ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2018/09/15) C
【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★色付き始めました(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★
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大雪渓付近 |
ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。
<紅葉関連情報> |
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大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 色付きが始まる |
こちらは標高2600メートルの大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。ようやく色付きが始まりました。
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2014年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2014ノリクラ雪渓カレンダー Vol.20(2014/09/20〜21) F |
2015年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2015ノリクラ雪渓カレンダーVol.20(2015/09/19〜20) D |
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2016年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2016/09/17〜18) D |
2017年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2017/09/16) C |
過去4年間と比べ、昨年より色付きが早いものの、例年よりも遅いことがわかります。
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大雪渓入口 |
大雪渓入口も今週に入って色づきが始まりました。ただ、葉の状態があまり良くない模様で、今後きれいに発色して行くか、やや心配です。
おそらく、大雪渓付近は来週あたりが見頃になると考えられます。しばらく高めの気温が推移しますので、色付きが進まない心配がありますが、標高が高いため、それなりに冷え込むと思います。逆に霜の心配が少ないため、霜枯の心配はなさそうです。
【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】
★色づき始めました(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
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大雪渓より少し下がって、2500メートルの11号カーブ付近までの様子をお伝えします。
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昨年のウラジロナナカマド(位ヶ原) 2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2017/09/16) C |
今回のウラジロナナカマド(位ヶ原) 昨年とほぼ同じか、やや進んでいる |
位ヶ原6号カーブ付近のウラジロナナカマド。先週から色づきは始まり、すでにピークに近い状態。昨年とほぼ同じか、やや進んでいる状況です。
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位ヶ原お花畑 今週は色づきが進まず.. |
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昨年の位ヶ原お花畑 2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2017/09/16) C |
7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。先週から色づきが進んでなく、昨年とほぼ同じ状態です。
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位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 |
ツアーコース入口付近の11号カーブのウラジロナナカマド。先週ピークを迎え、今週は枯れ始めています。
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2014年のツアーコース入口(11号カーブ) 2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.20(2014/09/20〜21) F |
2015年のツアーコース入口(11号カーブ) 2015ノリクラ雪渓カレンダーVol.20(2015/09/19〜20) D |
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2016年のツアーコース入口(11号カーブ) 2016ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2016/09/17〜18) D |
2017年のツアーコース入口(11号カーブ) 2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2017/09/16) C |
遠方の紅葉はまだ進んでいませんので、手前のウラジロナナカマドはすでに枯れてしまいましたが、全体的には例年よりもやや遅い状況です。
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位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 |
先ほどの画像の手前にあるウラジロナナカマドがこちら。
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2014年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2014ノリクラ雪渓カレンダー Vol.19(2014/09/13〜14) E |
2015年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2015ノリクラ雪渓カレンダーVol.19(2015/09/12〜13) E |
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2016年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2016ノリクラ雪渓カレンダーVol.18(2016/09/10〜11) D |
2017年のツアーコース入口(11号カーブ) 2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2017/09/16) C |
こちらに関しては例年よりも早い傾向です。
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位ヶ原11号カーブ付近 | 位ヶ原10号カーブ付近 |
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位ヶ原11号カーブ付近 |
位ヶ原10号カーブ付近 |
大雪渓エリアと同様、位ヶ原付近も来週あたりが見頃になると考えられます。しばらく高めの気温が推移しますので、色付きが進まない心配がありますが、標高が高いため、それなりに冷え込むと思います。逆に霜の心配が少ないため、霜枯の心配はなさそうです。
【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
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冷泉 |
こちらは標高2230メートルの冷泉。若干色づきが始まりましたが、まだ、はっきりとした状態ではありません。
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2014年の冷泉 2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.20(2014/09/20〜21) G |
2015年の冷泉 2015ノリクラ雪渓カレンダーVol.20(2015/09/19〜20) E |
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2016年の冷泉 2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2016/09/17〜18) F |
2017年の冷泉 2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2017/09/16) D |
例年と比べても、色づきが遅いことがわかります。
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冷泉 | 冷泉小屋付近 |
ここ最近は大雪渓・位ヶ原エリアとほぼ同じタイミングで見頃を迎えますが、あと1週間で見頃になるか微妙なところです。
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冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) |
冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。先週から一部で色づきが始まりましたが、今週は大きな変化は見られません。
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2017年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) 2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2017/09/16) D |
昨年も遅かった年ですが、それでも色づき始めた様子がはっきりとわかります。
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ウラジロナナカマド | 29号カーブ上 直線区間 |
現時点では台風21号による落葉などの影響は少ないものの、ダケカンバなどは発色が始まると落葉も目立つようになるため、今後の推移に注意が必要です。
<編集後記>
「値段設定の決めては?(競合?・ブランドイメージ?)」
旅行に出かければ、交通費と宿泊費は必ずつきものです。もっとも、最近は費用があまりかからないテントを持参しての自転車旅行の人気も高く、夏のノリクラではそのような学生さんもたくさんいらっしゃいます。また、車中泊も各地で人気のようです。それでも、やはり一般的にはどこかの宿・ホテルを予約しての旅行が多いでしょう。
最近は車での旅行が多くなり、宿泊したいと思うエリアも特に理由がない限り、当地とはかなり離れたあの観光地と天秤にかけられることも多い状況です。これはガソリンスタンドでも同様で、遠方から来る人はなおさらのことですが、高いエリアは素通りし、安いエリアまで給油しないように調整することは日常的に行われています。
そのため、競合してくるのはすぐとなりの観光地ではなく、もっと遠くのエリアで、しかも、首都圏・中京圏・関西圏からのルート上にある観光地などかもしれません。おそらく、ノリクラにお越しの方の多くは、非日常を求めてお越しになる観光客が多いと思われますが、非日常を求めてやってくるのに生活臭で満ち溢れていては残念ですし、非日常を演出しても、観光客が抱くブランドイメージを超えた値段設定であってはなかなか人は集まりません。
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