ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版

Vol.5(2022/10/01) @

 

 

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(Update:2022/10/03)

 

ノリクラ雪渓カレンダーは、2021シーズンは新型コロナの影響により、一時休止しておりますが、紅葉シーズンを迎えるにあたって、紅葉情報のみ再開いたします。

大雪渓・位ヶ原エリアは、まだピークには達していないものの、ようやく見頃を迎えました。昨年より1週間遅い状況です。ウラジロナナカマドは紅葉が始まると枯れてしまう現象が見られ、あまり状態が良くありません。ただ、青い部分が少し残っていて、例年ならそのまま枯れてしまうところ、昨年はここが発色しましたので、もう少し推移をみる必要があります(週半ばにお伝えする速報でご確認ください)。ダケカンバはまだこれから色づきがはっきりしてくると思われ、あと数日〜1週間程度で見ごたえある発色になると推測されます。


◎ 今回の目次

Page-1 : 【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】       【紅葉情報−富士見沢付近(標高2500〜2600m付近)】
Page-2 : 【紅葉情報−位ヶ原付近(標高2500m付近)】
Page-3 : 【紅葉情報−位ヶ原山荘付近(標高2350m付近)】       【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】   

●参考資料●
(見頃の時期) −過去6年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア (Page-1)
(紅葉情報) − 紅葉総合INDEX
(地図) − GoogleMap【乗鞍大雪渓WebSite】乗鞍紅葉状況(2022/10/01現在) 

 

 

GoogleMap上に今回の撮影ポイントを表示してあります。

 

今回よりアイコンが色別表示させております。

【青】 新たに追加した撮影ポイント

【オレンジ】紅葉が始まった・見頃の撮影ポイント

【黄色】少し色づきが始まったの撮影ポイント

【黒】紅葉が終了した撮影ポイント

 

県道乗鞍岳線のカーブ番号も合わせて表示させておりますので参考になさってください。(撮影ポイントとカーブ番号は別レイヤーにしてありますので、表示を切り替えることが可能です)

 

【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★見頃を迎えました(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★

大雪渓付近

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。

<紅葉関連情報>
過去5年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア) − こちら
■ 紅葉まとめ − 紅葉総合INDEX
■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  

 

大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)

こちらは標高2600メートルの大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。大雪渓付近はウラジロナナカマドがメインで、今週見頃を迎えました。

 

2018年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2018/10/06) C

2019年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2019ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2019/10/05) C
2020年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2020ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.5(Vol.22 2020/10/03) @
2021年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2021ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2021/10/02) @

過去4年間と比較して、大雪渓エリアはほぼ同じかやや遅い状態です。

 

先週の大雪渓付近
ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版
Vol.4(2022/09/24) @

今回の大雪渓付近

先週の宝徳霊神〜大雪渓登山道
ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版
Vol.4(2022/09/24) @

今回の宝徳霊神〜大雪渓登山道

先週の4号カーブ付近
ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版
Vol.4(2022/09/24) @

今回の4号カーブ付近

こちらの3組の画像は大雪渓エリアの状況を先週と今回とを比較したもの。先週の段階で奇麗に色づいていた部分は、今週になって枯れた状態になり、先週はまだ青かった部分は、今週に入って奇麗に色づいていることがわかります。

大雪渓エリアには、青い部分がまだ一部残って、これが今後奇麗に色づくかどうか微妙です。例年なら枯れ落ちてしまいますが、昨年はここから奇麗に発色しました。また、今年は紅葉が進み始めると枯れてしまうものが多く、現段階ではウラジロナナカマド特有の真紅の状態のものは皆無でした。

 

【過去6年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア)】

 

毎週土曜日の取材日をもとに判断しておりますので、真のピークは前後数日のズレがあると考えてください。

【2021年】  ■2021年9月25日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.4紅葉情報

【2020年】  ■2020年10月3日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.5紅葉情報

【2019年】  ■2019年10月4日(金)     (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.22紅葉情報

【2018年】  ■2018年9月22日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報

【2017年】  ■2017年9月30日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.21紅葉情報 )

【2016年】  ■2016年9月24日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報

→見頃は9月下旬 または 10月上旬のどちらかの1週間程度(注:9月下旬〜10月上旬ではありません)

 

こちらは過去6年間の見頃の時期を示したもの。早い年で9月22日、遅い年で10月4日と開きがあります。ただ、どの年も見頃の時期は長くて1週間しかありませんので、1週間ずれるとほぼ全て枯れ落ちて見所が全くない状態となります。そのため、当WebSiteでは見頃の時期を逃さないように情報提供しております。なお、リンク部分をクリックするとその時の速報と雪渓カレンダーを確認することができます。

 

【紅葉情報−富士見沢付近(標高2500〜2600m付近)】
★見頃を迎えました(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

 
宝徳霊神バス停付近

こちらは標高2500メートル付近の位ヶ原エリア。先週と比べるとウラジロナナカマド・ダケカンバともに色づきが進んでいて、見頃を迎えています。

もう少し詳細にお伝えすると、ウラジロナナカマドはやや発色が遅れていますが、これ以上の発色が得られるかどうか微妙はところ。例年ならこのまま枯れてもおかしくありませんが、昨年はここから発色が進みました。ダケカンバは、これから発色が進んでいくものと思われます。

 

2021年の宝徳霊神バス停付近
2021ノリクラ 雪渓カレンダー紅葉版 Vol.5(2021/10/02) @

2020年の宝徳霊神バス停付近
2020ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.5(Vol.22 2020/10/03) @

2019年の宝徳霊神バス停付近
2019ノリクラ 雪渓カレンダーVol.22(2019/10/05) C

こちらは過去3年間の様子。この画像と比較すると、ダケカンバの黄色の鮮やかさが今年と違います。今年は1週間ほど遅いため、おそらく、次週末にはこのような状態まで進むものと思います。

 

先週の富士見沢
ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版
Vol.4(2022/09/24) @
今回の富士見沢

富士見沢は、先週の段階ではウラジロナナカマドが色づき始めた状態でしたが、今週はほぼ終了し、大黒尾根付近のダケカンバが発色を始めています。

 

富士見沢のウラジロナナカマド
ほぼ終了した状態です

富士見沢のウラジロナナカマドはご覧の通り、一部で発色が続いているものがありますが、大半が枯れ落ちています。

 

2019年の富士見沢
2019ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2019/10/05) C
2020年の富士見沢
2020ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.5(Vol.22 2020/10/03) @
2021年の富士見沢
2021ノリクラ 雪渓カレンダー
紅葉版 Vol.5(2021/10/02) @

こちらは過去3年間のの富士見沢です。どの画像も大黒尾根のダケカンバの黄色がきれいになっています。今年は1週間ほど遅いため、おそらく、次週末にはこれらの画像のように、ダケカンバの黄色がきれいになって行くものと思われます。

 

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