、合計80台はでした。

次回速報は9月16日(土)の予定です。(2023/09/09 21:30更新)


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2023年9月2日(土)     (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダー 紅葉版Vol.1

※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

柔らかい日差し、秋を感じる空気感へ 
@ 2023/09/02 06:05
穏やかな朝、柔らかい日差し
(観光センター前)
A 2023/09/02 09:00
空気感は少しずつ秋へ
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原11号カーブ)

B 2023/09/02 09:15
いち早く色づくウラジロナナカマド
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原11号カーブ)

C 2023/09/02 12:00
雪解けが早く、今年の夏スキーは今日で終了
(雪渓上部左側 − 長さ18m×幅7m)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 9月最初の速報をお届けします。グリーンシーズンも残すところあと2ヶ月となりました。暑かった夏から穏やかな秋へと一歩ずつ近づき、今日はそんな雰囲気を十分味わうことができた一日でした。

 


<紅葉情報、ヒルクライム>→紅葉状況の詳細は後日掲載するノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.1をご覧下さい

9月2日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】

▼ 早朝6時の乗鞍高原は、青空に薄いベールがかかった淡い雰囲気の朝を迎えます。気温は12℃で、半袖では寒さを覚える状況です。観光センター前駐車場は、先月までのような激しい混雑はなく、この時点で110台ほどで、十分な空きスペースのある状況です。シャトルバスは大きな混雑はなく、始発便は4台運行されました。

乗鞍ヒルクライム2023が終了すると、お越しのヒルクライマーは急に減少していましたが、年々、大会後もお越しになる方が徐々に増え、今日も160台以上の自転車の方がお越しになりました。先月まではタイムを気にしながら一気に掛け上げる方が多かったものの、今日は、カメラ片手に周囲の風景を写真に写しながら登る方が結構いらっしゃいました。

乗鞍の紅葉は大雪渓・位ヶ原エリアで9月下旬〜10月上旬に掛けて見頃を迎えますので、まだ1ヶ月ほどありますが、今回より紅葉情報を掲載します。乗鞍の中で最も色づきが早いのは11号カーブのウラジロナナカマドで今年も黄色く色づきが始まりました。ただ、昨年と比べると発色が少し遅めで他のエリアも同様の傾向です。なお、紅葉情報については、後日掲載するノリクラ雪渓カレンダーVol.1(2023/09/02) 紅葉版 をご覧ください。



<大雪渓積雪状況>

9月2日(土)速報 − 大雪渓積雪状況 (クリックで拡大)】

▼ 9時の大雪渓の天候は曇・19℃、雲が多いせいもあって、日差しは柔らかく、乾いた空気に包まれています。今年は厳冬期〜春先の降雪が少なく、なおかつ、気温が高いこともあって、大雪渓の積雪はごくわずかになっています。

昨年と比べて5〜4週間ほど早い雪解けとなっていて、現在残っている雪渓上部左側は、長さ18m×幅7mで、4ターンの滑走ラインが1本あります。ただ、滑走するたびに、岩の頭がどんどん出てくる状況で、滑走が徐々に困難な状態となりました。斜度も強く35度前後はある状態です。

雪渓上部左側は、次週末にはかなり小さくなり、場合によって、次週末までに完全に消滅する可能性が高いです。



<畳平、お花畑>

9月2日(土)速報 − 畳平、お花畑(クリックで拡大)】

畳平の14時の天候は、晴で16.5℃、これが今日の最高気温となりました。畳平のお花畑は、咲いている花がかなり少なくなり、現在見られるのは、イワギキョウ。コウメバチソウで、トウヤクリンドウもまだかなりの数が残っています。ただ、これからはお花畑に残っている高山植物が赤く染まる紅葉の時期へとなってきます。

下山のシャトルバスは若干の混雑があったものの、先月までのような大混雑はありませんでした。

<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤで、始発6時10分便4台、7時便は3台、8時便3台、9時便4台と続き、その後は1〜2台の運行で混雑はありませんでした。自転車は午前151台、午後15台で、合計162台はでした。

次回速報は9月9日(土)の予定です。(2023/09/02 21:45更新)


| 速報バックナンバー | TOP |



Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   <<Back(2023-08)    Sokuhou-Index   Next(2023-10)>>