ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版

Vol.2(2022/09/10) @

 

 

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(Update:2022/09/11)

 

乗鞍の紅葉は、標高2700m付近の大雪渓(見頃:9月下旬〜10月上旬)から、標高1500m付近の乗鞍高原(見頃10月上旬〜中旬)まで、約1ヶ月にわたり楽しむことができます。当WebSiteでは9月〜10月の2ヶ月間、週末ごとの紅葉状況をお伝えします。今シーズンから、代表的な撮影ポイントでの紅葉状況を、GoogleMapを利用してお伝えしております。代表的な撮影ポイントはお勧めのビューポイントでもありますので、地図をご確認の上、現地にお越しいただければと思います。

現段階では、まだ、紅葉が始まったといえるレベルではありませんが、先週と比べると、色づいている箇所がちらほらと増えてきました。上部の大雪渓・位ヶ原よりも、中腹の冷泉〜摩利支天付近のほうがその傾向が強く見られます。昨年と比べると、ほぼ同じかやや遅い状況です。見頃は9月下旬か10月上旬のどちらかで、期間は1週間程度と短いのでご注意ください。


◎ 今回の目次

Page-1 :  【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】        【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】        【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】 

●参考資料●
(見頃の時期) −過去6年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア (Page-1)
(紅葉情報) − 紅葉総合INDEX
(地図) − GoogleMap【乗鞍大雪渓WebSite】乗鞍紅葉状況(2022/09/10時点) 

 

 

GoogleMap上に今回の撮影ポイントを表示してあります。また、県道乗鞍岳線のカーブ番号も合わせて表示させておりますので参考になさってください。(撮影ポイントとカーブ番号は別レイヤーにしてありますので、表示を切り替えることが可能です)

 

【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★

大雪渓付近

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。

<紅葉関連情報>
過去5年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア) − こちら
■ 紅葉まとめ − 紅葉総合INDEX
■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  

大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)

 こちらは標高2600メートルの大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。まだ始まったレベルには達していません。、昨年よりやや遅い状況です。

【過去6年間の見頃の時期(大雪渓・位ヶ原エリア)】

 

毎週土曜日の取材日をもとに判断しておりますので、真のピークは前後数日のズレがあると考えてください。

【2021年】  ■2020年9月25日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.4紅葉情報

【2020年】  ■2020年10月3日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.5紅葉情報

【2019年】  ■2019年10月4日(金)     (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.22紅葉情報

【2018年】  ■2018年9月22日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報

【2017年】  ■2017年9月30日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.21紅葉情報 )

【2016年】  ■2016年9月24日(土)       (ノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.20紅葉情報

→見頃は9月下旬 または 10月上旬のどちらかの1週間程度(注:9月下旬〜10月上旬ではありません)

 

こちらは過去6年間の見頃の時期をまとめたもの。おおむね、9月下旬か10月上旬であることがわかります。ここで間違えてはいけないのは、「9月下旬から10月上旬まで」ではなく、「9月下旬 または 10月上旬のどちらか」ということです。上部エリア(最近は中腹もですが...)の紅葉は1週間程度しか賞味期限がないからです。

 

2016年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2016ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.19(2016/09/17〜18) D
2017年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2017/09/16) C
2018年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2018ノリクラ雪渓カレンダー 
Vol.19(2018/09/15) C
2019年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2019ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.19(2019/09/14) C
2020年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2020ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.2(Vol.19 2020/09/12) @
2021年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2021ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.2紅葉情報(2021/09/11)

過去6年間と比べ、2016年以外とほぼ同じ状況。

 

2021年の大雪渓付近
2021ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.2紅葉情報(2021/09/11)
今回の大雪渓付近

こちらは大雪渓エリアの中でも早めに紅葉が進む箇所で、昨年とほぼ同じような紅葉の進み具合を見ることができます。

 

【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

位ヶ原−宝徳霊神バス停付近

標高2500メートル付近の位ヶ原エリアもまだ紅葉は始まっていません。

 

2021年の位ヶ原−宝徳霊神バス停付近
2021ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.2紅葉情報(2021/09/11)

こちらは昨年の様子。昨年のほうが黄色味かかった部分が多く、今年は昨年よりも進み具合が遅い傾向。

 

2021年の富士見沢
2021ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.2紅葉情報(2021/09/11)
今回の富士見沢

