ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版
Vol.6(2022/10/08) @
先週から見頃のレベルに入り、今週はさらに色づきがよくなりました。ダケカンバの発色が良くなり、例年なら1週間程度で終わってしまうウラジロナナカマドが、昨年と同じような推移をたどって、今週も奇麗に発色していて、昨2週にわたって楽しませてくれました。
GoogleMap上に今回の撮影ポイントを表示してあります。
今回よりアイコンが色別表示させております。
【青】 新たに追加した撮影ポイント
【オレンジ】紅葉が始まった・見頃の撮影ポイント
【黄色】少し色づきが始まったの撮影ポイント
【黒】紅葉が終了した撮影ポイント
県道乗鞍岳線のカーブ番号も合わせて表示させておりますので参考になさってください。(撮影ポイントとカーブ番号は別レイヤーにしてありますので、表示を切り替えることが可能です)
【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★見頃(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★
大雪渓付近 |
ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。
<紅葉関連情報> |
大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) | 大雪渓エリア |
大雪渓付近のウラジロナナカマドは、先週から落葉が進み、今週に入り、落葉している部分が目立つようになってきました。ただ、10月第2週なら、もう完全に終わっていてもおかしくない時期ですので、この三連休で大雪渓エリアの紅葉が楽しめただけでも幸運なことです。
【過去6年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア)】 |
毎週土曜日の取材日をもとに判断しておりますので、真のピークは前後数日のズレがあると考えてください。 【2021年】 ■2021年9月25日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.4紅葉情報) 【2020年】 ■2020年10月3日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.5紅葉情報) 【2019年】 ■2019年10月4日(金) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.22紅葉情報) 【2018年】 ■2018年9月22日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報) 【2017年】 ■2017年9月30日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.21紅葉情報 ) 【2016年】 ■2016年9月24日(土) (ノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報) →見頃は9月下旬 または 10月上旬のどちらかの1週間程度(注:9月下旬〜10月上旬ではありません) ただし、昨年・今年は推移が異なっています(下記参照↓)
|
こちらは過去6年間の見頃の時期を示したもの。早い年で9月22日、遅い年で10月4日と開きがあります。ただ、どの年も見頃の時期は長くて1週間しかありませんので、1週間ずれるとほぼ全て枯れ落ちて見所が全くない状態となります。そのため、当WebSiteでは見頃の時期を逃さないように情報提供しております。なお、リンク部分をクリックするとその時の速報と雪渓カレンダーを確認することができます。
ただ、昨年と今年のウラジロナナカマドは、最初に紅葉になった部分は紅葉が始まる前に枯れ始めたものの、次に紅葉が始めた部分は奇麗に発色し、2週にわたって紅葉を楽しませてくれました。例年とは少し状況が異なっております。
【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500〜2600m付近)】
★見頃(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
今回 − ダケカンバが奇麗に(ピークまでもう数日) |
|
標高2500メートル付近の位ヶ原エリア。ダケカンバの発色がはっきりしてきましたが、まだ青い部分も残っていて、ピークの発色にはあと数日程度必要です。
先週 − ダケカンバがまだ緑に近い |
|
先週の宝徳霊神バス停付近 ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.5(2022/10/01) @ |
こちらが先週の状況。発色が進み始めた段階です。ダケカンバの発色はウラジロナナカマドより若干遅く始まります。
昨年同時期(10月第二週) − 完全に落葉、例年の10月三連休は大体この状態 |
|
こちらは昨年の同時期の様子。ダケカンバは完全に落葉し、ピークの状態をからは想像できない光景ですが、例年の10月三連休はおおむねこの状態です。
昨年の1週間前(10月第一週)
− ダケカンバがほぼピーク |
|
昨年の1週間前の宝徳霊神バス停付近 2021ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版 Vol.5(2021/10/02) A |
ちなみに、こちらは上の画像の1週間前の様子(昨年10月2日)。発色レベルとしてはもっともよい状態。今回はこの段階よりも少し遅い状態ですので、昨年より1週間以上遅いことになります。
富士見沢(上部−ウラジロナナカマドは終了) | 富士見沢(下部−ダケカンバは奇麗に発色) |
こちらは富士見沢の様子。富士見沢は道路直下の上部はウラジロナナカマド、下部と大黒尾根はダケカンバが分布しています。ウラジロナナカマドはほぼ終了し、ダケカンバは奇麗に発色しています。
Copyright (C) 乗鞍大雪渓WebSite |
|