ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.4(2006/06/03) A

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(Update:2006/06/08)

 

【肩の小屋へ】

分岐点−左が肩の小屋、右がコロナ観測所

今週に入って、除雪が実施されました

肩の小屋への分岐点付近は、肩の小屋まで除雪が実施されましたので、先週と様変わりしています。ただ、全体の積雪量としては、先週と大きく変化はないようです。したがって、先週は、1週間ほど雪解けが早いと申し上げましたが、今週は、昨年よりやや多い状況です。

 

切り通しの高さは3〜6メートル

ただ、高さに関しては、昨年よりも多いことは間違いないようです。こちらは切りとおされた雪の壁。高さは3〜6メートルあります。切り通しの幅が若干狭いのかもしれませんが、通過する際に圧迫感を感じるほどです。

 

紺碧の空

大雪渓全景

大雪渓が一望できるこの場所では、深い青空と大雪渓のコントラストが見事です。大雪渓全体を見たとき、稜線付近の積雪量の減少が目立ちますが、雪渓下部に関してはそれほど大きな変化はないようです。

 

雪渓下部に続く急斜面(上部) − 人の背の高さ以上の積雪があります

先ほどの雪の切り通し箇所を抜け、しばらくすると、再び雪の壁があります。ここは雪渓下部へ続く急斜面へ降りることができる箇所ですが、ご覧のように大雪渓側の斜面には人の背丈以上の積雪があります。この箇所に関しては、確実に昨年より多いといえます。

 

雪渓下部に続く急斜面 − 除雪した雪の塊が散乱しています

こちらが雪渓下部に続く急斜面を見下ろしたところ。積雪量は申し分ありませんが、除雪作業で放出された雪の塊が斜面の全面に渡って散乱しています。大雪渓には、前の分岐点の箇所や、さらに専用道を進んで肩の小屋からも滑り降りることができます。あえて、ここを滑る必要がありませんので、滑走はあきらめたほうがよいかと思います。

 

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