富士見沢もは同様で、色の変化が昨年のほうが早い状態。

 

今回の位ヶ原お花畑

7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。

 

2021年の位ヶ原お花畑
2021ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.2紅葉情報(2021/09/11)

こちらは、昨年の7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。盆栽状のウラジロナナカマドで、昨年のほうが若干黄色味がかった部分が多く、今年は昨年よりも進み具合がやや遅い傾向です。

 

今回のツアーコース入口(11号カーブ)

ツアーコース入口付近の11号カーブのウラジロナナカマド。先々週から色づきが始まっています。

 

2016年のツアーコース入口(11号カーブ)
2016ノリクラ 雪渓カレンダー 
Vol.19(2016/09/17〜18) D
2017年のツアーコース入口(11号カーブ)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2017/09/16) C
2018年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2018ノリクラ 雪渓カレンダー 
Vol.19(2018/09/15) C
2019年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2019ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2019/09/14) C
2020年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2020ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.2(Vol.19 2020/09/12) @
2021年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2021ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.2紅葉情報(2021/09/11)

過去6年と比べて、今年は手前のウラジロナナカマドは枯れ始めていると見られますが、一部で青い部分も見られます。

 

今回の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口

手前にあるウラジロナナカマドがこちら。前述のとおり、一部で枯れ始めていて、青い部分も残っています。

 

2016年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2016ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.18(2016/09/10〜11) D
2017年のツアーコース入口(11号カーブ)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2017/09/16) C
2018年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2018ノリクラ 雪渓カレンダー 
Vol.19(2018/09/15) C
2019年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2019ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2019/09/14) C
2020年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2020ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.2(Vol.19 2020/09/12) @
2021年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2021ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.2紅葉情報(2021/09/11)

2016年・2018年は紅葉の良くない年で、画像のとおり枯れ始めていて、見頃は9月24日・9月22日と早い年でした。また、画像はありませんが、2014年は紅葉が非常に良い年で、9月上旬の段階では進行が非常に遅く、まだ青い部分が残っている状態でした。

今年は枯れ始めている部分と青い部分がどちらもあって、状態が良いのか悪いのか判断が難しいところです。

 

宝徳霊神付近

大雪渓位ヶ原エリアの見頃は、例年通りの9月下旬か10月上旬のいずれかだと思われます。

 

【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】

★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

冷泉

今年の冷泉〜摩利支天までの中腹エリアは、上部の大雪渓・位ヶ原よりもやや早めに進んでいます。こちらは標高2230メートルの冷泉。一部で色づきが始まった状態。

 

2016年の冷泉
2016ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2016/09/17〜18) F
2017年の冷泉
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2017/09/16) D
2018年の冷泉
2018ノリクラ 雪渓カレンダー 
Vol.19(2018/09/15) C
2019年の冷泉
2019ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2019/09/14) C
2020年の冷泉
2020ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.2(Vol.19 2020/09/12) @
2021年の冷泉
2021ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.2紅葉情報(2021/09/11)

昨年よりは遅めでも、例年と比べると、今年は進み具合が早い年に分類されると思われます。

 

冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)

冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。こちらも色づきが一部始まっています。

 

2021年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2021ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.2紅葉情報(2021/09/11)

2020年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2020ノリクラ 雪渓カレンダーVol.2(Vol.19 2020/09/12) @

2019年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2019ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2019/09/14) C

2018年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2018/09/15) C

この箇所は過去と比べると、色づきはやや遅い状態。

 

部分的には紅葉が見られる

29号カーブ上 直線区間

冷泉〜摩利支天の中腹エリアでは、ダケカンバで部分的な色づきがみられるようになってきました(左上)。また、ダケカンバも部分的な色づきが始まりました(右上)。最近は上部の大雪渓・位ヶ原とほぼ同時に見頃を迎える傾向が見られ、、昨年の28号カーブ付近では、大雪渓・位ヶ原がピークを迎えた9月下旬には、すでに枯れ始める様子が見られています。

今年は昨年よりも進み具合が遅いですが、大雪渓・位ヶ原よりもやや早く色づいている傾向が見られますので、昨年のように大雪渓・位ヶ原よりも早くピークを迎える箇所があるかもしれません。中腹エリアの本格的な色づきは9月中旬ごろから始まり、9月下旬から10月上旬ごろが見頃と思われます。

 


 

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