ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.15(2006/08/19) C
【雪渓中段】
大岩の手前部分の積雪がなくなっています | 長さ50メートル×幅20メートル |
モーグルコースのスタート付近の岩と、石碑の岩の間を上っていくところで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。ハイマツ沿いには登山道があって、左方向へ進むと肩の小屋に行くことができます。
左の画像の中央に写る大岩の手前部分は、積雪が完全になくなっています。右の画像は大岩の奥にある雪渓で、長さ50メートル 幅20メートルで、昨年と比べ3週間ほど遅い雪解けです。
登山道から雪渓縁まで5メートル | 周囲の岩と雪渓との高低差は約1.5メートル |
雪渓中段の上半分は、先週の段階で雪解けが完了し、積雪が残っているのは下半分だけです。こちらの2枚の画像は下半分の上端付近を撮影したもの。雪渓の北側にある登山道から雪渓の縁までは5メートル程離れています。また、先週までは周囲の岩と雪渓はほとんど同じ高さでしたが、今週は1.5メートルほどの高低差が生じています。昨年と比べて2〜3週間ほど遅い雪解けです。
上端から |
下端付近 |
今年は大半のスキーヤー・ボーダーが雪渓上部に移動したため、今日は人影が全くありませんでしたが、上端から見た左の画像でお分かりのとおり、まだ滑走可能です。ただ、下端付近に関しては、岩が雪渓下部への滑り込みを阻むようになってきていますので、この部分だけ、板をはずす必要があります。おそらく次の週末は、数ターンできる程度の雪は残ると思いますが、雪渓下部に近い下端付近については、かなり雪解けが進むと考えられます。
Copyright (C) 乗鞍香辛料監視委員会 |