ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.16(2006/08/26) @

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(Update:2006/08/31)

 

【大雪渓】

大抵、お盆を過ぎると少しずつ秋の雰囲気を見せ始めるのですが、今年は梅雨明け以降、比較的天候のよい日が続き、まだまだ、夏の雰囲気が残っているような感じがします。特に体感的に湿度が高く、むしむしとした感じあって、快晴であっても、秋特有の空の高さを感じません。そうかといって、日差しが極端に強いというわけでもなく、日が高くなって気温が急激に上昇することがないため、モクモクと湧き上がる積乱雲もそれほど見られません。したがって、夏山特有の激しい夕立も見られず、大雪渓エリアで一日を過ごすにはほどよい状況と言えるかと思います。

26日(土)・27日(日)は、乗鞍高原にある観光センター前をスタートして長野県・岐阜県の県境まで、標高差約1200メートル、距離約20.5kmの自転車ヒルクライムレース「第21回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」が開催されました。この大会は、国内ヒルクライムレースの草分け的存在で、乗鞍高原の年間行事の中で最大のイベントでもあり、大会会場の観光センター前駐車場は出場する選手をはじめ、たくさんの人で賑わいました。

8月21日付けのお知らせ でもお伝えしたように、競技コースである県道乗鞍岳線は全車両の通行が規制されるため、シャトルバスも運休となり、競技当日は大雪渓へ直接アクセスする方法がないため、例年だと、大半のスキーヤー・ボーダーは、この週だけは訪れないことが多いですが、今年は大雪渓の滑走エリアがかなり多いことから、いつもの週末ほどではないにせよ、まずまずの人出が見られました。

積雪量の変化は先週とほぼ同じくらいで、下部は先週よりさらに遅れて、昨年より3〜4週間ほど遅い状態で、上部は昨年より2週間ほど遅い状況です。

今回は、25日(金)と26日(土)の画像を中心にお伝えいたします。なお、第21回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の様子は、9月中旬ごろ、「ノリクラ ヒルクライム大会関連」のコーナーに掲載予定です。

 

【観光センター前】

8月26日(土) 観光センター前駐車場

8月26日(土) 早朝の観光センター前駐車場。いつもの土日なら、半分くらいの駐車率がありますが、ご覧のように駐車している車はほとんどありません。

 

自転車大会開催のため車両乗り入れ禁止

26日(土)と27日(日)は、第21回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍が開催され、大会会場の観光センター前駐車場は車両乗り入れ禁止の措置がとられています。この措置は、前日の25日(金)の夕方から、大会の終了する27日(日)まで行われました。

 

出展ブースは早朝から準備開始

今日は13時からこの観光センター駐車場で大会の受付手続きが行われます。手続きではタイム計測のためのチップの取り付け・テストなどのほか、有名選手のトークショーなどのイベントも行われ、また、会場の一角では、自転車関連のメーカー・ショップの出展ブースも開設されます。まだ、大会本部などの設営も始まっていない早朝から、ご覧のように出展ブースのほうは準備に取り掛かっています。

 

シャトルバスものりば変更

一般路線便の停留所が臨時のりば

いつもは観光センター駐車場内に停留所があるシャトルバスも、車両乗り入れ禁止のため、ご覧のようにのりばの変更案内が貼り出されます。臨時のシャトルバスのりばは、観光センターから県道をはさんで反対側にある一般路線便の停留所です。

 

県道をはさんで反対側にある一般路線便の停留所

こちらがその停留所。道路を渡って反対側に向かいます。通常、この停留所は新島々から休暇村へ向かう便や白骨温泉に向かう一般路線の停留所です。早朝は乗客が少ないのですが、まだ夏休み期間中であるため、午前中は3〜4台配車される便もあり、観光センター駐車場と異なって、狭い場所でのバスのやりくりは大変だったようです。

また、この日のタクシー乗り場は、2kmほど先にあるすずらん橋駐車場に移動されたようです。

 

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